- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062123402
感想・レビュー・書評
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ムーミンの登場人物の性格や気持ちが分かりやすく、みんながより魅力的に感じます
この本の内容を踏まえて、またはじめから見返したいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おとぎ話の主人公に試練はつきものだ 戦争になって乏しくなったのは、食べ物や神谷絵の具などの節だけではない。自由な表現が失われていくにつれ、人々の心や気分もどんよりと重くなっていった 旅は新しい出会いをもたらす
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懐かしく、どこか寂しい、ムーミン谷へ。
ムーミン谷のシリーズの紹介。あらすじやキャラクターなど。ネタバレは、少々あるかもしれない。読んだことのない人、昔読んで忘れてしまった人はぜひ。
小さい頃読んだムーミンの物語は、どこか寂しかった。『ムーミン谷の彗星』や『ムーミン谷の夏まつり』、『ムーミンパパの思い出』は、まだ明るい話だが、それでも寂しかった。『ムーミン谷の冬』や『ムーミン谷の十一月』になると、トラウマになるような寂しさを感じた。それは作者のアイデンティティといった作品の背景にあるのかもしれないし、また別のところなのかもしれない。でも、ムーミン谷に惹かれる。大人になった今、もっと惹かれている。 -
ムーミンシリーズの本の解説書。引用、挿絵もあり、内容が分かりやすく纏められていて、入門書としても面白いし、読んだ人にも振り返って整理できる優れもの。
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原作がよみたくなるいい本でした。
原作を読んだことのないひとも大まかな流れとそのときのキャラクターの心情、などがかいてあり読んで終わりではなく。
ちゃんと原作がよみたくなるようになっています!
キャラクターは結構知っている前提かも。
原作を
読みながらキャラクターを知っていきたいという人にはおすすめ、
普通にキャラクターも覚えたい人には不親切です。
最後の話のムーミン谷にムーミンたちがいない話の説明がすごく興味深かったです。
なるほどと思いました。 -
あとがきに著者は「(この本は)九冊のムーミン物語をひとつの完結した作品世界として読みとく試み」と記す。確かにこれを読んだだけでムーミンシリーズの全容がおおまかに、けれどより深く感じ取れる。もちろん読んだ後無性に、かつ猛烈に本編を読みたくなるのだけれど。 それにしてもムーミンママが男前すぎて困る。うーん、好きだ。 この本を読んで再び本編に戻ると、ムーミンシリーズは本当に大人になっても(というか大人だからこそ?)読むべき物語なのだなぁと思う。
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ムーミンシリーズをせっかく読破したので、
研究書も読んでみたくなった。
一般向けであんまり突っ込んで書かれてないけど、
思ってたこと書いてくれてすっきりしたり、
読み流してたこと書いてくれてはっとしたり。
とくに、
ムーミンパパ海へ行く
の解釈はとてもおもしろかったです。
やっぱり海へ行くはかなりの濃さで書かれてるよねー
もう何冊か読みたいです、こういうの。 -
【ほっとしたいときに】
"~最初に出会ったのはどのお話ですか?~
・たのしいムーミン一家
・ムーミン谷の彗星
・ムーミン谷の仲間たち
・ムーミン谷の夏まつり
・ムーミン谷の冬
・ムーミンパパの思い出
・ムーミンパパ海へ行く
・ムーミン谷の十一月
・小さなトロールと大きな洪水
本で読んでみてください 9つの物語を・・・"
【配架場所】図書館1F開架 949.8/TOM -
作品についての説明や、物語の書かれた時代背景など、興味深い話が一杯で楽しく読めました。
アニメでしか観た事がなかったけど、原作を読みたいと思いました。
ムーミンのお話は自分がどうありたいかを考えさせられるお話のようです。 -
25年にも渡る長い間書かれ続けたムーミンシリーズ。
善人ばかりでは無い登場人物(?)の魅力や、その時の作者の状況との関連なと、より深くムーミンシリーズを知るためのヒントがたくさんあって楽しめた。
著者プロフィール
冨原眞弓の作品






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