- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062128285
感想・レビュー・書評
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まあまあかな!
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180
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2年生用となっているが、星新一や、村上春樹など大人でも興味がわき読んでみたくなる内容になっている。
落語の『まんじゅうこわい』は、どんな話か知りたかったので、わくわくしながら読み進めた。お得な一冊だと思う。 -
この本の中の「あくま」を紹介します。つりをしているとつぼがつれて、その中からあくまが出てきてこわいかと思っていると、やさしいあくまで、金貨を何枚もくれました。でもよくばりすぎて、金貨がおもくなって、氷がわれて、わらっているあくまも、つぼも、金貨もぜんぶおちてしまいました。よくばらなければ何枚か金貨がもらえたのにね。ぜひよんでみてください。
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日本のショートショートの名人に始まり、アメリカのショートショートの達人で締め括ります。
小2版は、可愛らしいお話、アイデアの利いた面白いお話、それから切なくて優しいお話が揃いました。
「新発明のマクラ」「悪魔」 星 新一
睡眠式学習法の盲点を突いた「新発明のマクラ」、人間の欲深さと愚かさを笑う「悪魔」
人名を記号化したり、人間をシニカルに捉える作品に、星 新一さんの人生経験が伺えます。
「どんぐりと山猫」 宮沢 賢治
立派に見られたい山猫、大人ぶる一郎。
ちょっと意地を張ったあとに相手を気遣い、ちょっぴり後悔する二人?が可愛らしい。
アンデルセン童話「お父ちゃんのすることはまちがいない」 木村 由利子
いつも「お父ちゃんのすることは間違いない」と口に出していた夫婦が報われるお話。
「鉛筆削り」「タイムマシーン」 村上 春樹
何の変哲も無い鉛筆削りやこたつを骨董品だタイムマシーンだと言って新品と交換する渡辺 昇。
「ほととぎす笛」 与謝野 晶子
当時の美しい言葉使いが伺える文体です。
敏子さんの吹くほととぎす笛の音色に慌てて放っておいた用事を片付ける大人達が可笑しい。
「さばのみそ煮」 北村 薫
「さきが大きくなって、台所で、さばのみそ煮を作るとき、今日のことを思い出すかな?」
親から子へ受け継がれる“でたらめな歌・おかしな歌”ってウチにもあります。可笑しなものですね。
落語「まんじゅうこわい」 興津 要
「このへんで、濃いお茶が一杯、こわい」。落語家気分で声に出して読むと、とても楽しいですよ。
「うた時計」 新美 南吉
死んだ妹のためにオルゴールを鳴らす れん君の優しさが、周作青年を改心させます。
「最期の一葉」 作/オー=ヘンリー、訳/飯島 淳秀
O・ヘンリーはオチが泣かせます。少女のために老画家が命懸けで描いた生涯最初で最後の傑作。 -
寄贈本
状態:貸出可
※利用対象者:本学の教職員と学生に限ります。