NO.6〔ナンバーシックス〕#2 (YA! ENTERTAINMENT)

  • 講談社
3.78
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本棚登録 : 2096
感想 : 145
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062122290

作品紹介・あらすじ

2017年の「西ブロック」。「NO.6」を追われ逃亡中の紫苑は未知の世界で、無防備なままネズミの隠れ家を飛び出す。疾走する近未来サバイバル小説第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 紫苑はネズミの隠れ家で同居を始め、西ブロックの生活の中で、廃墟に住むイヌカシや元新聞記者の力河と知り合う。理想と現実の狭間で悩みつつ自分を貫くけれど、ネズミからNO.6と自分、どちらを選ぶか選択を迫られる。NO.6内でも不穏な動き。3巻へ。

    限られた語彙で書かれているけれど豊かな物語だと感じます。すごいなぁ。

  • No.6 2巻目

    西ブロックでネズミと暮らし始める紫苑
    犬を操るイヌカシに出会い、
    母からのメッセージを受け、元新聞記者の力河(りきが)に会いにいく

    留学から祖母の訃報で急きょ帰国した沙布(さふ)は、当局に拘束される
    ネズミは紫苑の母からそのメッセージを受け取るも、紫苑に伝えることを躊躇する

    1生と死と~ハムレット 第五幕 第二場
    2神々の場所~テリピヌの神話「メソポタミアの神話」より
    3魔と聖~西鶴諸国話 「人は化け物、世にない物はなし」
    4冥府の天使~桜の園 第三幕 
    5密やかな危機~スルタン・ビン・サルマン=サウド宇宙飛行士(サウジアラビア)

  • 物語が動きだしてきた感じでわくわくしてきました!

    やっぱりネズミと紫苑の会話がすごいツボです。
    紫苑の「あまり、みくびるなよ」が好きすぎます。

    2人の関係性がこの後どうなっていくのか楽しみすぎる。

    中だるみ感ないのでさくさく読めていいです。二巻一気に読み終わってしまった。最高に好きです。この二巻の空気感。

  • 1巻を読んでから少し時間が空いてしまいましたが、続きは気になるので2巻も手に取りました。

    SFはあまり好みではないのでストーリーよりも、ところどころハッとさせられるようなセリフや表現あり、そこに惹かれているのかもしれません。

    児童書で文字数が少ないので早く読めるし、やっぱり続きが気になるので、3巻も借りようと思っています。

  • 徐々に盛り上がってきた。

  • 面白い

  • ネズミと地下に潜り生活を始める紫苑。
    母の昔の友達と会い、ネズミと距離を縮める。
    母とどうにか連絡を取り合い、お互いに支え合うところに沙布が連行される。
    ネズミは紫苑に伝えるのか…

  • だんだん、話が動いてきました。この親子は、何故新しい世界に毒されないのでしょうか。性格なのかな~。

  • 【あらすじ】シリーズ2巻目。聖都市「No.6」のエリート候補生から一転、犯罪者として逃亡中の身となった紫苑。逃亡先は、理想都市とされる「No.6」の外側「西ブロック」。紫苑は少しずつ、「外」の世界やNo.6の真実を知り始める。
    紫苑の母、火藍や友人沙布の周辺も描かれる。

    【雑感】紫苑とネズミのやりとりを中心に物語が展開。次巻が読みたくなる。今回はあとがきが何より、ずん…ときた。あとがきは特に、大人が読むといろんな気持ちがわきあがるような気がした。

  • 母のよこした暗号の意味を探すため、二人はラッチビルの関係者、力河に会う。イヌカシという商売をしている彼を父親かと疑った紫苑だが、違うらしい。

    同時に進行するNO.6での秘密の実験。
    その実験対象として沙布がさらわれる。

    その事実を紫苑に告げないままのネズミ。そこで物語は終わる。

    紫苑はいいやつだなーと、読みながら思った。
    でも、ある意味普通だと思うんだけど、この世界では甘ちゃんの発想なのね。厳しいわ。

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著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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