好き好き大好き超愛してる。

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1200
レビュー : 260
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062125680

感想・レビュー・書評

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  • 「好き好き大好き超愛している」は、すごーく好きだ。冒頭部が完璧すぎる。超好きだ!胸をうたれた。「ろっ骨融合」してみたいし。病院待合室であやうく泣きそうになった。が!!…

    …「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」は。……私の中では、鹿島田真希の「レギオンの花嫁」の再来か!と思った(笑)圧倒的、疾走する感じはすごいけど、わけわかんなーい(°°;)男性としてではなく女性という感覚を味わってみたかったのかな…と思ったり。性的にコンプレックスがあるのかと思ったり。実は舞城さんは女性なのか?と思ったり。(女性作家かもと思って読むと違和感なく世界に入る)疾風怒濤、アニメやコミックっぽいな~と思ったり。こういうの流行っている(いた)のかと思ったり。

    二つの作品のギャップがあり過ぎて、あまりにぶっ飛んでいてウケた。

    恋とか好きとか愛とか夢中になっている時って、その時は気がつかないけど変な「万能感」で満たされている、その過程が描かれているのかな…と思ったり。

  • とくに表題作がすきです。
    タイトル通り、
    大好きってこういうことだよねって深く納得。
    エヴァンゲリオンの元ネタになったというのは本当だろうか。
    私はこっちのがすきです。
    肋骨融合ー!

  • 大切な誰かを失うことと対峙するとき、私たちはどんなリアクションをとるのだろうか。悲しみもする、相手に気遣いもする、そして怒り、天の理不尽を嘆いたりもする。だけれども、日常は変わらず日常であり続けるのだ。死にゆくとわかっていても人はつまらないジョークを言い合い、ちょっとしたことを気にして、言い合って傷つける。

    日常が変わらず日常でありつづけること。愛というものが一つのきれいな結論ではなく、一つの恒常的に続くプロセスということ。その中人は自省し、ときに自分にあきれながらもそのプロセスを続ける。

    無数の同テーマの短編が互いに関連しあいながら、本作はその一つのストーリーを紡ぐ。

  • 友人が「舞城王太郎って一度読んだことあるけど、ひどいよあれ」と結構前に話していた印象が強すぎて、また、手にとってぱらぱらめくってみるとどうにも痛そうな(身体感覚として)表現が多く、敬遠していた。でも、初めて読んだ舞城王太郎のこの作品は、素晴らしい。
    これはまぎれもない愛の物語だ。いくつかのストーリーに分断されているようでいて、しかしひとつの終わりに向かって、筆者はゆるぎない意志と信念をもって突き進む。
    愛する者を失った悲しみを描いた物語は世の中に掃いて捨てるほどあって、そのどれもが使い古された表現でもって陳腐な感傷を繰り返しているに過ぎないけど、この作品は違うと思う。
    強い愛。
    愛は祈りだ。

  • 強烈なタイトルが気になって数年経ち、ふと書店で見つけたので読み始めた。
    この著者の本ははじめてだったがちょっと自分には合わないかな。
    文学的だしロックな勢いも感じるけど自分が読むには若すぎる。
    ヴィレバンとかのブラックライトの明かりで読んだら頭おかしくなりそうなイメージ。
    ザ・サブカルって思えた。
    読みやすい表題作。
    終始グロい後半の書き下ろし。
    10代の時に読んでればまた感じ方は違ったのだろうか。

  • 内容が現実離れしてぶっ飛んでいる。よくわからないので何回か読む必要を感じました。でも、読み終わったときにはなんとなくわかったような感じになる不思議な小説です。一回読みでは気づかない、なにかメッセージがたくさんあるんだろうか。また読んでみよう。

  • 読んでいると背中が痒くなる。

  • 表題作は既読だったが、文庫本には収録されていない『ドリルホール・イン・マイ・ブレイン』を読むため、図書館で単行本を取り寄せた。1ページ先に何が起こるか全く予測できず、夢中で読んだ。一読ではとうてい理解できたとは言えないし、カラーイラストも貴重なので、これは古本を購入して、手元に置かねばと思います。「俺」と「僕」が入れ替わるところを蛍光ペンでチェックしちゃったりもしてみたい。

  • 久々に再読。愛や恋や運命や、思春期の感情を全てひっくるめて文章化していると思う。これを高校生のときに読めて、本当に良かった。

  • amazonのレビューだったか、どこかで「可愛らしい物語」というのを読んだ。
    うん、タイトル+表紙詐欺だ(可愛らしい、が、ピュアな感情を扱ってる、の意ならそこそこ当たってなくはない)。

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著者プロフィール

1973年、福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』で第19回メフィスト賞を受賞しデビュー。03年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』『深夜百太郎』『私はあなたの瞳の林檎』など著書多数。12年には『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、『バイオーグ・トリニティ』(漫画・大暮維人)の原作、『月夜のグルメ』(漫画・奥西チエ)の原案、トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』の翻訳ほか、短編映画『BREAK』や長編アニメ『龍の歯医者』の脚本、短編アニメ『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督などをつとめている。

「2018年 『されど私の可愛い檸檬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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