2050年のわたしから

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 39
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062129169

作品紹介・あらすじ

2050年の日本-農家はゼロ、商店街もゼロ、多くの地方で子どももゼロ、町を歩くのは食べ物を探す熊ばかり…。いったいなんでそんな日本になってしまうのか、慶応義塾大学経済学部・金子勝教授がわかりやすく分析!そして、そんな未来にならないための方法も、徹底解説しています。

感想・レビュー・書評

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  • けっこう的を得ている未来予想図。自立していて、しつかりとした自分の芯があるヤマザキマリさん好き。2020.01.12

  • 2010/10/6 図書館の新刊棚で見つけて 一気に読み終える。

    今から、40年後の未来の普通の人の暮らしが、描かれているのだけれど、かなり極端な未来像です。
    このままではいけないという警告ですね。
    一方、バラ色の未来も描かれていますが、これまた極端。
    シュミレーションは、データの扱い方によって提示されるイメージは、どうにでもなるので、
    政治家やマスコミの予測には 常に批判の目を持てということです。

    内容 :
    2050年には、国民年金納付率0%、投票率0%、大卒就職率0%…!? 
    テレビや雑誌で活躍中の金子教授が描くリアルな日本の未来予測図。

    著者 :
    東京大学大学院経済学研究科応用経済学専攻博士課程単位取得修了。
    現在、慶應義塾大学経済学部教授。著書に「粉飾国家」など。

  • 日本経済の悲観的な行く末を、マンガとかイラストで分かりやすく説明してあるんだけど、ゾッとするような内容であると同時に、たしかに「あり得る」未来像なので、読んでてクラくなった。

  • あまりに切ない未来だけどこれが現実なのか、途中でこの国を変えるくらいの逸材が生まれるなどの予想外のことがおきれば未来はかわるのだろうか。私にもできることはあるのか。この国の未来を思うとき、とてもむずむずした気持ちになります。

  • 金子氏のスタンスには基本的に同意しているのだけど、これはちょっと大味な気がします。 わかりやすく書くとどうしてもこのジレンマに悩まされるのですが……。

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著者プロフィール

金子 勝(かねこ・まさる):1952年、東京都生まれ。経済学者。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。東京大学社会科学研究所助手、法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現在、立教大学経済学研究科特任教授、慶應義塾大学名誉教授。財政学、地方財政論、制度経済学を専攻。著書に『市場と制度の政治経済学』(東京大学出版会)、『新・反グローバリズム』(岩波現代文庫)、『「脱原発」成長論: 新しい産業革命へ』(筑摩書房)、『平成経済 衰退の本質』(岩波新書)、『資本主義の克服』(集英社新書)ほか多数。

「2023年 『イギリス近代と自由主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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