全論・諸葛孔明

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 13
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062118972

作品紹介・あらすじ

諸葛孔明の生涯・文章・旧跡から、日中文人による評論・漢詩まで、孔明を全方向から検証、紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 孔明に対する評論や、孔明が登場する詩を紹介する章が特に興味深く面白かったです。中国の長い歴史の中で行われてきた孔明に対する議論や、日本における孔明像を垣間見ることができました。

  • 孔明について書かれた評論が面白い。

    孔明と同時代に生きた人物からは、その才能と義を称えられる文書が多いが、それ以降では賛否両論分かれる。

    孔明が蜀を拠点に選んだ時点で、間違っていたという物や、孔明が4次北伐以降も生き続けていればあと3~5年で魏を倒せたという物がある。司馬慰と孔明を比較する文では、何れも孔明に軍配をあげている。

    険しい地形によって守られた蜀は、一つの国として守り、繁栄させていくには適していたかに思われるが、そこを拠点にして天下統一を目指すには不適に思える。劉備が国を構えて、呉と力を並べ、魏を睨むにはやはりそこしかなかったのかもしれない。4度も北伐をしかけながらも達成できず逝ってしまったのは、単に「天命」ではなく、やはり孔明にはその力がなかったということかもしれない。

  • 【配架場所】 図書館1F 289.2/SHO

  • 後半の同時代及び後世の諸葛亮への評価が面白かった。
    やっぱり蜀を獲ったのは不義と批難されてたりするのね(笑)

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著者プロフィール

1953年東京生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士後期課程単位修得。二松学舎大学講師、朝日カルチャーセンター、早稲田大学エクステンションセンター講師などをつとめた。著書に『素書』(明徳出版社)、『三国志人物事典』(講談社)、『1分間でわかる「菜根譚」』(三笠書房)、『三国志40人の名脇役』(二玄社)、『中国古代史 司馬遷「史記」の世界』(KADOKAWA)、監修に『知れば知るほど面白い「その後」の三国志』(実業之日本社)などがある。

「2020年 『諸子百家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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