好き好き大好き超愛してる。

著者 :
  • 講談社
3.49
  • (144)
  • (166)
  • (376)
  • (46)
  • (19)
本棚登録 : 1200
レビュー : 260
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062125680

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「好き好き大好き超愛している」は、すごーく好きだ。冒頭部が完璧すぎる。超好きだ!胸をうたれた。「ろっ骨融合」してみたいし。病院待合室であやうく泣きそうになった。が!!…

    …「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」は。……私の中では、鹿島田真希の「レギオンの花嫁」の再来か!と思った(笑)圧倒的、疾走する感じはすごいけど、わけわかんなーい(°°;)男性としてではなく女性という感覚を味わってみたかったのかな…と思ったり。性的にコンプレックスがあるのかと思ったり。実は舞城さんは女性なのか?と思ったり。(女性作家かもと思って読むと違和感なく世界に入る)疾風怒濤、アニメやコミックっぽいな~と思ったり。こういうの流行っている(いた)のかと思ったり。

    二つの作品のギャップがあり過ぎて、あまりにぶっ飛んでいてウケた。

    恋とか好きとか愛とか夢中になっている時って、その時は気がつかないけど変な「万能感」で満たされている、その過程が描かれているのかな…と思ったり。

  • とくに表題作がすきです。
    タイトル通り、
    大好きってこういうことだよねって深く納得。
    エヴァンゲリオンの元ネタになったというのは本当だろうか。
    私はこっちのがすきです。
    肋骨融合ー!

  • 大切な誰かを失うことと対峙するとき、私たちはどんなリアクションをとるのだろうか。悲しみもする、相手に気遣いもする、そして怒り、天の理不尽を嘆いたりもする。だけれども、日常は変わらず日常であり続けるのだ。死にゆくとわかっていても人はつまらないジョークを言い合い、ちょっとしたことを気にして、言い合って傷つける。

    日常が変わらず日常でありつづけること。愛というものが一つのきれいな結論ではなく、一つの恒常的に続くプロセスということ。その中人は自省し、ときに自分にあきれながらもそのプロセスを続ける。

    無数の同テーマの短編が互いに関連しあいながら、本作はその一つのストーリーを紡ぐ。

  • 友人が「舞城王太郎って一度読んだことあるけど、ひどいよあれ」と結構前に話していた印象が強すぎて、また、手にとってぱらぱらめくってみるとどうにも痛そうな(身体感覚として)表現が多く、敬遠していた。でも、初めて読んだ舞城王太郎のこの作品は、素晴らしい。
    これはまぎれもない愛の物語だ。いくつかのストーリーに分断されているようでいて、しかしひとつの終わりに向かって、筆者はゆるぎない意志と信念をもって突き進む。
    愛する者を失った悲しみを描いた物語は世の中に掃いて捨てるほどあって、そのどれもが使い古された表現でもって陳腐な感傷を繰り返しているに過ぎないけど、この作品は違うと思う。
    強い愛。
    愛は祈りだ。

  • 強烈なタイトルが気になって数年経ち、ふと書店で見つけたので読み始めた。
    この著者の本ははじめてだったがちょっと自分には合わないかな。
    文学的だしロックな勢いも感じるけど自分が読むには若すぎる。
    ヴィレバンとかのブラックライトの明かりで読んだら頭おかしくなりそうなイメージ。
    ザ・サブカルって思えた。
    読みやすい表題作。
    終始グロい後半の書き下ろし。
    10代の時に読んでればまた感じ方は違ったのだろうか。

  • 内容が現実離れしてぶっ飛んでいる。よくわからないので何回か読む必要を感じました。でも、読み終わったときにはなんとなくわかったような感じになる不思議な小説です。一回読みでは気づかない、なにかメッセージがたくさんあるんだろうか。また読んでみよう。

