No.6〔ナンバーシックス〕 #3 (YA!ENTERTAINMENT)

制作 : 影山 徹 
  • 講談社
3.81
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本棚登録 : 1947
レビュー : 147
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062125857

作品紹介・あらすじ

「西ブロック」でイヌカシに仕事を紹介された紫苑。「NO.6」の研究員に連れ去られた沙布。紫苑の母・火藍からの緊急メッセージを受け取ったネズミはその真実を紫苑に隠す。ネズミの心の葛藤…。彼らは成功率がほとんどない仲間の救出に向かうのか?それとも…。疾走する近未来サバイバル小説待望の第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • 純粋すぎてあぶなっかしい紫苑。甘っちょろい考えではここでは生きていけないと言いつつも、ネズミもイヌカシも、打算のない優しさと素直さを持った彼を放っておけない。紫苑がかわいがる動物たちが彼を慕う姿がかわいい。

    徹底的に管理され、苦痛も悩みも排除された理想の都市、No.6。住民たちは、誕生から死まで、ここで幸せに安全に過ごしていけると思い込んでいる。いや、そう思わされている…それに、火藍は気がついてしまった。気がついて疑いを持ち、批判しようとする人間を、市当局は危険視する。うすら寒くなるような光景だ。
    火藍と同じように、現代を生きる我々も、いろいろと考えさせられる。

    次巻はいよいよ…ますます目が離せない。

  • 紫苑が悲しまないように矯正施設に行って沙布を助けようとするネズミが優しすぎて萌え死にそうなわけですが。ネズミにもno6を壊すという理由があるにしろ、寄生蜂で勝手に瓦解するかもしれないのを待ってもいい状態だったのに。

    ネズミとイヌカシの掛け合いも楽しい。紫苑って本当愛されすぎだなぁv

    そして、おやすみのちゅぅもといさよならのキスキターーーーー!児童書すごいな!紫苑は天然すぎだけどネズミはこんなキスされて嫌悪を全く感じないとこが最早愛だよなぁ。男同士でもニコニコ動画的な冗談ではやるみたいだけど、マジは友情じゃないからぁあああああ。きゅんきゅんっすよvv

    あさのあつこ万歳。

  • きみに出逢えてよかった。







    揺らぐネズミが可愛すぎる。
    まっすぐで正直で素直で、理解できない紫苑も可愛すぎる。
    主人公2人組もともかく、なんだかだんだん他の人物までそこにいて当たり前のような気がしてくる。読んでるこっちも西ブロックに同化してきてる気がして、読むのを止められない。
    面白い、というより楽しい。

    怖ろしい方向へ向かってるのはわかるんだけど、西ブロックで彼らの中に加わりたいとか思ってしまう自分てどうなんだろうw
    西ブロックて聖都市なんかよりずっとずっと汚くて、人間らしいなぁ(褒めてます)。

  • 「NO.6」の治安局員に連れ去られた
    沙布。ネズミはその事実を紫苑に隠し、悩む。
    果たして、彼らは成功率がほとんどない仲間の救出に向かうのか……?

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    おおう…おやすみのキスしはりましたよ…びっくらこいたわ
    あんまり話進まなかったね
    続き続き!

  • 紫苑。ネズミ。イヌカシ。力河。
    紫苑の為沙布を矯正施設から助け出す相談を始める。
    みんな紫苑の温もりに触れて力になりたいと思ってくれるようになる。
    母親の火藍にも仲間が出来そう。
    いつか母親にも再会して欲しい。

  • 話の流れは読みやすいのですが、ネズミや紫苑の行動や言動に違和感を覚えます。
    言ってる事ややってる事が違いすぎてるような感じがするし、西ブロックの生活感が伝わってこないです。
    他の人が出てこないからでしょうか。

  • 【あらすじ】シリーズ3巻目。「NO.6」の研究員に連れ去られた沙布。ネズミはその事実を紫苑に隠す。彼らは成功率がほとんどない仲間の救出に向かうのか、それとも…?


    【雑感】紫苑、ネズミ、イヌカシ。それぞれの理性・感情・葛藤が描かれる巻だったように感じる。アクションシーンはまだないけれど、大事な巻だと思う。沙布はどうなるのか、紫苑たちはどう動くのか、次巻以降が気になる結び。

  • 沙布(さふ)が矯正施設にいるらしいことを知る紫苑
    ネズミ、イヌカシ、火河が紫苑をめぐって、同じような思いを抱き、紫苑に力を貸すことにするまで。

    1美しものたちは・・・マクベス 第一幕第七場
    2穏やかな風景~世界名詩集大成14「二十の愛の詩と一つの絶望の歌」ネルーダ 平凡社
    3果てなる地~少年少女世界文学全集(1)エジプト神話 天地のはじめ 講談社
    4真実の嘘、虚構の真実~少年少女世界文学全集(1)ギリシア神話 王さまの耳はろばの耳 講談社
    5偽りの傍らで~平家物語 第一巻 祇王 岩波書店

  • え、キスしちゃったんですけど。
    なんだか違う意味で目が離せなくなりそうだなぁ。

    沙布を救うため、矯正施設侵入を目指すまでで終わっているので、ストーリーとしてはほとんど進展はありません。

  • 「どんな重大な事件でも、すぐに忘れてしまう。まして、その事件の裏に何があるかなんて考えようともしない」
    「記憶すること、疑うこと、考えること。どれも苦手だ。苦手なことをしなくても、日々は平穏に過ぎていく…… 恐ろしいところだよ、ここは」

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著者プロフィール

あさの あつこ
1954年生まれの小説家、児童文学作家。岡山県英田郡美作町(現:美作市)湯郷出身。幼少の頃から本に親しみ、中学の頃から創作日記をつけはじめ、中学2、3年生の頃から作家を志す。青山学院大学文学部入学後、児童文学サークルに入り活動。卒業後小学校の臨時教諭を2年間務め、結婚。日本同人協会「季節風」同人となり、そこに連載した『ほたる館物語』で作家デビュー。
代表作に、1996年から執筆を続ける『バッテリー』。97年野間児童文芸賞受賞、99年『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリー』全6巻で小学館児童出版文化賞をそれぞれ受賞。シリーズ1000万部超の大ベストセラーとなり、映画化・アニメ化された。

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