ファッションファッショ

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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062119917

感想・レビュー・書評

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  • 過激にファッションの話をする二人。聞き耳をたてるくらいがいい。

  • ファッションでこれだけ語れると面白い。

    海外の映画のファッション、
    育ちの良さを隠しても出てしまうってところで感心

    そんなところに注目したことなかったなあ。

  • バイト先の先輩に借りた本で作家の山田詠美さんとピーコの対談集。なんかの雑誌の連載だったらしい。 二人の毒舌ぶりが健在でした。

  • ピーコと山田詠美が、彼女らにそぐわない(と思われる)ちょっとお嬢様な雑誌Styleで連載を持って、ファッションをこき下ろしたトーク。

    私は、ピーコさんのセンスはどうか?と思うけど、
    山田詠美さんは、なかなか個性的で、どこからどうみてもいつも山田詠美らしさが出ていて見習うべきところがあるのなあと踏んでいるのですが、
    図書館で見つけたので、最近仕事の都合で、ビジネス関連とかサービス関連の本ばっかり読みこなしていて、食傷気味だったので、雑誌感覚で電車の中で気分転換できそうな本を。。。ということで借りてみました。

    いってることが文句ばっかりなんだけど、おもしろかったです。

  • 大好きな作家、山田詠美さん(とピーコさん)の価値観や考え方に触れられてよかった。ステキな作品を書く人はやはりステキなのだと実感しました。

  • 足を引きずって歩く、今時の女の子が履くミュールの音。
    「ブスブスブスブス、って聞こえない?」
    ・・・確かに!(爆笑)

  • Amyとピーコの「昨今のファッションをばっさり斬る!」対談集。昨今といっても2000年くらいかな?
    私にとってはまさに趣味、娯楽、の本でした。
    たまにはこーいうの、いいね。

    詠美:日本人はTPOが苦手なんだよね。パーティとかでロングドレス着てバーキン持ってる人とかいるもの。
    (バーキンは荷物をいっぱい入れたいJane Birkinの要望で作られたから)
    ピーコ:バカ、死ねばいいのよ。

    ピーコ:昔はいつも、足のサイズより小さい靴をはいてて、「イッターイ」というのが快感だったの。この靴もいっぱい血、吸ったわって。(笑)

    日本人のブランド信仰をめった斬り。
    おしゃれ=信念、ヒールが好きなら足から血出ようが履き通す。

    …あー、すきだわ♡♡♡

    「流行」が薄っぺらい月1の雑誌1冊にまとめられて、ほんとにその格好したクローンが実際に街にうようよしてるなんて、どうやら日本だけらしい。
    大量生産の商業化製品に何か疑問を抱かないのか。
    何がモテ服じゃー。とかね。

    BTW, こんなお話も。

    詠美:あのころ(70's)のヒッピーって、アメリカでは思想だったじゃない?日本では結局、思想じゃなくて、物真似だから、汚いというかなんか変だったのよね。

    この本を読めば読むほど、ファッションて見かけだけじゃないんだって思った。なんか思想っていうか。

    明らかアウトオブファッションなのに、有無を言わせず、こちらを納得させる人は、これまで生きてきたことに、中味のあるひと。中味が素敵だったら、外見なんて関係ない。

    そして、あたしは同時に、どんなに痛くても、snobbyにマノロだのJCだのヒールはいちゃう女の人も大好きなんだな♡
    どんなに高尚な本etc読んでもここは変わらないってことですか。w

    一見contradictoryに見える論だけどしっくりきた!
    しかし楽しかったなー。大満足。続編の「マインド編」も一緒に読みました。

  • マインド編を先に読み、どうしても読みたくなってその前の巻を手に取る。今度こそは、と単行本にしたのにやっぱり写真がなかった。雑誌連載時からなかったようである。ここでも「みっともない」ことが大嫌いなお二人のパワー炸裂。「ファッションチェック」ファンは絶対に読むべし。

  • この二人の組み合わせが、すごくカッコいい!

  • 山田詠美さんの鋭利さにビックリ
    あとピーコの高感度がアップ

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著者プロフィール

1959年東京生まれ。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16年「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞を受賞。他の著書『ぼくは勉強ができない』『姫君』『学問』『つみびと』『ファースト クラッシュ』『血も涙もある』他多数。



「2022年 『私のことだま漂流記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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