日暮らし 上

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062127363

感想・レビュー・書評

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  • ぼんくらシリーズ、第二段!
    平四郎、弓之助、おでこによるタッグがますます充実。
    前出の、渋い政五郎親分、頼れるお徳おばさん、うへぇの小平次にプラスして、佐伯同心、お六など、魅力的な新たな登場人物も。
    シリーズ第一作ではぼんやりとしか登場しなかった葵さんの人物像がここで明らかに。
    佐吉と葵さんのすれ違いがなんとも可哀想…。
    それにしても楽しい一冊!

  • L ぼんくらシリーズ2

    ぼんくらの続編なので登場人物に注視しないで読み進めらて楽。最初の事件はおでこの憂いをとっぱらうだけの造作もない話。後半この事件にヒントを得た推理が展開されるもちと強引か。
    葵と佐助話もまだ引っ張るか…葵の人となりを語りたかったのか??で、ぼんくらにも最後の最後で姿を現した葵があっけない終焉をむかえ佐助に災難が。まぁ上巻だし布石バラマキでこんなもんか。

  • 最初は『ぼんくら』の登場人物達の後日談、
    ほのぼの短編集なのかなと思いきや!
    後半でドーンっと事件が発生。

    その盛り上げ方はやはり『ぼんくら』シリーズですね。

    私の愛するおでこちゃん、最初の方は心配しましたが
    後半元気になって良かったです。

  • オムニバスかと読み始めたら、大作でした。
    先が楽しみで止まりません。

  • さくさく読めるの〜♪

  • 表紙がかわいすぎる

  • 文庫版。上中下巻、読了。

  • 「ぼんくら」の続編ということで、間を開けず読みたくて、やっと手にして夢中で読みました。
    「ぼんくら」のあの人々がまた生き生きと日々を暮らしてます^^

    そして、ここそこに、布石が・・・
    ひとつひとつ忘れないように確認しながら、はやる気持ちをどうにか押さえながらも下巻へ続く。

  • ぼんくらシリーズ第2段。上下一気に読了。

    キャラクターたちのその後が描かれている。
    前回はあまり描かれなかった葵の人柄やおでこの悩みなども新鮮だった。
    どうして佐吉は苦労ばかりさせられるのか…

    これからの展開が気になる。

  • 続きものなのに続きから読んじまうというのは最早あたしの病気だ。
    ちらちら匂わされる先の事件というのが気にかかって仕方ない。
    弓之介みたいな子供が居たら生意気でしょうがないだろうな。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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