ICO-霧の城-

  • 講談社 (2004年6月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (542ページ) / ISBN・EAN: 9784062124416

作品紹介・あらすじ

「ぼくが君を守る。だから手を離さないで」
頭に角の生えた生贄の少年。鋼鉄の檻で眠る囚われの少女。2人が運命を変えることを、「霧の城」は許さない。

構想3年。同名コンピュータゲームに触発されて、宮部みゆきがすべての情熱を注ぎ込んだ、渾身のエンタテインメント!

霧の城が呼んでいる。時は満ちた、生贄を捧げよと。
何十年かに1人生まれる、小さな角の生えた子。頭の角は、生贄であることの、まがうことなき「しるし」。13歳のある日、角は一夜にして伸び、水牛のように姿を現す。それこそが「生贄(ニエ)の刻(とき)」。なぜ霧の城は、角の生えた子を求めるのか。

みんなの感想まとめ

独特の世界観と深い感情が交錯する物語が展開されます。頭に角の生えた少年が生贄として捧げられる運命を背負い、彼を助けようとする親友の奮闘が描かれています。中世ヨーロッパを思わせる雰囲気の中、霧の城や村の...

感想・レビュー・書評

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  • ゲームicoのノベライズ
    ゲームicoをプレイしたのがかなり昔で、思い出しながら読んだ
    自分では想像もできないような世界があって、icoの世界がものすごく広がった
    読んでよかった!

  • 宮部みゆきさんの「ICO」読了。ゲームのノベライズ作品。頭に角が生えた赤子を『霧の城』に贄(ニエ)として捧げる決まりがある小さな村から物語が始まる。ニエの少年イコは十三歳で「贄の刻」を迎える。親友のトトはイコを助けるため、ある作戦を考えるのだが。。宮部さんが中世ヨーロッパのような世界観を造り上げてます。幼いイコを育て上げた村長の嫁オネやニエを霧の城まで送り届ける神官団の言動、謎の少女ヨルダ、霧の城内部の描写など、雰囲気があり良かったです。強いて言えばラストはもっと村人とイコの絡みが見たかったなぁ。

  •  ゲームのICOが凄く良くて、もっと色々と世界観を知りたくて読みました。

     正直………ここまでハズレなゲームのノベライズ作品は初めてです…。 ノベライズ作品はよく読みますが、これほどまで馴染めなかったのは初めて。尤も、今までの作品はほぼゲームに忠実に書かれていたから…とも言えるのですが。
     それに比べ、この作品は何よりも、「私のICOと違う」というのが大きいです。と言うか、ICOの良い所が何も書かれていません。

     「この人の手を離さない。僕の魂ごと離してしまう気がするから。」

     これは、ICOのフレーズなのですが、この言葉が全てを表しているのです。が、この小説では全く生かされていません。

     単にICOの名前を借りただけの小説、とすれば面白いかとも思いますが、プロとしてそれもどうよ!?って感じじゃないですか? 創作話を挿入するより、もっとゲームの内面を見つめ、根本にあるものを大事に書いて欲しかったです。大切なことを語らないゲームであっただけに、自分のイメージを押し付けないで欲しかったです。一ファンが個人的に話を書くのではなく、プロとして、仕事として書き、出版という手段で、世間に公表するのであれば尚の事。プロが公式の場で書けば、意図はどうあれ、それをオフィシャル設定で、公認されているものだと判断する人だっているでしょうから。

  • 作者がコンシューマーゲーム「ICO」にインスパイアされて生まれた作品ということで、ゲーム好きとしては読んでおきたかった。
    情景の描写や全体に漂うもの悲ししさが、ゲームの雰囲気そのものといった感じで、没入感の高い作品。

  • 途中やや読み疲れましたが一気に読みました。
    2章目くらいで、なんかキングダムハーツみたいだなぁと思ったら、同名のゲームのノベライズだったのですね。
    後書きでわかりました。
    何が起きるのか緊張して読むのが時々苦しかったのと、理解するのが難しい部分があって、でもそれがまたよかったような気がします。悲しかったし怖かった。。
    イコが12歳だとは思えなかったです。
    ちょっとゲームがやってみたくなりました。

    ハッピーエンドでほんとによかったです。

  • ゲームをプレイされた方はもちろん、プレイされていない宮部先生ファンの方は読んでほしい。ファンタジーとはいえ、爽涼な絵画のような小説。切ないけど、健気な、二人の冒険が味わえます。

