プラネタリウムのふたご

  • 講談社
3.91
  • (259)
  • (147)
  • (297)
  • (12)
  • (0)
本棚登録 : 1092
レビュー : 250
  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062118262

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「騙す」という言葉のイメージが、このお話を読んで変わりました。2007年に読んだんだけど、忍たまの双忍っぽいという意見を見掛けたので、その視点でもう一度読み直したい。

  • 彗星の見える夜に落ちていたふたご。テンペルタットルの物語。
    ふたごははなしてはいけない。

  •  泣けます。
    悲しくてどうしようもない気持ちになって
    涙が止まらなくてびっくりしました。
    でも最後は悲しいなりにも納得の行く終わりかたで
    あ、読んでよかったんだな
    と思いました。
    安い言葉しか並べられない自分がもどかしい

  • 「ぼくにじゃなきゃ務まらない役柄。この世に用意されているぼくだけの仕事。ぼくにはいま、自分にできることしかできない。ただこの仕事だけは、ぜったいに手をぬかず、なんとしても、やりとおさなければならないのだ。」

    何年か前から読みたいなぁ、と思ってやっと読み終えた。なんとも長い道のりだった・・・。
    読み終わって思ったのは、どうやら京大出身者作家とは反りが合わないかもしれない、ということ。
    まだ予測だけれど、どうにもこうにも、なんだかなぁとフワフワ雨が降りそうな黒い雲の中にいる感じがする。

    この人の本は、まだ数冊しか読んでないのだけれど、エッセイは面白く読んだ。
    小説は、どかんと喪失感を与える人だなぁ、という印象。
    喪失感を与えてその喪失感を掬わず、まぁ一緒にいようか、という方向でしょうか。
    そんなことを思った1冊でした。

    【5/1読了・初読・市立図書館】

  • 久しぶりのいしいしんじ。
    こんな、涙がでるほど素敵な話に巡り会えてよかったと、素直に言えます。

    登場する人物が、みんなみんな好きです 
    プラネタリウム行きたいなあ

  • プラネタリウムが見たくなる。

    なんかストーリーは複雑でもなんでもなくて、
    でもひとつひとつの内容が素敵だった。

    文章の端々にちょっとしたいたずら心、
    みたいなものが見えて微笑ましい気持ちになった。
    例えば寝床のくだりとか。

    だまされる、ということに関して、
    あぁこういう風に見れればそんなに悪いもんじゃないよね。
    とか、そんなことを思った。

    ふたごももちろんいいんだけど、
    ふたごの周りの人たちがとてもよい。
    人を作るのはいつだって周りの人なのだな、と思います。
    繋がっていることの大切さがじわじわと染みました。

  • いしいしんじさんの作品は、いつも切なくて優しくて心が温まる。

    どんな辛いことやひどいことがあってもそれを責めたりしないで、
    受け入れ、前を向いている。

    決してハッピーエンドではないけど、それでもやっりじわっと心
    を温めてくれた。大人のための寓話。

  • すごくお気に入りの作品。

  •  返却期限が迫っていて、時間もあんまりなくて、急いで読んでしまった本。ごめんなさい、です。ゆっくりじっくり読んだら、もっともっとすごかっただろうに。(心のなかが)

  • 赤ん坊の頃、プラネタリウムで拾われたふたごの男の子、テンペルとタットル。
    見た目はそっくりだけど、性格はまったく違う二人は、やがて別々の人生を歩き出す。
    体が離れても、二人はいつも一緒にいるみたいだ。
    まるで、ふたつの氷山みたいに、やがて溶け出して一緒になる。
    あるいは、目に見えない6本目の指をそっとつないでいるみたいに、ずっとつながっている。

全250件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1966年生まれ。作家。著書に「アムステルダムの犬」(講談社)、「ぶらんこ乗り」(新潮社)、「トリツカレ男」(新潮社)、「悪
声」(文藝春秋)ほか。「麦ふみクーツェ」(新潮社)で坪田譲治文学賞受賞。京都府在住。

「2019年 『靴のおはなし2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

プラネタリウムのふたごのその他の作品

いしいしんじの作品

ツイートする