信仰の共和国・金沢 生と死の結界・大和 (五木寛之 こころの新書)

  • 講談社 (2006年3月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (284ページ) / ISBN・EAN: 9784062129367

みんなの感想まとめ

信仰と歴史が交錯する物語が展開され、金沢と大和の特別な魅力が描かれています。第1部では、信仰を絆にした民衆の力が強調され、一向一揆の真実や革命都市としての金沢の姿が浮かび上がります。特に「百姓ノ持タル...

感想・レビュー・書評

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  • 金沢は居住した土地、そして大和も作品のイメージを喚起された土地。五木氏にとって特別の思い出多い地域である。豪奢な加賀百万石の金沢のイメージの前には一向一揆の「百姓ノ持タル国」があり、蓮如の活躍した宗教都市・吉崎を忘れてはならないと。そして大和の二上山の葛城一族をテーマにした小説「風の王国」は歴史の影の部分に注目した伝奇小説として私は心躍るものを感じたっけ。両方の地域に共通する親鸞のイメージが膨らむ。奈良の水平社運動(部落開放運動)と親鸞の関係にも迫って興味深い。

  • 金沢の成り立ちは分断された歴史を抜きには語れない。。。ってことなんですね。
     何となくの重苦しさは、ここらへんに理由があるのかもしれない。
     自主独立100年の歴史は確かに、もう少し光が当てられてもいいとおもうな。
     鳥越村の意欲には興味を持ちます。

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著者プロフィール

1932年、福岡県生まれ。作家。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引き揚げる。52年に上京し、早稲田大学文学部ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞。ほかの代表作に『風の王国』『大河の一滴』『蓮如』『百寺巡礼』『生きるヒント』『折れない言葉』などがある。2022年より日本藝術院会員。

「2023年 『新・地図のない旅 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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