近衛秀麿―日本のオーケストラをつくった男

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 21
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062124904

作品紹介・あらすじ

兄は宰相近衛文麿、恋人・愛人は数知れず。山田耕筰との確執、フルトヴェングラーとの交友、そしてユダヤ人救出-世界をうならせた名指揮者の知られざる全貌。

感想・レビュー・書評

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  • 「戦火のマエストロ 近衛秀麿」は戦前のドイツとその周辺での
    秀麿の活動に焦点が当たっていたが、こちらは伝記。
    生まれてから死ぬまでが詳細に・・・良い面も悪い面も、
    称賛も批判もひっくるめての、近衛秀麿の一生を克明に刻んでいる。
    人柄、公家という生まれからくる世間一般とは違う生活とものの見方。
    生まれた頃、36人も召使がいたそうな。
    「よきにはからえ」な感じで丸投げして裏切られるというのも、
    そうなのかもしれない。
    思えば、明治以前は側室がいたし・・・。

    ともあれ、“指揮者”“オーケストラ”を追求し続ける執念は
    スゴイものです。

  • 近衛秀麿について、なぜ今忘れられているか、その経緯がわかる。
    音楽界および NHK の歴史を見直すことができる。

  • 恋人は数知れず、才能と情熱にあふれ、数々の荒波を起こしまくった、日本にもこんな人が実在したんだね(ため息)シリーズ第一弾。

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プロフィール

1941年愛知県生まれ。ノンフィクション作家。『北針』で第1回潮賞ノンフィクション部門特別賞受賞。主な著書に『近衛秀麿――日本のオーケストラをつくった男』(講談社)、『絶海密室』『瀕死の白鳥――亡命者エリアナ・パブロバの生涯』『伊藤博文暗殺事件――闇に葬られた真犯人』(以上、新潮社)、『天皇の暗号――明治維新の140年の玉手箱』(学研パブリッシング)、『8月17日、ソ連軍上陸す――最果ての要衝・占守島攻防記』『「宗谷」の昭和史――南極観測船になった海軍特務艦』(以上、新潮文庫)、『死にざまに見る昭和史――八人の凛然たる〈最期〉』(平凡社新書)、『吉田兼好とは誰だったのか――徒然草の謎』(幻冬舎新書)など。

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