9月11日からの僕のこと

著者 : 小林紀晴

• 講談社 (2003年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[A.K.Iさんの感想 · 2014年11月1日]

中国語、日本語、英語という言葉からくる戸惑い感に共感した部分も大きいけど、一つの出来事が、心にじわじわと影響していく感じが、なんとも伝わってきて、全体を流れる答えの出ないループ感に、どっぷりシンクロしてしまった。

[haruさんの感想 · 2010年6月21日]

2004年3月14日読了。

著者プロフィール

1968年長野県生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。新聞社カメラマンを経て1991年独立。アジアを多く旅して作品を制作する。また近年は日本国内の祭祀、自らの故郷である諏訪地域などを撮影している。紀行、ノンフィクション、小説なども執筆。近著に『まばゆい残像』『孵化する夜の啼き声』『深い沈黙』など。1997年『DAYS ASIA』で日本写真協会新人賞、2013年『遠くから来た舟』で第22回林忠彦賞を受賞。2021年に初監督映画作品『トオイと正人』で国際ニューヨーク映画祭、南京国際映画祭入賞。東京工芸大学芸術学部写真学科教授。

「2021年 『深い沈黙』 で使われていた紹介文から引用しています。」