豆腐小僧双六道中ふりだし

著者 :
  • 講談社
3.58
  • (135)
  • (130)
  • (356)
  • (19)
  • (4)
本棚登録 : 1235
レビュー : 151
  • Amazon.co.jp ・本 (676ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062122146

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • いるけどいない、由緒正しい?がとにかくお馬鹿な豆腐小僧が旅に出るまで(というか旅の途中)。さまざまな来歴を持つ妖怪たちが出てきて、京極さんの妖怪への愛とスタンスがよくわかる。様々な現象を「妖怪」やらなんやらで説明することは現代ではほとんどないけど、こんなやつらがその辺をチョロチョロしており、たまに袖を引いたりしていると思うと、少し愉快な気分になる。

  • 豆腐っぽい外見の本。落語のように豆腐小僧が妖怪とからんでいく。
    妖怪絵巻解説のような。
    C0093

  • 自らの存在に疑問だらけの豆腐小僧の珍道中を基本に妖怪とは何かを書いている。後半まで読むスピードが上がらずきつかった。心に余裕がある時でないと楽しめない本かもしれません。

  • 本屋で見たときその分厚さに驚き、著者を見たら京極さんかと納得しました。
    読みながら筋トレができることうけあいです(笑)。

    映画化で読もうと思ったんだけど予告の印象とずいぶん違うしこれをどんな話にするんだか。

    妖怪の哲学書って感じで妖怪といえばの印象がガラリと変わったけど、すぐに小難しいことは忘れちゃうだろうな(苦笑)。

    でも、妖怪の存在が知らないうちに自分に根づいて影響を与えてきたのは確かだなと思った。

  • とりあえず、なんと持ちにくいことでしょう…。
    形や装丁は好きなんだけども。
    膝の上に枕を置いて、さぁ怪しい世界へ。

    自分の存在もぼんやりとしか理解出来てない豆腐小僧。
    鳴屋、スダマ、達磨、化け猫、死神、狐などなど…色々な「化け物」と出会って旅をする物語。

    京極さんらしい、独特な語り口調でゆるやか~にぼんやり~と進む感じ。ちょいちょい挟まれる、お化け講義がおもしろい。お化けがお化けに説く内容かい、と思うけど、勉強になる。
    挿し絵があるともっとお気に入りだったな。

  • 豆腐小僧は和みキャラだけど、だからどうした的な感じで、途中で止まったままになっています。
    続きを読みたい気もあるけど、どうにも優先順位は低いです。

    続編も気になるけど、読む優先順位が上がらない限りは買わないかも。

  • 妖怪とは何か、豊富なうんちくを使って説明する物語。豆腐小僧のキャラクターに和む。

  • ちょっと前に映画?だかになりましたよね。図書館で借りてみました。面白かったです。

    それにしてもかくもマヌケと言うか存在意義がよくわからない妖怪が昔は存在したんだなあと感心しました。面白いものだ。そして相変わらずの京極節と言うか説明長いなあ。妖怪がこんなにきちんと自己認識とその世界観を把握しているとは。なまじっかの人間より学がありそうです。途中解説にはダレましたが豆腐小僧のかわいらしさに救われた感じです。
    最後は駆け足で読んでしまいましたがそのうち買ってゆっくり読みたいなあと思いました。

  • 夏くらいに読み始めたから半年くらい読んでいたことになる。

    回りくどいのは京極作品のいつものことだけど、いや、しかし長かった。

    妖怪たちは恐怖心と現実の現象との間にいる。

  • 妖怪とは人間が、怖いこと不思議なことを説明したり自分で解釈するために作り上げた概念という発想で、物語はコミカルに展開するのですが、薀蓄が少々多すぎて長い…。
    でも、クライマックスは、人間の愚かさとか、妖怪がなぜ今のような形に描かれたのか、納得させられた。
    ラストの豆腐小僧の立派な振る舞いに思わず拍手!

著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

京極夏彦の作品

ツイートする