- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062117784
作品紹介・あらすじ
名札は見ない、額縁は見る。目あての絵を、好きな順番で見る。常識にとらわれない美術館の歩き方など誰もが腑に落ちる「鑑賞の王道」術。
感想・レビュー・書評
-
2022.01.08 朝活読書サロンで紹介を受ける。モナリザの「モナ」とは女性器のこと。メモ魔のダヴィンチはモナリザについてはメモを残していない。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先日、「西洋美術は読むもの」という本を読んだところで、こちらはその真反対、「五感」で鑑賞しようという本です。
「人間には、その時にその人が欲しているものを美味しく感じて、感覚的に見分ける能力が備わっている」を前提に、自身の感覚で、鮮烈な実感を伴った美術鑑賞を目指そう、と。
なんでも、絵を記憶するには、観る(視覚)だけではダメで、そこで何かを飲食して、その味や香りとともに心に刻んでおけば、月日が経ってなお、その食べ物の匂い(嗅覚)や味(味覚)によって、絵をありありと思い出すことができるのだとか。私は(食べ物に興味がないせいか)まったくピンとこないのですが…
「実感の伴わない知識の話が嫌い」と強くおっしゃってることも加味すると、この著者はきっと「地」の星座だろうという気がしてなりません。「空気」のサインなら、名画の時代背景やその他もろもろを知るのが好きだろうし。←余分な話デス -
2009/09/18 読了
-
時には飲食だって必要になってくる。