• Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062122894

感想・レビュー・書評

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  • さまざまな作家がWEBノベルに寄せた「官能」がテーマのアンソロジー。の作家群のなかに京極さんの名前を見つけたから、掘り出しモノを見つけた気分だったのに。正直読まなきゃよかった。だってことごとくグロい。官能というものを突き詰めるとそうなっていくのが道なのかもしらんけど、私的にはきもちわるかった。津原泰水ツハラヤスミさん「淫魔季」すごくインパクトはあるんだが。。このインキュバスには気持ち悪さしかない、、というかたぶんこの話でじゅわっとくる人はM。あたしは全然。寧ろ腹立つ。山田正紀さん「愛の嵐」これはもういちばんキモチワルイかも。これはS的なんだろうけどソフィアは私の期待するエロスには全くあてはまらん。狂気。そして京極さん「大首」オンモラキとジャミにでてきた“馬鹿”大鷹の、性のトラウマ外伝?うーん。。どうせなら榎木津か中禅寺の官能譚を書いてほしかった。。桐野夏彦「愛ランド」女3人旅行の告白話。。これもなあ。ドキドキよりもゲゲゲってかんじ。貫井徳郎さんの「思慕」これは冒頭でもうラストが見えたけども、里海さんは印象に残ったなあ。皆川博子さん「柘榴」これだけが美しかった。いや私べつにレズではないんですが、文章の描写といいストーリーといい、これはちょっと陶然となるものがあった。読んでよかったのはこれくらい。北野勇作さん「あの穴」。。。きもちわるいよー(;.゚´.艸゚´;.)夢にでてくるよーさのばびち。おえ。我孫子武丸「危険な遊び」これも、M要素が欠落している私としては官能という意味では全く反応できなかったけれども、二枚重ねのラストは良かった。うーん。なんだろう。私の「官能」基準ってちょっとズレてるのかもな。全体的に、M体質の人のほうが合ってそうなアンソロジー、でしたわ。

  • ただの官能小説ではない、と解説で度々書かれていたが、いかんせん普通の官能小説を読んだ事がない為比べられなかった。ただエロというよりエロスという感覚を受けた。

著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

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