LAST

著者 :
  • 講談社
3.11
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本棚登録 : 657
レビュー : 116
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062120500

作品紹介・あらすじ

もう後がない!追いこまれた7人のそれぞれのラスト!運転資金に苦しむ街工場主が闇金の返済期日にとった行動とは?零細企業のサラリーマンが旧式のテレクラで垣間見た地獄。ほか、全7篇。

感想・レビュー・書評

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  • 久々に読んだ石田衣良さん。
    予想外にダーク&ダーティな短編集。
    こういうのって子気味いい(^^)。
    こう思えるのは年の功かな。

  • もう後がない。追い込まれた7人、それぞれのラストを描いたダーク&ビターな短編集。
    『ぼくの別な顔に、震えてください』帯にあった石田氏のこの一言に、それではと読んでみることに。

    借金のカタに家族を売るか、自分の命を差し出すか…なかなかダークな話から始まります。
    ノワールならばもっと悪い奴がいてもいい、事態はもっと最悪の展開を迎えてもいいと最初は少し物足りなく感じたが
    さすが直木賞作家、どの話も短いのにしっかり読ませます。あの作家なら妻と娘を売って逃げた父親に対し息子が復讐を誓う、そんな話になるだろう…
    ついそんな、黒新堂的な想像をしちゃいました。

  • 何か(主にお金)に切羽詰まった人たちの短編集。みんな不幸すぎてどうしよう。ホームレスになった聡の話のラストにじんときた。心臓外科医奈良原の話はひたすら気持ちが悪かった。出し子の出口、看板持ちの都築の話は読後感がよかった。

  • 評価は低いみたいだか、個人的には好きな短編だ。人生追い詰められてから、どう転ぶかが、面白く描かれていて、引き込まれた。

  • 短編集。
    内容は無いような気がしたが、なぜか惹きこまれた。
    作者の技なのか。
    しかし、これが僕が石平さんをよんだLASTになった。

  • どの話もそれぞれ人生のラストという岐路に立たされた男女の話。
    暗いというか読むのに若干疲れる感じがする。
    それでも読みきれたのは短編ばかりだからかな。
    ストーリー自体も面白いしタイトルと内容がよく考えられている。
    とにかく私は借金だけはしないでおこうと思った。

  • 基本的に貧しかったり恵まれない人たちが取る最後の行動の話。皆愛すべき人たち。

  • 基本的にエグい話ばかり。借金地獄であったり、世捨て人であったり。変態もいた。短編ものは好きではないけど、エグいの好きな私にとっては面白かった。さすが石田衣良先生。

  • 短篇集。
    エグいのからライトなものまで、色々とあり面白い。
    短篇集なので、空き時間にも読めてOK。

  • もう最後だという時、自分はどんな気持ちでどんな行動をとるんだろう?

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著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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