本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062115834
みんなの感想まとめ
陰惨で残忍な北欧ミステリーの中で、切り裂きジャック事件の真相に迫る物語が展開されます。著者は、事件に興味を抱く警察担当の記者であり、その後の調査を通じて、深い闇に潜む真実を追求します。多額の私財を注ぎ...
感想・レビュー・書評
-
陰惨で残忍な北欧ミステリーで免疫がついているとはいえ、この本はかなり重かった。途中で気分が悪くなって、投げ出しそうになった。なぜなら、この事件はノンフィクションだからだ。
警察担当の記者、その後、検屍局にテクニカル・ライターやコンピューター・アナリストとして勤務し、理不尽に殺された弱く脆い女・子供達の仇を討つように正義を暴いてきたパトリシア・コーンフェルが、旅先で100年以上前にイギリスを震撼させ、正体のわからぬままの切り裂きジャック事件の権威との出会いを得て、事件に興味を持ち、自身の「検屍官」シリーズのネタに使えるかもしれないと思い、調べ始めたところから、彼女の執念の調査がスタートする。実に七億円の私財を投入して、DNAや筆跡・紙質の専門家を雇い、イギリスに調査に送り出し、自らも足を運び、膨大な手紙や宿帳、警察の報告書、審問の記録に当たり、最新の検査を施していく。
数々の証拠が画家シッカートが犯人だと指し示していても、真実はイギリスの深い霧のように暗く立ちこめ、この先も晴れることはないだろう。
しかし、シッカートが切り裂きジャックであるか否かは闇の中だが、シッカートの中に切り裂きジャックと同じ危うい精神状態があり、彼もまた狂気の人である事は間違いない。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
作家パトリシア・コーンウェルによる、切り裂きジャック像が綴られた一冊。
冒頭から犯人は芸術家シッカートであると決定され、頁を追うごとにその疑いが濃いものになってゆきます。
しかし、様々な容疑者が上がる中で、シッカートのみが濃厚な黒なのでしょうか。
確かに一つの可能性としては読めますが、事件の真相への確かな一歩かどうかはわかりません。
本書の訳者あとがきにも記されていますが、“最終的な判断は読者にゆだねざるをえない”のです。 -
切り裂きジャックが誰なのかが分かった状態で話が進むので読み始めに困惑した。
この現代に切り裂きジャックが現れたら、どれだけで逮捕されるのだろう?
それとも今の科学捜査をかいくぐるような巧妙な手口で逃げ切るのだろうか?
読んでいる限りではとても大胆な行動を起こしているけれど、
やはり画家という職業がそれを覆い隠してしまったのかね。
今となっては犯人特定は永久に無理だろうけれど特定できるものなら是非して欲しい。
切り裂きジャックのターゲットとなった人が売春婦だけではなかったことが一番の衝撃。
読み終わって、久々にパトリシア・コーンウェルの検死官シリーズが読みたくなりました。 -
姉に薦められて読んでみました。
ハンパじゃなく怖かったです…。
この方の小説は何冊か読んだことがあるのですが変質者、といいましょうか。シリアルキラーの本がほんっとうに怖くって夜寝られなくなった思い出があります。
現代の精神分析や科学技術を使い、精神的な面から、科学技術から過去の迷宮入りとされていた事件に挑むのは読んでいて面白かったです。
それにしても。あの手紙を書いたのは本当に切り裂きジャックだったのかなあ?と個人的には本を読み終わった後も疑問に思いました。ただ、確かに首のデッサンとかは殺された女性に酷似してましたが…。
最下層の人間だから、人々に蔑まされている職業をしているから、と言う理由で一体今までどれだけの売春婦が殺されたのやら。世界で一番殺人された人間の多い職業なのだと思います。そういう人間を自身の快楽のためだけに殺すなんて…殺人を犯す方がよっぽど人間として下等だと思います。本当に。 -
パトリシア・コーンウェルの『検視官』シリーズが好きで色々読んでいて。
そのパトリシアが書いた物なので興味がありました。
切り裂きジャックの犯人が誰なのかがわかる!というので読んでみました。
一言で、難しいです・・・。 -
パトリシア・コーンウェルの本ということで、飛びついて読んでしまった。切り裂きジャックについて、私はあまり知らなかったので、本当に奇奇怪怪な事件であり、その真相や、規模は計り知れないことが伺えた。パトリシア・コーンウェル自身が私財を投げ打って(訳者あとがきにて、七億円とか…)現代で出来る証拠をあげていく様は、はらはらするが、現代に科学、知識等を駆使しても、絶対の証拠はでなかった。ここまでしても、18世紀のロンドンで起こった未曾有の犯罪は迷宮入りとなっている。私的意見は、ロマンを感じる。確かに、これが、架空であれば凄いスケールだ!と思うが、犯罪があり、実際に殺され、だが、犯人が捕まっていないとは、はやり由々しきことであろう。今度、本当に犯人が捕まること(判明できる、確たる証拠が出てくること)を祈ります。
-
切り裂きジャックマニアにオススメ。
退屈な部分もあるので、ちょっと読む、とかそういうのは向きません。 -
パトリシア・コーンウェルの『検視官』シリーズが好きで色々読んでいますが。
この切り裂きジャックの真相がわかる!!というので読んでみました。
ロンドンで娼婦を惨殺した連続殺人犯のあだ名が切り裂きジャック
DNA鑑定や紙の分析、コンピュータによる画像処理、筆跡やの絵画の細かな検証
ちょっと複雑な感じで読んでて途中で飽きモードに・・・σ(^_^;)
もっと簡単にわかりやすいのを求めていた私なので(笑)
-
犯人は奴じゃないとは言い切れない、っていうような内容が一冊続いている感じ・・・
-
読み止し本ですが,コーンウエルならではの筆の運びです。アプローチは刑事コロンボだけど・・・。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
パトリシア・コーンウェルの作品
本棚登録 :
感想 :
