本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062124904
作品紹介・あらすじ
兄は宰相近衛文麿、恋人・愛人は数知れず。山田耕筰との確執、フルトヴェングラーとの交友、そしてユダヤ人救出-世界をうならせた名指揮者の知られざる全貌。
感想・レビュー・書評
-
2020.10.27
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「戦火のマエストロ 近衛秀麿」は戦前のドイツとその周辺での
秀麿の活動に焦点が当たっていたが、こちらは伝記。
生まれてから死ぬまでが詳細に・・・良い面も悪い面も、
称賛も批判もひっくるめての、近衛秀麿の一生を克明に刻んでいる。
人柄、公家という生まれからくる世間一般とは違う生活とものの見方。
生まれた頃、36人も召使がいたそうな。
「よきにはからえ」な感じで丸投げして裏切られるというのも、
そうなのかもしれない。
思えば、明治以前は側室がいたし・・・。
ともあれ、“指揮者”“オーケストラ”を追求し続ける執念は
スゴイものです。 -
近衛秀麿について、なぜ今忘れられているか、その経緯がわかる。
音楽界および NHK の歴史を見直すことができる。 -
恋人は数知れず、才能と情熱にあふれ、数々の荒波を起こしまくった、日本にもこんな人が実在したんだね(ため息)シリーズ第一弾。
全5件中 1 - 5件を表示