英国セント・キルダ島の何も持たない生き方―自分を幸せだと思う哲学

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 46
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062121361

作品紹介・あらすじ

文明と善意がこわしたもの…。イギリスで語り継がれる、世界遺産の島セント・キルダで起きた真実の物語。絶海の孤島に暮らす36人を支えた小さな社会とは。

感想・レビュー・書評

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  • 何気なしに背表紙の「英国」という単語と「セント・キルダ島」という聞き覚えの無い地名に惹かれてこの本を読んでみました。

    冒頭のオカルトチック(?)な描写はちょっとビックリしましたが、
    孤島という特異な環境で培われたセント・キルダ島の原始的な風習、自然、
    「人を疑う」という事を知らないどこまでもピュアな島民の性格、
    それが英国本国で持て囃され、次第に島全体が「文明」に侵され
    ついには島民全員の離島に至るまでのエピソードが、時に当事者の言葉と共に詳細に記されています。
    いろいろと考えさせられました。

  • これはノンフィクションなのか??どうやってこの本を書いたのかの記載がないように思う。

  • 一つの未開の土地がゆっくりと崩壊していく様子
    完結した世界であることは幸せだけれど、変化する権利を奪われてはならないとも思う
    サンプルとして残されることもエゴであるし
    ある価値観のなかで幸せだった人たちが、別の価値観で辛い目に遭うのはそりゃそうだとも思うけど、もとの価値観で幸せでいられなかった人たちは変化した世界で幸せになれたんじゃないかしら

    幸せであることは、幸せな人には簡単で、幸せじゃない人にはむずかしいのだ

  • 作者の英国をこよなく愛する思いが文章の勢いから感じられた。 読みながらふと日本のアイヌ人の事を思った。

  • 4-06-212136-0 233p 2003・11・15 1刷
    ○タイトルだけだと都会から素敵な田舎暮らしを始めましたという響きに見えますが中身はこの島と島民の歴史が記録されている。
    現代に生きる者として考えさせられる。

  • ノンフィクション版「朝の少女」っていう感じ。作者の思い入れは伝わる(やや鼻息荒め??)

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著者プロフィール

自ら取材、撮影をもとに書いたイギリスのエッセイの他、住宅論、日英文化論、恋愛など多岐にわたる。 住宅ノンフィクションでは、東京都下にイギリスで見たコテージ風の家を建てた「戸建て願望」(新潮文庫)。 「老朽マンションの奇跡」(新潮文庫)、「よみがえれ!老朽家屋」(ちくま文庫)などがある。

「2018年 『いつか一人になるための家の持ち方 住まい方 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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