グランド・フィナーレ

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062127936

感想・レビュー・書評

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  • ただのリバイバル。

  • あまり文書がからだにはいってこなかった
    とどまらなかった

  • 私には理解不能

  • 賞が“文学”だとでも言うのか?

    文春掲載版をサクっと読んでみた。
    小気味よい知的な文章により読みやすい。
    読みやすいからあっという間に読み終えて、
    果たして一体中身がどこにあったのか分からないくらいだった。
    どうも切迫感というかリアリティに欠ける。
    誰も何も解決していないというか、言いっぱなしに近く
    で?あれ??っという読後感である。

    次に新潮連載の村上春樹を読んだ。
    よっぽど面白くて巧みだった。
    ロリコンに対してゲイである。(比べてもしょうがない)
    世の偶然の必然性を、神的な事実として見つめている。
    誰かが求めれば誰かが呼応するように、
    息吹はその時意味を持つかのように動いているのだ。
    登場人物にバッググランドが見える。
    当たり前なんだけど、それがリアリティなんだろう。

    彼は賞をとっていないし偉そうなコメントもしない。
    どう考えても圧倒的に好きだと思った。

    あれ?話が変わってしまったね。

  • 図書館。途中で閉じました。何でだろう、昔あんなに好きだったのに。

  • ずーっとタイトルに惹かれ続けていた本。
    離婚した妻に引き取られた娘と会うために奔走する、ぬいぐるみに話しかける情けないロリコン男の話。

    タイトルと表紙が印象的で、ずーっと気になっていた本。
    なんか読むのもったいないなぁと思っていました。
    しかし、全然面白くない。内容、表現が薄っぺらいし、終わり方も変。
    習ったばかりの難しい言葉を、頑張って使おうとしているような文。
    短編集だけど、テーマに関連も何も無い。これで芥川賞だそうです。
    う〜ん、選考委員の人とは違う世界に生きているようです。

  • 買って、読んでから後悔した唯一の本。
    一度よんでから二度と読まなかった代物でもある。
    芥川賞に選ばれたからにはやっぱり好きな人もいるんだろうけど、好きじゃなかったな。

著者プロフィール

1968年生まれ。1994年「アメリカの夜」で群像新人賞を受賞しデビュー。1997年の『インディビジュアル・プロジェクション』で注目を集める。2004年、大作『シンセミア』で第15回伊藤整文学賞、第58回毎日出版文化賞、2005年『グランド・フィナーレ』で第132回芥川賞受賞。『シンセミア』を始めとした「神町」を舞台とする諸作品には設定上の繋がりや仕掛けがあり、「神町サーガ」を形成する構想となっている。その他の著書に『ニッポニアニッポン』『プラスティック・ソウル』『ミステリアスセッティング』『ABC 阿部和重初期作品集』など。

「2011年 『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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