  • 2016.07.26 読了

    宮部みゆきが描くファンタジー小説。
    原作はゲーム『ICO』

    私が読書を好きになった契機は小学生の頃に読んだ『ブレイブストーリー』だった。
    この本を手に取ったのも宮部みゆきが描くファンタジー小説をもう一度読んでみようという思いから。

    500ページを超える重厚な小説だったが、登場人物や霧の城の内部構造を細かに描写した丁寧な文体であったため、ゲームを進めるが如く本をめくる手が止まらない面白さだった。

  • 宮部みゆきの入門になった本。底知れないほど暗いが、同時に救いも用意されてて、すごく好き。主人公とヒロインに好感が持てる。

  • おもしろかったです! これゲームとかだったら面白いだろうなあと思ってたら、ゲームだったのでびっくりしました。
    主人公のイコの元気のよさと純粋さといったら、ほんとかわいいです。継母さんもそりゃかわいがりますよーという謎の視点で読んでいました。
    お話としては、お城から脱出するという冒険ものですが、何かの犠牲の上に成り立つ平和だとか、地味に暗い内容の部分も多々あり、ゲームからなのねと知って驚きました。
    ゲームやってみたい! と思わせられたので、まんまと宮部みゆきさんの策略にのってしまったことになりますね!

  • 誰かと手をつなぎたくなる物語

  • もたもたとして全く進まない内容。
    霧につつまれたようなよくわからない描写。
    何が何だかわからない。

    ブレイブストーリーは大好きで、宮部みゆき作品はほとんど大好きですが、この本だけは読めませんでした。
    途中で辛すぎて断念。

  • 入り込めずに挫折。

  • 【ICO-霧の城- 宮部みゆき】
    2001年12月に発売されたPS2用ゲーム『ICO』のノベライズ版。
    主人公は、謎に満ちた「霧の城」に捧げられる生贄という運命を背負った少年・イコ。彼は「霧の城」で鳥かごに囚われた謎の少女・ヨルダと出会う。彼女の手を引き、仕掛けと「影」の襲撃をかいくぐりながら、イコは「霧の城」を脱出しようと試みる――

    ゲームがベースなので、ファンタジー小説というよりも、よりライトノベルに近い読み物ですが、宮部みゆきさんの描く世界観描写が好きで、『ICO』に興味はあったけどプレイしたことない方にはオススメ。
    ただし、結構分厚いので根気は要ります(笑)
    ちなみに、『ICO』は2011年9月にPS3でリメイクされるそうです。小説ページさんでゲームの宣伝もおかしいですが、予習がてら読んでみるのもいいかも?という話でした。

  • 良さが全然わからない・・・途中で挫折。

  • 宮部作品なのに、ページをめくる力がわいてきません。
    なぜだろう。
    リタイアです。

  • びっくりするくらい感想がない。いろいろなことが消化不良のまま終わってしまった感じ。ブレイブストーリーでも思ったけど、この人の書くファンタジーはどうにもおもしろくない。2008/3/1

  • ICOというゲームを私は知りませんが、まぁまぁ楽しめた作品だと思います。が、前にブレイブストーリーを読んでいたので、そっちの方が好きという感じがしてしまうのは残念。ぁ、文は綺麗ですッッ!!生贄として生まれた心理、主人公を思いやる友人、全てが大切な物語でした。結構批判をみましたけれど、個人的にはそれなりに面白かったと思います。

  • つまらん!
    文章がクサイ!
    ゲームが好きだったから読んでみたけどハズレ。

    借りた所:川崎市図書館
    借りた日:2006/06/15-2006/06/29
    読んだ日:2006/06/15-2006/06/29

  • 原作のゲームはやったことがないのだけれど、学生の頃に読み、想像の中で思い描いた風景をずっと覚えている。
    久しぶりにその風景にもう一度出会いたくて10数年ぶりに読み返した。

  • ゲームは未プレイ。(ヒロインの手を引いて移動するぐらいの知識しかない)
    そのおかげか、ファンタジー小説としてすんなり受けとめられた。未知の城へ挑む少年たちのはらはら感が伝わり、先が読めない展開に引きこまれた。

    ただ長いな、とは思う。宮部先生の本はどれもだいたい長いんだが。

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著者プロフィール

宮部 みゆき(みやべ・みゆき):一九六〇年東京都生まれ。八七年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。『火車』で山本周五郎賞、『理由』で直木三十五賞、『名もなき毒』で吉川英治文学賞、ほか多数の文学賞を受賞。『霊験お初捕物控』『ぼんくら』『三島屋変調百物語』シリーズ、『きたきた捕物帖』シリーズなど著書多数。


「2025年 『東海道綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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