- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062120562
感想・レビュー・書評
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著書に、偶然を偶然と思うな というものがあったが、
別にそう思っていたわけじゃないけど偶然から紹介された。
偶然出会った人の会社にお邪魔し、話を聞かせてもらい、
最後に『これが半分以上わかるなら君は成功するよ。
でも半分もわかんなかったら、まだまだだと思いなさい。』
と進められた本。
内容は小説だった。
一人の起業家が興した会社で
そのご出てくる一般的には特殊な問題を
メンターと共に乗り越えていく。
病気・別離・資金繰り・裏切りをこえて
ライフサイクルについて学んでいくという内容。
それは急成長企業には裏の辛い面があることを中心に
展開されていて、軽く神妙だ。
読んでいるうちに、ああこういう人いるいる。
こういう状況あるある。と思うことがある。
ベンチャーにいるなら自らの組織に対して考えられ、
会社組織だけじゃない。様々な組織にあててみると
それも指標になるのかな。
良書にであった気がしました。
実は、所属する会社にあてはめて読んでいました。
よくにている。。。と思いながら読んでおり、
不思議な感覚でした。
また、後で知ったんだけど会社にもこの本がありました。
社長とその周辺の人が読んでいたようです。
ちょうど主人公の会社とよく似ており、不思議でした。 -
これから起業する方や起業家、成長企業の経営者、幹部の方などに是非読んで欲しい一冊。
本書は成功者の光の部分だけではなく、影の部分も伝えている。家庭の問題や、成長期などに起こる課題がパターン化でき、ストーリー形式で分かりやすく読める。
印象的だったのは、起業当初なかなか受注が取れず、焦ってしまい現状を客観的に見れなくて諦める方も多い。もちろん扱う商品や時代などにもよると思うが、、、
いち営業マンでも同じように時期尚早の判断をしてしまうことは多いはず。
起業家だけではなく、多くの方にオススメできる本である。 -
自分は企業家ではないけど、小さい会社に出向したときに、本当に忙し買った時のことを思い出しました。
みんな一生懸命働いているんだけど、全然事業が好転しない。
本当にギクシャクしてました。
そんな中、親会社からのテコ入れもあり、リストラ敢行するとともに、経営システムを導入し、事業が回っていくようになりました。
また、その時は本当に忙しく、妻に子供の面倒は任せっきりだったけど、子供が2回も入院しました。
子供は、親の状況を感じとり、自らが病気になったりすると記述がありましたが、当時の自分の状態もそれに近かったのかもしれないなぁ。
やっぱり仕事するには、家族がベースですね。 -
成功者が成功する過程で遭遇する事件をパターン化して書かれているフィクション。
ただ、読んだらどんなビジネスを行っている人でも興奮するであろう。社内、そして過程に次々降りかかる人間関係やシステム、経理などの問題。それらをギリギリで、しかし人間同士の対話によって解決する様は、そのまま実行してもうまく行く事だろう。
何度も繰り返して、気軽に読める本。面白い! -
ハッピーエンドのビジネス本ばかり読んでいた私にはとても衝撃的な本だった。
努力すれば何とかなると思っていたがが、確かに時間がかかるだろうな。
石ころを磨き続けるよりも、いかにしてダイヤの原石を見つけて磨くか、タイミングが大事であることに納得。
それから、怒りは行動によってしか解消されないということがとても印象的。
解消できないと、会社から家庭に持ち込まれて家庭内のより弱者に向かうなんて驚いたがそうかもしれないと思った。
自分のこれまでの生き方、考え方にスパイスが与えられた感じだ。
すごく面白かった。泣けた。 -
カテゴリをビジネスにしましたが、小説です。
著者自身の体験や起業家をたくさん見てきたことをベースに成功の裏にある落とし穴、起業して成功していく中で陥る失敗パターンについて書かれています。私は起業家ではないですが、Amazon のレビューを見ていると、本当に自分がたどった道が描かれている、と起業家のコメントが寄せられています。起業を考えている人、すでに会社経営をしている人も一読の価値はあるのではないかと思います。頭の隅にとどめていおいて損はない内容だと思いました。
私は一会社員ですが、会社に対する思いや周囲の同僚に対する見方を改めさせてくれる一冊だと思いました。 -
MBAの参考図書だったので読んでみた。1個のストーリーの中で流れが解説されており、納得感のある内容だった。
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成功者の悩みを知れてよかった
分からない世界を知れてよかった
人間はやっぱり欲には逆らえないとも感じた
他人の助言を聞ける人
周りの人を見る幅広い目を持つこと
近くの人でも悪い人は断つこと
家族の重要性
私は女なのでどんな工夫が必要か他の本なと読んで考えなければならないと思った
奥さん視点の物語も見てみたかった
スタッフの育て方は適度な距離感をとることにあると感じる。 -
久しぶりに実態感のある学びが多い著書だった。
経営者として未来に埋もれている地雷を先に発見した感覚。
自分自身はまだ一社員であり、上司や社長がどのように考えて行動しているのかを把握するという、視座を高める役割も果たしてくれた。
マネージャー層は必見だと思う。