LAST

著者 :
  • 講談社
3.11
  • (22)
  • (59)
  • (310)
  • (44)
  • (5)
本棚登録 : 657
レビュー : 116
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062120500

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 読んでいてワクワク感が出てこなかった。
    IWGPシリーズと比べてしまうんだなぁ。

  • 東京の薄汚れた風景も美しく感じられるような気がしました。

  • まさにLAST

  • ◆ラストライド
    ◆ラストジョブ
    ◆ラストコール・・・いつものように、営業の仕事中にサボッていた上条和之は、年内で閉店だというポスターに誘われ、さびれたテレホンクラブにふらふらと入った。電話の相手はメグミと言い、サクラかと思われる程の話のうまさと美貌の持ち主。すっかり気を許し、メグミの身の上話に付き合っていたが・・・。
    ◆ラストホーム
    ◆ラストドロー・・・ローン返済に追われ、毎日取り立てに追われる日々の出村秀行は、”ちょっと危険な仕事だがありえないくらい稼げる、借金はすぐにチャラになる”という回収屋の話にのり、中国人と組んで、出し子として動くことになってしまった。
    ◆ラストシュート
    ◆ラストバトル
    以上7篇を収録した短編集。

     追い詰められて後がない人々を描いたダークめの作品集だが、その追い詰められる理由は借金によるものが多い。また、テレクラや売春など、性描写も多め。【ラストコール】や【ラストドロー】は好きだが、他はちょっとオチが弱いかなぁ。

    ◆ラストコール・・・物語途中での、話の雰囲気の変わりようがすごすぎる。ほのぼの(とまではいかない)が一転、ホラーへ。結果、一番ダークだった・・・よね?
    ◆ラストドロー・・・華麗なまでに主人公が裏切られるラストが気持ちいい。やっぱり犯罪は犯罪、世の中そんなにうまくはいかないということか。

  • 途中でやめようかなーと思うとちょっと救われる話があって。
    結局また全部読んでしまった…。
    石田衣良の短編ってそういうのが多い。

    でもこれは正直……気持ち悪いかなぁ。
    基本的に最初から救いのない人があがくんだけど
    でも救われない(ことが多い)っていう短編。

    ラストホームとラストゲームがなんとか救われる気がする。

  • 石田作品はほとんど好きだけど、たまに外れがあるし、表紙からさけたくなるものもある。これもそうだ。とにかく暗い。短編集だが毎回暗くてうんざりする。どう暗いかというと、主人公というより状況が暗いのだ。
    八方塞りすぎる。今の不景気と閉塞感あふれる社会ではよみたくない。

  • タイトルどおり、「終わり」に瀕した人たちの物語。救いのある結末あり、救いのない結末もあり……全体的に後味はよろしくないかも。まさに「ダークでビター」。他の石田作品はまだ全然読んだことがないのだけれど、これってこの人の作風とはちょっと違うのかな。
    「ラストコール」や「ラストシュート」の衝撃的なラストが好み。特に「ラストシュート」は全体的にえげつなくて、かなりの迫力。そしてこのオチはかなり意外だった。その分、衝撃度も大。
    それにしてもサラ金ネタが多いなあ……。そういうところから借りるのはやめとこうっと(笑)。

  • 何かが壊れたり終わっていく過程。
    曖昧で薄暗くて救いがあるのかないのか、
    それを自分がどう思っているのか分からないまま読み進めたけど
    最後の読んで、救われるのを望んでいたと気づいた。

  • えっそこで終わり? という終わり方が多かったんですが、ひやーっとした。

    暗くは無いけれど、どんどん主人公たちが坂を転がって駆け下りていく様子が目にありありと浮かぶ。

    金って怖い。

  • 様々な人の最後、lastを描いている
    借金で家族をなくした人だったり、おかしな性癖をもってる医者の話だったり
    短編集なので読みやすいと思います

全116件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

石田衣良の作品

ツイートする