ムーミンのたからもの (講談社の創作絵本)

  • 講談社
4.09
  • (43)
  • (32)
  • (31)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 451
感想 : 39
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (34ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062130615

作品紹介・あらすじ

ムーミンのやさしさにつつまれた、新作絵本。みんな、もってる。じぶんだけのたからものを。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 心があたたまる素敵なお話でした。3歳には難しいかな?と思いましたが、楽しかったと言っていました。自分だけの宝物を見つけてほしいです。

  • ムーミンの周りに気を配ることのできる優しい心。その素晴らしさを感じることのできる絵本です。ゆったりとした雰囲気の中にあたたかさがあります。

  • 宝物ってなんだろう?
    可愛いムーミンに癒される1冊でした。

  • ムーミンパパにもママにも、谷のみんなにもそれぞれ大切に持っている宝があるのに自分は何も持っていないと思ったムーミンが自分の宝物を探しに出るが、なかなか見つからない‥。見つかるのは谷のみんなに合うと思えるものばかり。

    ムーミンは本当に谷の一人ひとりを普段から大切にし、想っているんだなぁと感じた。ムーミン自身にも目に見えずとも素敵な宝を持ち合わせていると思うのだがそれに自身が気づいていないようだ。
    それは私たちの周りでも良く目にする事だが、みんなのことを思い浮かべて、見つけた一つ一つを持ち帰ろうと集め出すムーミンのようにはなかなか出来ないだろうと思う。その後、大変な事が起こるのだが‥。

    谷のみんなに集めたものを差し出しながら、宝物を見つけることができなかったムーミンに言ったママの一言にグッとくる。
    誰よりもしっかりと一人ひとりを見つめているムーミンママはやはり最強です。

  • ムーミンだけの宝物を探す話。

    確かにみんないつもの持ち物を持っていて、その人らしさが現れてるけど、なかなかそういう物って実際にはないですね。

    オリジナルの絵やお話ではなかったけど、かわいらしかったです。

  • ムーミンママのハンドバッグ、ムーミンパパの帽子のように、自分だけの「たからもの」がほしくて探しに出るも、見つけたすてきなものを拾い上げては誰かのことを思い浮かべるムーミントロール。
    気持ちがじんわりと温かくなり、読後感がとてもいい。
    30年ぐらい前にアニメを見た記憶はあるけど、Eテレの『ムーミン谷のなかまたち』やこの絵本で改めてムーミンに触れて、優しい気持ちだけでなく切ない余韻を残すお話もあることがわかり、ムーミン谷にぐっと引き込まれている。
    原作はもちろんトーベ・ヤンソンだけど、文:松田素子、絵:スタジオ・メルファンとなっていて、この絵本は日本で編集・出版されたものとのこと。

  • 心温まる。

  • とってもいいお話ではあるけど
    本編とは違うキャラクター絵本の位置になるのでしょうか?
    不思議な世界の本編に入っていく
    きっかけにはいいかもしれないですね

  • 三年生二学期。図書ボランティア
    「ムーミンだ!」
    って、喜んでくれました。
    お話は、本当ステキです!
    絵も眺めてしまうくらい魅力的。
    だれかを思うこころ。大切な事を感じられました。

  • みんなそれぞれ自分だけのお気に入りのものを持っているのに、ムーミンだけ持っていない
    宝物を探しに行くけど、みんなが好みそうなものばかり見つかる
    ムーミンの宝物はみんなのことを考えらる、思いやりの心を持っている

全39件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1914年、ヘルシンキ生まれ。画家・作家。父が彫刻家、母が画家という芸術家一家に育つ。1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。66年、国際アンデルセン賞作家賞、84年にフィンランド国民文学賞を受賞。主な作品に、「ムーミン童話」シリーズ(全9巻)、『彫刻家の娘』『少女ソフィアの夏』(以上講談社)など。

「2023年 『MOOMIN ポストカードブック 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

トーベ・ヤンソンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×