プラネタリウムのふたご

  • 講談社
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本棚登録 : 1093
レビュー : 250
  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062118262

感想・レビュー・書評

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  • 文庫を読んで好きになり、ついにはハードカバーも買ってしまった。
    何度でも読み返したい本。

  • 秋ふかいプラネタリウムの薄闇に、耳を破るような赤ん坊の泣き声がひびきわたったのは、午後四時の投影がはしわまってから、十二分ほど過ぎたころだった。西の空にはデネブ、ベガ、アルタイルが、季節遅れの第三角をえがき、テンペルタットル彗星の見かけの軌跡が、南天の端を斜めに横切っていた。

  • 2005.7.30

  • 自分だけにできる役割を立派にやりすごすというのは、ふたごのことだけのように思えて、考えてみると登場人物みんなに、引いては読者にまで言えることなんだろうな・・・。 老女の言葉の後から、ひとつひとつ見つかり始めたような心地がしました。

  • 2003年6月17日読了。

  • 最近長編は、よっぽど乗らないと中だるむ!

  • プラネタリウムもサーカスも設定はきらきらしててかわいいけどどこか影がある。
    ちょっとさびしいな

  • 1ページ1ページ読み進めるのにワクワクして、
    1ページ1ページ終わりに近づくのがいやだった。

    泣いた。
    悲しくて。

    泣いた。
    温かくて。


    『だまされる才覚がひとにないと、この世はかさっかさの世界になってしまう。』


    (素晴らしい本なので、文庫ではなく敢えて四六版の方で紹介。)

  • 久しぶりのいしいしんじ。

    麦ふみクーツェを諦めてしまったので
    読めるか心配でしたが(笑)、頭の中に浮かんでくるのは
    ステキなイメージばかりで、本当にすいすい話が進みました。

    ラストには涙が止まらなくて
    どうしてこんなラストにしたんだー!と憤りさえ・・・。
    それくらい、私のなかでテンペル、タットル、泣き男が活き活きと
    息づいていたのだと思う。

    目の見えないお婆さんも
    署長さんも
    工場の従業員も
    外国から働きに来ている人たちも
    郵便局員たちも
    テオ一座も
    みーんな格好良い人たちで

    トリツカレ男のように舞台になってくれないかなぁ、と希望!
    アニメでも可!!

  • 途中で読めなくなって一度閉じたほど、胸が締め付けられました。
    物語最後のとっておきのうそには、温かな気持ちでいっぱいになります。

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著者プロフィール

1966年生まれ。作家。著書に「アムステルダムの犬」(講談社)、「ぶらんこ乗り」(新潮社)、「トリツカレ男」(新潮社)、「悪
声」(文藝春秋)ほか。「麦ふみクーツェ」(新潮社)で坪田譲治文学賞受賞。京都府在住。

「2019年 『靴のおはなし2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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