妖怪アパートの幽雅な日常(1) (YA! ENTERTAINMENT)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062120661

作品紹介・あらすじ

夕士が高校入学と同時に始めた、あこがれの下宿生活。幼い頃に両親を事故で亡くしたため、早く独り立ちをするのが彼の夢。ところがそこには、ちょっと変わった、しかし人情味あふれる"住人たち"が暮らしていた…。

感想・レビュー・書評

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  • 高校生夕士の見つけた格安物件は妖怪アパート。徐々に妖怪に馴染んでいき,霊能力も開花。悪霊からクリを守る犬シロは,人間より上等。妖怪の賄いさんがいたり,物の怪と人間の連携プレーがあったり,楽しい話。

  • 再読。
    中学生の頃、夢中で読んでました。

    「“自分”ってものをしっかりつくることができなかった人間は、なにがあっても自分に自信が持てないんだよ」
    おもしろいだけじゃなくて考えさせられる言葉がたくさんある。
    これから先何度でも読みたい。

    お握りに喜ぶ物の怪たちが可愛い。
    私も妖怪アパートの住人になりたい〜!

    • ゆうりさん
      pipipiさん、こんばんは。
      私も中学生の頃妖アパにハマり、つい最近再読しました。10年振りです(*´꒳`*)
      中学生の頃とはまた違った目...
      pipipiさん、こんばんは。
      私も中学生の頃妖アパにハマり、つい最近再読しました。10年振りです(*´꒳`*)
      中学生の頃とはまた違った目線で気付きがあって、非常に面白かったです。
      妖アパの登場人物たちの言葉、本当に深いですよね…。
      2024/03/23
    • pipipiさん
      ゆうりさん、コメントありがとうございます。
      私もおよそ10年ぶりの再読でした!
      大人になってわかる気付き、ありますよね…
      やっぱりだい...
      ゆうりさん、コメントありがとうございます。
      私もおよそ10年ぶりの再読でした!
      大人になってわかる気付き、ありますよね…
      やっぱりだいすきな物語だと実感^^

      2024/03/23
  • 子ども向きかと思ってたが、大人が読んでも楽しめる。
    妖怪アパートって 不気味な感じがしたけど そこには何かあたたかいものがある。

  • この本は、遠い昔に放り投げた、温かい気持ちを思い出させてくれる一冊だ…!

    というのは言い過ぎかもしれませんが、
    人間関係が難しすぎて面倒くさくて何もかも放り出したい!
    そんな気持ちになった時に、この本を読むと、なんとなくちょっと落ち着いた視点から周りを見渡せたかもしれない。
    そんなに思い悩まなくてもいいんだ、と思えたかもしれない。

    つまり、中学生くらいの自分に読ませたかった…
    そんな本です。

  • こんなに面白いと思ったの久しぶりでした。
    うるっときたのも…。続きを買いに行ってこよう!

    • kuroayameさん
      わーっp(^_^)q 。
      私は今五巻をちょうど読んでいたので、とても嬉しくて嬉しくて(^○^)。
      このシリーズ、憎たらしいほどに病みつきにな...
      わーっp(^_^)q 。
      私は今五巻をちょうど読んでいたので、とても嬉しくて嬉しくて(^○^)。
      このシリーズ、憎たらしいほどに病みつきになりますよーっ♪( ´▽`)。
      覚悟してください(o^^o)。
      もう少年の成長して行く姿がわくわくしますよねd(^_^o)。
      2012/10/26
    • Piccolinoさん
      続きを何冊か纏めて買おうと思いましたが、近所の小さな本屋さんでは、3.4.5巻が売り切れでした(´;ω;`)2巻があってよかったです!読むの...
      続きを何冊か纏めて買おうと思いましたが、近所の小さな本屋さんでは、3.4.5巻が売り切れでした(´;ω;`)2巻があってよかったです!読むのわくわくです( ´ ▽ ` )ノ
      2012/10/28
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「うるっときたのも…。」
      作者香月日輪の真っ直ぐさが身に沁みますね。
      「うるっときたのも…。」
      作者香月日輪の真っ直ぐさが身に沁みますね。
      2012/10/30
  • うわ~~~
    この本は本当に面白かった!!

    登場人物が皆魅力的だな~
    るり子さんの手料理が食べてみたい~!
    おばけとか苦手だけどこのアパートに住んでみたくなりました

    文庫版が出てるみたいなので購入しようかな~~

  • だいすき。

  • 息子のために借りたけど結構面白かった。妖怪ものはいい。

  • 人間と妖怪、人間以外のもの達が共存する世界。歩み寄ってくれているのは妖怪たちの方で、人間はいかに自己中心的な存在であるかを思い知らされるけれども、限りある命の中で新しいものを求めて未来を切り開く尊い存在でもあるわけで。うーん、「人間」とはいかなる存在か、普段気にしないような物事の根本的な部分を突きつけられる物語です。
    主人公の夕士くんは普通の中高生、そんじょそこらの大人よりも思考力、行動力があって、頑張り屋。そんな彼が妖怪アパートの不思議な住人たちとのゆるい掛け合いの中から肩の力を抜きつつ、世の中のあらゆる出来事から知識、知恵、価値観を吸収しようとするエネルギッシュな姿が清々しい作品でした。そして、いつかルリ子さんの絶品料理を食べたい!!

  • 学生時代に読んで1番印象に残っていた本なので久しぶりに読んでみました。
    るり子さんの作るご飯が美味しそうで、想像しただけで食欲が湧いてきます。

    「君の人生は長く、世界は果てしなく広い。肩の力を抜いて行こう」

    学生のころはなんとなく良い一節だなと思っていた程度でしたが、一人で自立し生きている今、あの頃の無理していた自分にかけてあげたい言葉だなと思いました。

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著者プロフィール

和歌山県生まれ。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の作家。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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