プラネタリウムのふたご

  • 講談社
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本棚登録 : 1093
レビュー : 250
  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062118262

作品紹介・あらすじ

星の見えない村でうまれ、ひとりは手品師になり、ひとりは星の語り部になった。『麦ふみクーツェ』につづく、書下ろし長編小説。

感想・レビュー・書評

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  • 少しずつ少しずつ読んでいきました。
    愛おしいです。

  • 物語に登場する人々の心の交流がとても綺麗でどこか幻想的にも感じました。

    プラネタリウムでの星座の解説は実際に語り部の声が聞こえてきそうな臨場感があり、星々の話はロマンチックで惹きこまれます。読んでいる途中星空を見上げて星座を確かめてみたくなりました。

    登場人物それぞれの愛情、プラネタリウムという舞台、星座にまつわる話、それらが物語に優しく溶け込んでいてとてもいい雰囲気を作り出しています。

    深い悲しみでさえも、ほのかな温かさ、優しさで包みこんでいくところ。
    さすが、いしいしんじです。

  • 華やかな舞台の上(じゃない時もあるけど)と、山の中の小さな村の中と言う、全然違う世界だけど、ふたごそれぞれのまわりの人に対する優しさで、和やかな気持ちになれた。


    ふたごが最後に再会して終わりかな~と思いきや…。

    備品室での泣き男。

    最後の優しさに溢れた手品。

    山に消えてくパイプ。



    いしいしんじさんの本は初めて読んだけど、他の本も読んでみたいと思った。

    最後に、子供の頃のふたごや栓ぬきのような「だまされる才覚」、欲しいな。

  • はじめは世界がつかめなくて、しんどかったのですが、最後はとても悲しいいながらも、心が研ぎ澄まされたような気持ちになりました。

  • サイン入り

  • 前から気になっていた本だったので借りました。
    最後の最後までドキドキして暖かい気持ちにひたれる本でした。
    言葉づかいもとても優しい感じでどこかなつかしい気分になりました。
    http://www.lib.miyakyo-u.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=205895

  • 星が見えない村にある、プラネタリウムで拾われた双子。
    成長した双子は一人はサーカス団の手品師となって世界中を巡り、一人は育ての親の元でプラネタリウムの解説員となった。
    別々の道を進みながらも、にせものを人々に見せ続ける双子の物語。

    ◆大きな起伏が少なく、序盤は少し冗長に感じてしまいましたが丁寧に伏線が張られていました。
    少しせつないけれど、決して悲しいだけではない清々しい読後感。

    騙す・騙される事についての認識が変わる一冊。
    作中でいくつか本当にだまされましたが、とても心地良かったです。

  • 7号掲載【配置場所】工大一般図書【請求記号】913.6||I【資料ID】10506394

  • 騙されたままでいるという魔法と、幸福。

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著者プロフィール

1966年生まれ。作家。著書に「アムステルダムの犬」(講談社)、「ぶらんこ乗り」(新潮社)、「トリツカレ男」(新潮社)、「悪
声」(文藝春秋)ほか。「麦ふみクーツェ」(新潮社)で坪田譲治文学賞受賞。京都府在住。

「2019年 『靴のおはなし2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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