赤い鳥は館に帰る 有栖川有栖エッセイ集

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 115
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062117500

感想・レビュー・書評

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  • この本のタイトルと同じエッセイがよかった。
    なぜ新本格と呼ばれる人たちが出てきたのか、ってやつ。
    赤い実を食べたからだ!って。
    本格を読んで育ったんだから、ってことなのね。
    あとは産経新聞に連載してた新聞批評が当時のことが思い出されるな。
    新聞に載ってただけあって文章がかたくて読みづらいけど。

  • ミステリガイドになるかと思いレンタル。
    ミステリのコンテンツのみ読了。
    古典も読まないと、と思いました。
    P・D・ジェイムズ、探そう。

  • 有栖川有栖は何をみつめ、何を考えているのか?ミステリ気分に満ちあふれた待望のエッセイ集―。 (「BOOK」データベースより)

    ミステリー
    時事
    カンサイ
    日々

    様々なところに掲載された文章を、上記4つのカテゴリーに分けてまとめられたもの。
    ちょっとアレなところもありましたが、関西とミステリに対する、氏の情熱はしっかり伝わってきました(笑)。
    潮音・風音が、見事予想的中でちょっと嬉しかった♪

  • 基本的にどんなに好きな作品でも作者の思考には興味がないというか、むしろ混乱しちゃうのでエッセイとか敬遠してたんですが。
    最近このひとは、作品じゃなくて根っこが好きなのかなぁと思い始めていたのでためしに。
    が、いちばん好きなエッセイが○○だったということは、やはり作品どまりにしておいた方が良いようです・笑。

  • 有栖川有栖のエッセイ集第1弾。

    これまでに発表した小説以外の文章を纏めたもので、「ミステリ」「時事」「カンサイ」「日々」の四章で構成しています。

    ミステリに対する考え方や素顔が垣間見えます。ミステリの推薦文も入っていて、読んでみたい小説がいくつかできました。
    「日々」の中のSちゃんKちゃんシリーズが面白かったです。普通に読み進めていたら、最後に「えぇ!?」となりました。有栖川先生の遊び心ですね(笑)

  • エッセイ集 第一弾。

    新聞連載していたり、寄稿したものなどを集めたエッセイ集。
    小説推薦文とか、集めてみると、意外と面白いもんだなぁ。オビ書きまで集めてる!!

    特に新聞批評は、当時の事件の各紙の扱い方の比較や批評が面白く、もっと読みたくなった。
    流石物書きは良くも悪くも理屈で考え、
    それを文章化できるのが、とても魅力的な能力だと思う。

    続きもあるらしい。ぜひ読んでみようと思う。

  • ミステリーが好きなことがよく伝わってくる。
    こちらも刺激されて、読みたくなる。

  • 有栖川有栖のエッセイ集。ミステリーについてなどは結構興味深い。あと…ほんまに関西好きやね、このおっちゃん!

  • 有栖川有栖が小説以外に書いた文章をまとめたものです。
    ミステリ(Alice in Mysteryland)時事(Alice in Real World)カンサイ(Alice in Kansai)日々(Alice in Daily Life)の4章立てです。
    有栖川有栖が大好きな私のような人間にはかなり面白い本でした。
    有栖川有栖がどういうふうにものを考える人なのか、そういうことは中々小説だけでは伝わってきませんから。

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著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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