- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062117104
作品紹介・あらすじ
今の自分をリセットすれば、周りも変わる?友人関係にどこか冷めている中2の三帆が砂浜で出会ったのは……。居心地の悪いまま、他者と比べたり、合わせようとして苦しんでいる10代に贈るメッセージ。
感想・レビュー・書評
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10代のもやもやした苛立ちをえがいた物語。
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本の装丁が面白くて何気に読んでみた。作品の良し悪しというより残念ながら私の好みではない。読み終わっても特に感想らしきものが浮かんでこない。最近どうも読む本が自分のストライクゾーンから外れることが多いなあ。
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少し前に読了。魚住さんは何冊目かなぁ。
中途半端で煮え切らない感じの展開が、魚住さんらしくていいなと思う。けれど、その点からいうと結末の明るさがちょっと浮いてみえる。変にオチをつけるより、煮え切らないまま終わった方がむしろよかったような…。
けっきょくお母さんは父親のところに行ってたのかしら。 -
なんとなくタイトルに惹かれた。
リセットって出来たらいいな~って思うし。
この本にはリセットの仕方が書いてあるけど、
登場人物たちには何か変化があったのだろうか。
みんなリセットしたいんだな~って。
主人公の三帆の気持ちってなんとなくわかるし、
あかりに頬を叩かれた時に、
私も痛いって感じた。 -
65点。昔は日本人作家のY.A.としては定番だったんだけどな。
生活感がない家庭の中学生女子の話。
森絵都の「宇宙のみなしご」が好きな子にすすめたい。 -
物心つく頃から母子家庭で育った中学生の主人公が、住んでいるマンションの
すぐ近くにある砂浜でキャンプをしている男性に出会う。
それが実の父親で、動揺しつつも交流を重ねるうちに、父から新生法というものを教えてもらう。
そしてある夜その儀式をいじめていたクラスメート、同じマンションに住む男の子
そして父と試してみるというストーリー。
児童書で主人公が中学生の割りに、母親を名前で書いたり硬い文体だった。3人称のせいかな。
「誰でも呪いの1つや2つはかけられながら生きている」というテーマや、中盤の展開は
いいのだけれど、後半の方でテーマをすりかえられたような違和感が残る。
例えば、「物語(儀式のようなもの)」は本心から逃げなければ不必要というけれど
そう思うに至ったのは、やはり儀式を経験したからじゃないのかなぁと思ってしまう。
あと、母のことはお母さんと呼ぶのに、父のことは「パパ」なのがなぜなのかわからなかった。
それでも、作者の書くどこか冷めた中学生はうまいなぁと感じる。
クールなだけでなく、脆弱な部分も書かれているのがとてもよかった。 -
変わらず嫌なオンナが出てくる話。魚住さんの周りにかつてこういうサンプルの良いのがいたんだろうか?と思っちゃうほど似たようなちくちくいじわる系がまた出てきた。つまり、こういうのはどこにでもいる、というか誰の心にも巣食ってる部分なんだろうな。しかし、その棘は相手とタイミングを見て出したり引っこめたりするのだろうと、思春期から数十年たった今は思う。しかし、現代はこういう風に主導権が一か所のままにはない。ネットで中傷されたり逆にそいつが次の標的になるとか。
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全然おぼえてない。
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つまらないし
よく分からないのでおすすめしません。