おもしろい話が読みたい!(白虎編) (講談社青い鳥文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062130233

感想・レビュー・書評

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  • 西日本在中の作家5人による、物語だった。
    「若おかみは小学生!」シリーズ、「テレパシー少女 蘭」シリーズ、阿部夏丸さんの「ゆるやかな川の上より」(シリーズではない)、「こちら栗原探偵事務所」シリーズ、はやみね先生の「怪盗クイーン」シリーズの書き下ろしされた物語だった。
    「怪盗クイーン」では、怪盗クイーンとジョーカーが出会う前の生活や、出会った瞬間、その後について書かれており、いつか知りたいと思っていたものが知れて良かった。

  • 娘の一押しの「怪盗クイーン」のシリーズに出てくる男の子、ジョーカーの小さい時の話が読みたいと言ったら、図書館から借りてきてくれた。 ジョーカーはともかく、娘がこれまた大好きな「ズッコケ三人組」の作者の那須正幹さんの短編なども載っていて、読み応えがあるとは言わないまでも、アンソロジーって美味しいね、というくらいには面白かった。

  • 蘭シリーズとはやみね作品ふたつだけ読みました。振りまわされるクイーンが見られるのでお師匠様は偉大。

  • シノワズリなヤングクイーン、かわいいな。
    そしてまさかの白メーテル!
    ところで、T-25の一番古い記憶の謎は、何なのでしょうか。うーん、前世とか・・・?

  • 再読。
    のつもりだったけれど、読んだことあるのははやみねの短編だけだったようだ。
    色々なシリーズの短編が読めて、知らないシリーズも気になってくるような1冊。


    「若女将」
    みんなを幸せにするといいつつ、みんなを自堕落にしてしまう鈴鬼くんのいとこの魔幸さん、恐ろしい…。
    幸せもほどほどに。

    「テレパシー少女蘭」
    感動的な悲恋ものかと思いきや、最後には恋人に平手打ちを食らう昔々の男の人。
    最初はちょっとホラーっぽかったけれど、短編らしく、きれいにまとまっていた。
    (本編の方のシリーズはどうなったのだろう…。)

    「ゆるやかな川の上より」
    この作者の話だけ読んだことない(多分)。
    ゴムボートで海まで川下りをする3人の男子中学生。
    今どき昔みたいに河原にエロ本なんて落ちているのか…?と思いつつも、中学生のリアルな日常という感じで面白かった。
    本当に川を下っていけば海に出られるのかなあ…途中に柵とかありそう…。

    「栗原探偵事務所」
    先に最後の方のイラストが目に入っていたので怖さはなかった。
    幽霊=ムササビは、クレヨン王国の八雲峠の桜の話を思い出した。
    最後の方で千波パパが「おとといの昼間、みんなで天井裏をのぞいただろう。」と言っているけれど、どう考えても「昨日の昼」のような気がするのだけれど…。
    読み方がおかしいのかなあ…とちょっと疑問。

    「クイーン+夢水」
    クイーンに出会ったころのジョーカーって本当にまだ子供だったんだなあ…。
    いってても12、3才…??

    ジョーカーがクイーンのことを頑なに友人だと認めないのは、こういう過去があったからだったのか…。
    ピアスのことと一緒に完全に忘れていた。
    トルバドゥールはお師匠様が設計図を作っていて、各国の最新技術をお師匠様が盗んできたこととかもさっぱり…。

    クイーンがアンプルールの元での5年の修行を終えて出てきた数年後に脱走してきたジョーカーと会う…。
    初楼が壊滅したのが現在よりも10年前で、それよりも前にクイーンは後に初楼となるメンバーたちとすれ違っている(ジョーカーもRDもいない)
    初楼が壊滅したのはクイーンが一人立ちしてジョーカーに出会うまでの数年の間。
    初楼前史の段階でトルバドゥールもかなり完成していたみたいなので、初楼前史と、壊滅と、ジョーカーとの出会いは結構近いのか。
    時系列が気になる。
    修行を終えたころのクイーンは18才くらいだろうか…。
    それから2、3年で、初楼前史=壊滅=ジョーカーとの出会い、と全部同じ年にあった出来事として、それから10年。
    ジョーカーは22、3才?
    まあまあ妥当なような。
    クイーンはさんじゅ……。
    赤い夢の住人、怪盗の年齢は考えてはいけない。
    …同じように教授(夢水)の年齢も考えていけない…。

    それにしても、全長1キロの飛行船トルバドゥール…。
    1キロってどれくらい??
    燃料ってどれくらい??

    悪魔の同義語ってなんだろう…。
    そういえば、ジョーカーの意味は【しゃれや冗談をいつも言う人。道化者。】
    ジョーカーくんとは真逆の存在だ。

    夢水短編の方はストーリーはだいたい覚えていた。
    推定38103冊の本、羨ましい…。
    1年生の勇嶺美奈湖…未成年じゃないですか…??

  • とっても、ぶあついけど、面白い話が、いっぱいあったので、すぐに、読めました。

  • 青龍編は未読。 夏丸さんの作品がおもしろかった記憶があります。 令丈さんやあさのさん、那須さんやはやみねさんと豪華な執筆陣ですね。

  • 5作品ともすべて何回でも読み続けれるような話です。
    それぞれ予想以上の展開が繰り広がれ、楽しい。
    特に、はやみねかおるさんの作品、出逢い+1(プラスワン)が
    ちょっと笑っちゃうような文があったりと、読んでて面白いですね。
    1冊で5作品のお話を読めるのがとても良いですね。

  • はやみねさん目当てで買った本。でも他の作品も面白くて、テレ蘭なんかはこれで興味もって好きになりました。素敵な1冊です♪

  • リトルジョーカー///もう、好きっ

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著者プロフィール

大阪府生まれ。嵯峨美術短期大学卒業。講談社児童文学新人賞に応募した作品で注目され、作家デビュー。おもな作品に「若おかみは小学生!」シリーズ、『パンプキン! 模擬原爆の夏』『長浜高校水族館部!』『よみがえれ、マンモス! 近畿大学マンモス復活プロジェクト』(以上、講談社)、『妖怪コンビニで、バイトはじめました。』(あすなろ書房)、『クルミ先生とまちがえたくないわたし』(ポプラ社)などがある。「若おかみは小学生!」は2018年にテレビアニメ化、劇場版アニメ化され、大きな話題となる。

「2022年 『病院図書館の青と空』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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