  • 読んでいると背中が痒くなる。

  • 表題作は既読だったが、文庫本には収録されていない『ドリルホール・イン・マイ・ブレイン』を読むため、図書館で単行本を取り寄せた。1ページ先に何が起こるか全く予測できず、夢中で読んだ。一読ではとうてい理解できたとは言えないし、カラーイラストも貴重なので、これは古本を購入して、手元に置かねばと思います。「俺」と「僕」が入れ替わるところを蛍光ペンでチェックしちゃったりもしてみたい。

  • 久々に再読。愛や恋や運命や、思春期の感情を全てひっくるめて文章化していると思う。これを高校生のときに読めて、本当に良かった。

  • amazonのレビューだったか、どこかで「可愛らしい物語」というのを読んだ。
    うん、タイトル+表紙詐欺だ(可愛らしい、が、ピュアな感情を扱ってる、の意ならそこそこ当たってなくはない)。

  • 斬新なオノマトペは好きだけど、どうにもハマれない。

  • 尖がりすぎてて、自分のコンフォートゾーンを大きくはみ出してる。何かメッセージが感じられる気がするけど、伝わってこないというか、同時に読み取る気を奪ってくる。狂気。

  • 文庫のほうは前から持っていて、表題作はほんと大好きで何回読んだんだってぐらい読んでるんですが、「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」なる作品が収録されていると遅ればせながら知ったので図書館で借りてきました。
    表題作とうってかわってエログロの極みで気持ち悪いけど、ページをめくる手が止まらずあっという間に読み終えてしまったので私は舞城王太郎が大好きなんだと思います。

  • ぐろい

  • タイトルのインパクトすごすぎて、何か大好きなものを目の前にすると、自然と「好き好き大好き超愛してる。」って思ってしまう脳みそになってからはや10年。

  • 文庫で読んだけど、単行本の方の装丁が格好よくて好きだった。

    初舞城王太郎でしたが、面白かったけど意図が不明というかやりたいことはわかる気がするけど、ちょっと消化不良。物語ることの功罪について考えてみたり。舞城王太郎は他人があんまり好きじゃないのかなあと思ってみたり。余計なお世話ですね。

    でも読み終わった瞬間の詭弁に騙された感じはよかったです。それを詭弁と呼ぶかはひとそれぞれでしょうが。

  • 舞城王太郎だなーてかんじ。
    グロくて終始支離滅裂。
    文章に勢いがあってついつい読んでしまう。

  • 構成が、わかりにくいかもしれない、っていうか、わからない。

    短編集なのか、これは全て「僕」が書いた小説になっているのか。
    わからないが、とりあえず
    「愛は祈りだ。僕は祈る」この文頭で駆け出す。

    それぞれの主人公の好きな女の子はみんな死ぬ、あるいは死んでいる。
    けれども、喪失感を描いているのではなく、
    どうやって愛していくのか、どうやって愛しぬくのか、
    たぶんそんなことだと思う。

    愛は祈りだ、確かにそうだ、祈ったことを後悔する人なんていない。

  • グロテスクなのにリアルで具合が悪くなった。十代の頃思い描いた精一杯のロックンロールを思い出した。

  • 終始理解不能だけど、ところどころの文章の持つ力がすごい。言葉に力があるというか、誰もが思っていたり感じたりしていることを文章にして、ああこのときのこういう感情は皆感じていることなんだ、みたいな

  • 自由すぎる。なにこの終わりも見えないこの感じ。
    ニモオの話もツトムボーイのラクダサーフィンスタイルも面白い。真剣の中にくっと笑ってしまう感じが楽しい。
    と絶賛しながらも、結局なにがどういう話なのか、一切わかりませんでした。
    ドリルホールインマイブレインも更にわからない。
    でも面白い。何回も読んで、色んな解釈をしていきたいなと思います。

