高く遠く空へ歌ううた (Pulp‐town fiction)

著者 :
  • 講談社
3.32
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本棚登録 : 193
感想 : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062123532

作品紹介・あらすじ

ぼく、また死体を見つけてしまったんです。これで10人目なんです。高くて広い空に囲まれた街で起きる不思議な事件。少年・ギーガンは知らず知らずのうちに事件に巻き込まれていく。第29回メフィスト賞受賞作家が放つ会心作。

感想・レビュー・書評

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  • 義眼の少年ギーガンと仲間たち。
    不思議なチカラと悲しい出来事。
    不思議な町。
    ?なとこもあったけど、いつもながら良い人ばかりが登場する優しい物語。
    ちょいファンタジーで、ガッツリ入り込めなかった。

  • 図書館で借りた。
    「空を見上げる古い歌を口ずさむ」の続編?
    というか?
    同じ系列の話。

  • 2014.2.8読了
    表紙の絵の意味が、読み終わったあとに納得できる。ギーガンが、一連の騒動を通して人間らしい感情を手に入れる。本人が望まぬ悲しい出来事だけど、それを通して生きることについて学ぶ。ちゃんと生きろ。死ぬのは死ぬときに考えればいい。これは、いい言葉だ。

  • 作者のデビュー作品の続編。
    作者の方向性がみえる大事な作品ですね。児童文学と「東京バンドワゴン」の物語の下地を垣間見ました。
    作者はイギリスに思い入れが有るようですが、ディケンズと云うよりもヘッセやトーマス・マンに近いように思います。
    勿論、「タイムマシン」の作者やギッシングやドイルにも関心は及びます。作者の経歴があまり良く判らないのですが、基本的には漱石が言う物語の構成をシッカリと掴んで、舞台へ私達を導いてくれました。
    この作品の続編もあるとしても、解決編は無いでしょう。文学は人間の深層を描き続けるから。

  • 作品が若い感じ。
    ぞくぞくする怖さがある。
    話の展開の仕方は初期作品から巧い。

  • 昨日読んだ『空を見上げる古い歌を口ずさむ』に続いて一気読み。
    同じ“解す者”のシリーズなんだけど、39歳の語り手の回想譚としての前作に比べて、今回は少年の目を通しての作品である分、ジュブナイル小説風になっている。
    昔の寄宿舎を利用した春合宿という設定で、純然たる寄宿舎生活ではないものの、ちょっと『ポーの一族』なんかに出てくるギムナジウムをイメージさせる。
    ただ、しょっちゅう抜け出しているので、少年達が話し合う場としてくらいの意味しか持っていない感じで、せっかくの舞台設定なのにちょっと勿体ない感じもする。
    ギーガンと母親の関係の真相とか、ちょっと消化不良な部分もあり、作品としては前作の方が面白かったかも。

  • 空を見上げる古い歌を口ずさむ、とリンクした部分があっておもしろかったです。

  • 〈内容〉ぼく、また死体を見つけてしまったんです。これで10人目なんです。高くて広い空に囲まれた街で起きる不思議な事件。少年・ギーガンは知らず知らずのうちに事件に巻き込まれていく。第29回メフィスト賞受賞作家が放つ会心作。

  • 「空を見上げ…」の続編です。
    ニックネームはギーガン。義眼だから…。
    不思議と死体に遭遇してしまう少年。
    「空を見上げ…」の続編ということは最後まで読まなければ気が付かないかも…ね

  • 通算10人目の死体を見つけてしまった少年ギーガンと
    寄宿生活の仲間達が
    事件の謎を追う。

    小路さん特有の雰囲気のある世界にもだいぶ慣れてきた。
    オモワセブリな表現もそんな世界観かと読み進めたら
    巻末を見たら前作とリンクしてる模様。
    そちらも読まねば。

    【図書館・初読・2/22読了】

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著者プロフィール

作家

1961年北海道生まれ。広告制作会社を経て、執筆活動へ。2003年『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第29回メフィスト賞を受賞してデビュー。「東京バンドワゴン」シリーズが人気を集めている。著書多数。

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