魔王

著者 :
  • 講談社
3.41
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本棚登録 : 5261
レビュー : 871
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062131469

作品紹介・あらすじ

政治家の映るテレビ画面の前で目を充血させ、必死に念を送る兄。山の中で一日中、呼吸だけを感じながら鳥の出現を待つ弟。人々の心をわし掴みにする若き政治家が、日本に選択を迫る時、長い考察の果てに、兄は答えを導き出し、弟の直観と呼応する。ひたひたと忍び寄る不穏と、青空を見上げる清々しさが共存する、圧倒的エンターテインメント。

感想・レビュー・書評

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  • モダンタイムスをよみたいばっかりに。

    • strnさん
      私も恩田陸の「楽園」を読みたいばっかりに
      「模倣犯」読んだ経験があります
      突然すみません
      私も恩田陸の「楽園」を読みたいばっかりに
      「模倣犯」読んだ経験があります
      突然すみません
      2010/02/25
  • 試験前ということで、放課後も図書室で勉強する生徒がいますが、困るのは図書室のおばちゃんである私に
    「これわかる?」と聞いてくること。
    「高校数学なんてわかりません・・・。先生に聞いといで」と言うのですが「見るだけでも見て~」と食いついてきます。
    例えわかったとしても、もし間違って教えたら大変なことになりますし、それになんといっても私は司書資格は持っていますが、教員免許は持っていません。教えられません・・。
    ごめんね。すみませんが、担当の先生に教えてもらってください。
    私にできることは、図書室を提供することだけです・・・。

    では、伊坂幸太郎さんの「魔王」です。

    帯から。
    『政治家の映るテレビ画面の前で目を充血させ、必死に念を送る兄。山の中で一日中、呼吸だけを感じながら鳥の出現を待つ弟。
    人々の心をわし掴みにする若き政治家が、日本に選択を迫る時、長い考察の果てに、兄は答えを導き出し、弟の直観と呼応する』

    『ひたひたと忍び寄る不穏と、青空を見上げる清々しさが共存する、圧倒的エンターテインメント!』

    『未来にあるのは、青空なのか、荒野なのか』

    『世の中の流れに立ち向かおうとした、兄弟の物語』

    これは、というのか、これも、というのか・・・。
    伊坂幸太郎さんの作品の中でも群を抜く面白さ。
    前半「魔王」は兄目線で描かれていて
    後半「呼吸」は面白いことに弟でなく弟の嫁目線で描かれています。

    兄は人間相手に腹話術ができる能力があり
    弟は10以下だと何が出るかわかる能力を待っている。
    そして若き政治家には恐ろしいほどのカリスマ性。
    そして、兄が通う喫茶店のマスター・・・最初は味方かと思っていたらとんでもない。この兄を殺害したのはこのマスターの持っている超能力。
    このマスターは睨んだ相手を脳溢血で死なせる能力を持っている。

    そんなこんなで、この小説
    前半はとても面白く
    後半は鳥肌が立つほど面白い。
    そう、一言で書けないほど面白い小説です。
    両親亡き後、兄と弟の二人で助け合って生きてきたという、兄弟愛、絆もこの小説の読ませどころです。

    超能力、そして政治、そして兄弟愛・・・・。
    お薦め。高校生にお薦め。ぜひぜひ読んでください。

    分類 913/イ

  • はっきり言ってつまらなかったです。
    伏線はたくさんあるのに、何一つ回収されないまま突然物語が終わります。
    呆気にとられた後、「で、何がいいたいわけ?」って若干腹が立ちました。

    • マサトさん
      まったく同感です。
      読後、不快感さえ感じてしまいました。
      まったく同感です。
      読後、不快感さえ感じてしまいました。
      2011/10/19
  • わからん。
    なぜ最後が詩織ちゃん目線で語られるのか、潤也くんは何をするつもりなのか。

  • 本当に個人的な意見なんですけど。こういう物語は嫌いです。この人が、こういう物語を書くというのはきっと半ば必然のことで、それ自体は別にいいんです。でも私はもう楽しめないし面白いと思えないと思う。

  • 表現が直接的すぎる

  • 考えろ

  • んっ。。。と。。なんかはじめてハズレ感。うーん。ビミョー。なんか「こーゆうチャレンジもしてみたい俺」っていう試みが、私の伊坂好みな部分を削っちゃってるっていうか。好きな人は好きだとおもいますよ。漫画の原作になってるて聞いてたけど、この原作で、少年漫画になるかぁ???と思って、漫画のほうも改めて調べてみたら、どーやら、登場人物を「魔王」と「グラスホッパー」と混ぜて、ストーリーもかなりアレンジしてあるぽいですね。突飛な設定の登場人物のアイデアだけいただきました漫画みたいだなぁ。なあんだ(´・ω・`)。死神の千葉が出てきたからどちらかというと「死神の精度」とリンクしてる気もするけど。相手に自分が思ったことを言わせる能力って面白いけど、その設定なら、なんかもっとおもしろくって楽しい展開にもできたような。重くて暗いんだよね。ドゥーチェのマスターメインの外伝とか出たらまた興味深いけどなぁ。詩織と潤也はなんか今後ほかの作品で出てきそうだな。うーん。伊坂作品でどれがオススメ?と聞かれたらとりあえず真っ先に外す一冊となってしまったかな。。こんどネカヘで漫画のほう、覗いてみよ。。。。 |д゚) 

  • ちょっとした能力を身につけた兄弟と、新世代政治家 犬養 の話し。
    世の中を煽動して憲法改正の動きを起こすのが、2005年に描かれていたとは。
    明確な結末ではないのが好みでは無かった。

  • ★2008年12月10日 97冊目読了 『魔王』伊坂幸太郎 評価B
    久しぶりの伊坂作品である。独特の雰囲気を持った作品を発表している彼の著作全てを読んでいるわけではないが、かなり分りやすい部類に属し、彼らしい雰囲気は感じられない。後書きにもあるとおり、その後の作品モダンダイムスも発表されているようなので、帰国した際には入手して続きは読みたいと思った。確かに時代に棹さして生きることはなかなか難しいことで、非常に考えさせられた。私も著者の非難する流される一小市民であることを否定できない。小泉元首相はまさにその小市民の群集心理を使って、国を変えようとした事も事実。今やその流れも結局灰燼に帰して、日本が変われるチャンスを逸した訳ですが、これから日本はどうなるのか。。。。。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業後、SEとして働くきながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。
2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。
上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されてきている。

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