乱歩賞作家白の謎

  • 講談社
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本棚登録 : 42
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062121682

作品紹介・あらすじ

『死霊の手』-旗本の三男坊、波之助の釣り船に女の土左衛門が流れ着いた。首筋の痣は相対死の名残か…。『検察捜査・特別篇』-県警本部に男が乱入し、横浜地検の岩崎紀美子に「たれ込み」電話がかかってきた。『920を待ちながら』-神業の腕を持つ伝説のスナイパー。防衛庁情報局の男たちは、姿なき彼に追い詰められ-。『放蕩息子の亀鑑』-「冷たいカルテ」を書いた病院長・童子女の前に現れた不意の訪問客。『脳男』の鬼才が描く「本格」ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 社会派ストーリーは難しい…。
    首藤さんの話が面白かった。
    童子女「うない」って読むのね。

  • (収録作品)検察捜査・特別篇(中嶋博行)/死霊の手(鳥羽亮)/920を待ちながら(福井晴敏)/放蕩息子の亀鑑(首藤瓜於)

  • 江戸川乱歩賞を取った作家による短編集。

  • 乱歩賞作家の短編集。
    福井氏しかまだ見ていなかったりするので星四つ(笑)。

  • 鳥羽亮『死霊の手』、中嶋博行『検察捜査・特別篇』、福井晴敏『920を待ちながら』、首藤瓜於『放蕩息子の亀鑑(きかん)』。鳥羽亮は「う〜ん、いまいちかも」。表面上はうまいことどんでん返しを狙ったのかもしれないんだけど、こーゆーのを読みなれていると「たぶん、これはこうなるんだろうな」と推測してしまうんだよね。中嶋博行は中篇はヘタねって印象をうける。全編に緊迫感があり、それはそれでよかったんだけど。中途半端なところでどどどーっとラストに雪崩れ込みっていうのはなぁ。もうすこしきちっと説明がほしいかんじ。長編でしっかりと書き込むと面白い話になりそうなモノだったのに。福井晴敏よかったです!この長さをうまく使ったつくり、そして一転二転三転する物語。緊迫感ありでドキドキ。うまいです(^^)
    首藤瓜於は短編ですね。こちらも見事。おっというかんじで、そうきたかぁ。

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著者プロフィール

1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。近年は剣豪・時代小説の分野で活躍し、「はぐれ長屋の用心棒」「まほろし銀次捕物帳」「闇の用心棒」「八丁堀剣客同心」「流想十郎蝴蝶剣」シリーズなど作品多数。

「2023年 『剣狼の掟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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