ティーン・パワーをよろしく(1) -誕生!ティーン・パワー株式会社- (YA! ENTERTAINMENT)
- 講談社 (2003年11月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062121460
感想・レビュー・書評
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おこづかい稼ぎのため中学生の仲良し5人組は何でも屋「ティーン・パワー株式会社」を始める。広告を出すために新聞社に行った5人は、早速新聞配達の仕事を受けるのだった。
ちょっと懐かしい海外ドラマのようなノリのライトミステリです。
個性豊かな中学生5人組ですが、その個性もあまり突飛なものではなくごく普通のオーストラリアの中学生。その中学生が新聞社乗っ取り事件に巻き込まれるのですが、妙にきな臭い現実味のある事件に、幽霊騒ぎも混じるという展開が楽しいです。
続きがたくさん刊行されているこのシリーズ。サクサクと読んで、ああ面白かった!と本を閉じる楽しさに満ちています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本語訳だけど、まさに洋書!という感じの文体。
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エミリー・ロッダ「ティーン・パワーをよろしく」
「デルトラ・クエスト」「ローワン」で人気の作家エミリー・ロッダの児童向け推理小説。
第一巻の「誕生! ティーン・パワー株式会社」は邦題で、原題は”The Ghost of Raven Hill(レイヴンヒルのゴースト)”
中学生の子供たち5人が、夏休みにの小遣い欲しさから始めた会社「ティーン・パワー株式会社(Teen Power Inc)」。
新聞会社の「ペン」に「ティーン・パワー株式会社」の広告を持っていったところ、さっそく新聞配達の仕事を受けることとなる。
「ペン」は60年も続く地域密着型の新聞会社なのだが、最近流行の新聞会社「スター」に乗っ取られそうになる。
あからさまな嫌がらせを受ける「ペン」、そして、大きなビルが建つことが計画されている、レイヴンヒルの雑木林「グレン」。この2つの問題の解決に子供たちが活躍する。
5人の特徴あるキャラクターの冴える、名作の始まり。
巻によって主人公が違うそうだけども、今回はお人好しの女のリズ。
次号以降も楽しめそう。
※このシリーズの原作は30巻だされているらしいけども、現在日本で翻訳発刊されているのは12巻までなのがすこし残念・・・。 -
はじめはありきたりで面白くない…
と思っていたけど、読んでいくうちに引き込まれました。
同じ中学2年生でも、私とはえらい違いだと思います。
続きがあるみたいなので、楽しみです♪(´ε` ) -
ペンがつぶれなくてよかった~~~~~~~~~
なにか、仕事がしたい!!!!
というコトで、
なんでもやります!!!!!
という広告をだして、少しでもお金をかせごう!!
というコトになった、五人の少年少女。
名前は、
トム、ニック、リズ、サニー、リッチェル。
トムは、背が高くよく食べる。そして、絵が得意。
ニックは、パソコンが大好き。そして、皮肉屋。
リズは、積極的のお人よし。笑うと、かわいい。
サニーは、いつでもストレッチをしている。運動神経抜群。
リッチェルは、めんどくさがり。学校一の美人さん。
新聞会社は、この町にふるくからある、
ペンという会社にする事にした。
最近、新しく、スターという会社ができ、
ペンが、危なくなってきている。
としったから、ペンを応援しよう!というコトになったからだ。
持って行くと、今にもつぶれそうな家で
なぜか、従業員がぜんぜんいない。
ペンの社長さんがでてきて、
なんと、早速、仕事が頼まれた。
スターはあらゆる手で、ペンを潰そうとしてくる。
その中のひとつで、従業員の引き抜きがある。
給料をペンの二倍にするから。とどんどんひきぬかれていき、
残っているのは、社長のエルモと、ジンマーさんとトニアだけだ。
そこで、ティーンパワーのみんなは新聞配達をする事になった。
そこになんと、エルモという、社長の子供も加わる事になった。
この家はなんと、親子三代エルモという名前なのだ。
社長はエルモ二世と呼ばれている。
仕事をしていくうちに、エルモの家が
借金していると知る五人。
しかも、ペンは無料新聞だから、お金は入ってこない。
どんどん、赤字になっていくばかりだ。
なんとかしようと、立ち上がる
ティーンパワーのみんな。 -
エミリー・ロッダ、
最近、チュウチュウ通りがおもしろくて
人気なので、さかのぼって、読んでみた。
最初はまじめに読んでいたけど、
起こる事件や嫌がらせが
えげつなさすぎて、読み進む気せず、
ものすごくとばし読んだ。 -
中学生6人組が贈るどたばたミステリー。一巻ごとにティーンパワーのうちの一人が主人公となる。男女それぞれ3人ずつのグループであり、それぞれがお互いの特徴を踏まえて行動したりする。古書市で何気なく買った本だが、値段以上の価値があると思う。
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エミリー・ロッダにはローワン・シリーズの続きを書いて欲しい~お金がない夏休みを過ごすのは御免だと考えるリズは何でも屋の会社を開始することにして,地元紙に広告を載せるが,その地元紙自体の存続は,中学生5人+犬一匹(後にもう一人中学生)の溜まり場である森『グレン』同様に怪しい。『グレン』を高層マンションにし,60年の歴史ある新聞社を潰そうとしている張本人は,50年前の仲良し四人組の一人の息子だった~安直な,,ゲーム感覚の,,現代的で,,ノスタルジーの溢れる,,物語ではなくて,,純然たるフィクションの中にヒューマニティーが感じられる物語を期待しているのだけど・・・駄目かなあ
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なかなか愉快で面白い作品。
さくっと簡単に読めちゃうのが魅力。 -
(中学二年生)