好き好き大好き超愛してる。

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1200
レビュー : 260
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062125680

感想・レビュー・書評

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  • ドリルホールに

  • 愛、愛っていうけど愛ってなんやねん!という普遍的な疑問に対する、文芸界の異端中の異端児によるド真ん中からの回答。というかこの人は基本愛しか書いてないけども。全部が全部ぶっ飛んだ設定の中で話は進んでいくけど、登場人物たちはその中でまったくもって僕らと同じように愛について悩む。悩む。そして答えを出す。デフォルメされた世界で生み出された答えでも普通の世界で十分通用する。ドリルホールはもう怖いもの見たさというかゆめにっき的というか。どっちも舞城らしすぎる作品。

  • 読まず嫌いだったけど、読んでみても好きにはなれなかった。
    でも気圧された。
    祈るように誰かを愛せる人は、愛しいと思う。恋をすることは出来なくても、愛しいと思う。

  • すごい。言葉でとぶ感覚。

  • 4年ぶりぐらい、2回目ですが読み直しました。
    やはりこれが舞城の最高傑作だと思います。
    「祈り」についてはよくわからないけれど、「愛」についてこんなに的確なことを書ける作家が今までどこにいたのだろうか。
    しかもそれを現実に起こりそうなエピソードではなく、現実にはきっと起こらないようなお話(それは小説の可能性によってゆるされていて、その中にリアリティを描き出すという姿勢)の中に見せているのがすばらしいなと思います。
    でなければ、きっと陳腐な恋愛短編小説になっていたかもしれないなと。2回目なのにまた泣けました。
    単行本だともう1作、超ド変態な短編が収録されていますが、あれはちょっと真面目に愛とか祈りとか小説とかについて書いちゃったこっぱずかしさから舞城が収録したような気がします。
    個人的にドリルホール・インマイブレインはこの作品のよさを相殺しかねないなと心配だったりまあそれも舞城らしいかなどと思ったりでも免疫ない人にはあの舞城の変態さはきつすぎるだろうとか思ったりするけれど、とりあえずもう1篇が収録されてない文庫本バージョンのが好きです。
    ただ単行本の装丁は、今まで出会った本の中でいちばんすき。

  • 俗語調の文体と夢の中で見るような支離滅裂なストーリー展開。新しい文学のスタイルなのかもしれないけど、まったく受け入れられなかった。

  • "ドリルホール・イン・マイ・ブレイン"の方が好き。特に松本先輩。

  • タイトルがいいですよね…文体が好きなのですが、グロテスクでさえ、なければ……

  • 時間が止まってしまった人と
    まだまだ、まだまだ流れている人と。

    それにしても私は、人を愛してなんかないなあ
    (ちゃんと、ね)

    愛される前に愛さないととは思うんだけど
    そこは舞城に任せるね。

  • すごい。こういうのも好きかもしれない。また読みたいなあ。

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著者プロフィール

1973年、福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』で第19回メフィスト賞を受賞しデビュー。03年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』『深夜百太郎』『私はあなたの瞳の林檎』など著書多数。12年には『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、『バイオーグ・トリニティ』(漫画・大暮維人)の原作、『月夜のグルメ』(漫画・奥西チエ)の原案、トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』の翻訳ほか、短編映画『BREAK』や長編アニメ『龍の歯医者』の脚本、短編アニメ『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督などをつとめている。

「2018年 『されど私の可愛い檸檬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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