すらすら読める徒然草

  • 講談社 (2004年4月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (274ページ) / ISBN・EAN: 9784062120531

作品紹介・あらすじ

「されば、人、死を憎まば生(しょう)を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや」
長年たえず口に唱え、みずからを励ましてきた言葉を選んで、いわば「わが徒然草」といったものを作ってみた。徒然草の魅力を伝えるひとつの試みである。(中野孝次)

総ルビつき原文 著者オリジナル現代語訳つき

閑(しず)かなる山の奥、無常の敵(かたき)競(きお)ひ来らざらんや。その死に臨めること、軍(いくさ)の陣に進めるに同じ。
生死の問題は、今を生きる上で考えずにいられぬ緊急の関心事だったのである。……人は本来なら、いかに無事太平の世に生きようとも、つねに同じ課題をつきつけられているのだ。そのことを我々に最もよく示しているのが『徒然草』なのであって、この随筆文学の永遠の新しさはそこにこそあると言っていい。――(本文より)

みんなの感想まとめ

この作品は、古典的な随筆文学の魅力を現代の読者に伝えることを目的としています。全243段の中から厳選された59段を、テーマごとに12章に分類し、解説を加えることで、内容がより理解しやすくなっています。...

感想・レビュー・書評

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  • 『徒然草』全243段から59段を抄録、59段を「1.世俗譚 2.しばらく楽しむ 3.なんとなくいい話 4.生死 5.名人 6.シンプルライフ 7.一事に専念せよ 8.心のふしぎ 9.よき趣味、悪しき趣味 10.美とは何か 11ありがたい話 12.実践的教訓」の12章に分類、解説をしている。

  • 図書館。引越しで時間無くざっと読みになってしまったが、良い。次行く土地の図書館に同じ本は無いみたい。その図書館の徒然草関係の本読んでみて、しっくり来るのが無ければこの本を何処かで借りて再読しよう。2017/9/29

  • 課題に出されたので読みました。

    説明などもついていて分かりやすい。

  • わかりやすい。
    いい分類をしている。
    74、75、155 の格段が印象的。

  • この本を読んで、より古典文学に興味が沸きました。
    私のような少ない知識を持った者でも、多少読めました。
    (もちろん現代語訳がついていますが。)
    所々興味深い文章がありました。
    ただ、もう少し直訳の方が私には合っているかも知れません。。
    これから、色んな古典文学の現代語訳付きの本を読んでみようかな!

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著者プロフィール

ドイツ文学者、小説家、評論家。1925年生まれ、東京大学文学部独文科卒業。元國學院大學教授。カフカ、マックス・フリッシュ、グラスなど現代ドイツ文学の作家を多数翻訳。1972年に最初の著書を刊行後は、『ブリューゲルへの旅』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、『麦熟るる日に』(平林たい子文学賞受賞)、『ハラスのいた日々』(新田次郎文学賞受賞)などを発表し、『清貧の思想』(1992年刊行)がベストセラーとなる。元神奈川文学振興会理事長。2004年に死去。

「2025年 『犬の年 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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