都会のトム&ソーヤ (2) 乱!RUN!ラン! YA! ENTERTAINMENT

  • 講談社
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本棚登録 : 2207
感想 : 105
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062125055

作品紹介・あらすじ

謎の天才ゲームクリエイター、栗井栄太からとどいた招待状。創也の頭脳と内人の行動力は、彼のしかける挑戦に勝てるのか!そして、栗井栄太の正体は?

廃ビルの砦にこもって、究極のゲーム作りをめざす創也は、ライバルの天才ゲーム作家に会うため、手がかりを追ってデパートへ。しかし、そこで待っていたものは……。サバイバルの天才、内人を相棒に、都会の中で、新たな冒険がはじまる。

感想・レビュー・書評

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  • 漢字が苦手な娘は私に「読んで〜」と言って読み進めていたのに、いつの間にか一人で読み終わっていました。私も慌てて読了。 主人公の学校での様子が出てきた時は、クラスの男子ってこうだったなあ〜と思って思わず懐かしくなりました。今回も栗井栄太をめぐる冒険、楽しかったです。

  • 一巻が面白かったので買ってみた。

    今回はクリイエイタからの誘いの手紙が……。連休を利用し、館で他プレイヤーと戦う。

    かと思いきや、実は他プレイヤーはクリイエイタだったことが発覚。クリイエイタは個人ではなく、グループ名だった。クリイエイタの秘密を暴いたことで創也と内人はクリイエイタに「ぎゃふん」と言わせ、クリイエイタの創也たちへの敵対心に大きな火をつける。

    それからまたどんちゃん騒ぎだったけれど、最後に、クリイエイタは傘を貸してくれるほど親切でしょうか?という問いには吹き出してしまった。ノー!という言葉とともに館から締め出され、ずぶ濡れになりながら帰っているところを卓也さんのダンプの音がする。それからたんこぶが生成された。

  • 相変わらず1巻からの短刀直入なスタイルで面白かったです。ついに栗井栄太との最終決戦❗️

  • 第一部 鬼ごっこ Day and Night
    …竜王グループ系列のデパートに忍び込んで、鬼から逃げなから謎の集団を追う話。
    内人に一服盛って拉致る創也がヤバすぎる。鬼の正体がイラストから分かった。
    相変わらずこの人のトリックはいまいち腑に落ちないんだけど、登場人物(主に内人)に愛着が湧いてきたので前より読みやすくなってきている。内人のサバイバル術は普通に面白い。

    箸休め わたしを音楽室につれてって
    …米を使うの二度目だなーと思った。話しながらバレないように貼っつけた米を取るの至難の業すぎんか。

    第二部 ゲームの館
    …栗井栄太にゲームの館に招待された創也(とくっついて来た内人)が、『ルージュ・レーブ』を探すゲームをする。間取りとか地図が出てくる(空間が想像できる)話が好きなので面白かった。煙突を登るワクワク感よ。謎解き(栗井の正体)の部分はなるほどねーという感じ。
    最初の枡の問題が面白かった。頭がいいという設定の創也には普通に解けてほしいやつ。

    創也がもっと難解なキャラなんかと思っていたら、意外と早くデレてくるのが微笑ましい。そもそも究極のゲームという設定がいまいち落とし込めていないのだが、二人に愛着が湧いてくるとだんだん面白くなるのかな。
    卓也さんの扱いが適当すぎると思うんだが。

  • 2014/07/17読了
    タイトル通りめっちゃ走っている2人(笑)
    夜のデパートに侵入する話は印象的で、中学校の時に読んでいたけれども、今でも覚えていた。
    少しずつ創也の性格が内人に対しては柔らかく(毒舌は良い傾向…だと思いたい)なっている?ような印象を受ける2巻。

    栗井栄太との直接対決(わりと早くない?)も面白く、キャラクターも独特。

    地味にはやみねさんのあとがきを読むのが楽しみ。

  • 子どもに薦めようかと思い読み始めた都会のトム&ソーヤ。1巻目の方が楽しめたかな~。でもワクワクドキドキ感はあり。創也と内人の絆が深まっていく感じも良い❗

  • 栗井栄太から招待された内藤内人と竜王創也は、栗井栄太に指定された会場へ行き、宝探しをする物語だった。
    栗井栄太の正体がわかり、正式にライバルと認められて良かったと思った。

  • 今回も冒険盛り沢山で楽しかったです!内人と創也のお互いを仲間と認めた感じが何回も表現されていてニヤニヤしていました笑3巻も早く読みたくなりました!

  • 都会のトム&ソーヤ2巻。すっかりいいコンビになってきたみたい。今ではあたりまえのようでも子どものころは冒険みたいに感じられる、はやみねさんの言葉が素敵。
    今回で栗井栄太の正体は明らかになったけど、次巻からはどんな冒険になるのか楽しみ。

  • きのう読み始めて、きょう読了。ちょっと久しぶりな都会トムシリーズ第二巻。
    はやみねさん、やっぱりおもしろい!話はそれほど深くはないし、エンターテインメントだなぁと思うのだけど、それがマイナスの意味にならないのがすごい。創也と内人のかけあいににやにやする。相変わらず、くすぐりかたが上手だなぁ。どちらも一長一短で、相手のことをしょうがないなぁ、と受け入れている感じと、かなわないなぁ、と思っている感じとが両方しっかり伝わってくる。
    次巻も近いうちに読もう!

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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