  • 「愛は祈りだ。僕は祈る。」
    同い年の福井の覆面作家、舞城王太郎氏の2004年上期第131回芥川賞候補作。
    「愛」をテーマとする4つの物語、ASMAという体内を喰い散らかす虫に侵された智依子とその彼氏である巧也の物語、がんに侵された柿緒とその彼氏である治の物語、ミスターシスターという夢の修理人であるおじさんと中学生の三坂ツトムの物語、ろっこつ融合により神と戦うイヴのニオモとアダムの石原くんの物語、が、オムニバスのような、互いに相乗効果のあるようなないような感じで錯綜して1作品になっている。
    視点は全て男側からの一人称で、舞台や設定に微妙な差があるとはいえ、結局のところ同じことを何度も考えようとしている。
    題名の軽さやぶっとんだ文体からとっつきやすい感じがするけど、愛と死がテーマになっていて、真面目に読むと重たい内容だ。
    ただ、「阿修羅ガール」のときに味わったぐるぐるする陶酔感はなかった。

  • なんていうかぶっ飛んでて常識を覆されるし、こんなふうに散弾銃で撃ちまくったような文章を書けたら気持ち良いだろうなと思った。共感したりするのがこの本の正しい読み方とは思えないが、ふいに共感してしまう部分は沢山あった。
    私も「死なないでくれ」って言いたかった!

  • 表題作と『ドリルホール・イン・マイ・ブレイン』の二作。身体に悪そうなタイトルだなと思ったら、語り手の彼女が病気だったり頭にドライバー刺されたりしてて読んでて具合悪くなった。いつもの暴力はなりを潜めてはいるが人はバタバタ死ぬし世界は終わりそうだしで油断ならない。救いがなかったりエロ小説みたいだったりするが人が人を想う気持ちは美しく、やっぱりぐっと来る。それにしてもこのタイトル、一昔前なら腹立たしいくらいだったかもしれないが、今ならアリと言うか、思い切ったなあと感心するくらいだ。私も丸くなったものだ。

  • 「好き好き大好き超愛してる。」はとても良かった。
    話も面白かったし、あとたまに出てくる英語のセンスも良かった。
    何で英語をカタカナで書くと面白く感じるんだろう。

    「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」は苦手な話だった。
    小さい宇宙の中の大きい宇宙、内側と外側、自分の中の他人。テーマはとても面白いし、僕と俺とを使い分けて書いているのも面白いとは思うのだけれど、脳みその描写とかがとにかく苦手だった。生理的に気持ち悪いと思ってしまった。


    この本の装丁は可愛くて好き。ギラギラしてる。
    絵は微妙かな…。こういう絵のタッチは好きじゃない。

  • なんだこれ、というのが正直な感想。
    いままで何度も芥川賞の候補になっては取れない…という不遇の作家、というイメージだったから、ちょっと好意的に読みはじめた。
    しかしさっぱり意味がわからない、いや、意味がわからないどころか気持ち悪い。
    初っ端の虫でもう嫌になったし、読み終わったあとも不快感しか残らなかった。
    それでも表題の好き好き大好き超愛してる。はまだ良かった。

    それよりもさらに気持ち悪いのがドリルホール・イン・マイ・ブレイン。
    ほんとにただのオナニー小説であって、それ以上の意義を見つけることができなかった。

    私にはまだ芥川賞を理解出来るだけの読解力がないんだろう。

  • ぐちゃぐちゃなだけで全然面白くなかった。汚い
    肋骨の話だけは良かった

  • ドリルホール・インマイブレインまでちゃんと読まなくちゃダメだよ。

  • 題名に騙されるなグロいぞこれ。

  • なんだこれは

全260件中 1 - 30件を表示

著者プロフィール

1973年、福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』で第19回メフィスト賞を受賞しデビュー。03年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』『深夜百太郎』『私はあなたの瞳の林檎』など著書多数。12年には『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、『バイオーグ・トリニティ』(漫画・大暮維人)の原作、『月夜のグルメ』(漫画・奥西チエ)の原案、トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』の翻訳ほか、短編映画『BREAK』や長編アニメ『龍の歯医者』の脚本、短編アニメ『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督などをつとめている。

「2018年 『されど私の可愛い檸檬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

好き好き大好き超愛してる。のその他の作品

舞城王太郎の作品

好き好き大好き超愛してる。を本棚に登録しているひと

ツイートする