プラネタリウムのあとで

  • 講談社 (2005年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062131759

みんなの感想まとめ

心の中に抱える小さなしこりが、様々な形で表現される物語が描かれています。少女の恋や友情、そしてそれに伴う悲しみや葛藤が、独特のファンタジーとリアルな感情の交錯によって表現されています。登場人物たちは、...

感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】
    闇夜にきらめく美しくて、切ない四つの恋物語。さらなる高みへとつき進む梨屋アリエ、最新短編集!心の中に小石を作ってしまう少女、体が膨張する少年、吸脂鬼に脂肪を吸われる乙女、自分の抜け殻を咀嚼する異母姉…。別世界へ誘う珠玉の4編。

    【感想】

  • 心の中の小さなしこり。どんどん硬くなり、抱え込んだそれの重みに耐えられなくなると、石となって破れて落ちる……心の中で石を作る少女の恋は意地悪なクラスメイトに粉々に砕かれて。
    地球と交信する地球少女は身体が膨張する少年に「地球を救って」と頼み、乙女の血…ならぬ脂肪を吸う吸脂鬼の来訪を夜毎待ちわびる、BL小説家を目指す少女の周りを原稿用紙に書かれた文字が黒い霧となって漂い、最近彼女ができたクラシックマニアの少年は悲しみの鎧から脱皮する異母姉の抜け殻の破片を食べて、はじめて彼女の全身を貫く悲しみの味を知った。

    ──そう、みんな同じように見えても、世の中には変わった人間がうじゃうじゃいるものなのだ。


    『プラネタリウム』に続く世界谷に住む子供たちの、変にリアルな生態と不思議なファンタジー。前作と微妙にキャラクターがリンクしてます。

  • 中学生の揺れる気持ち、短編

    淡い恋心に嫉妬と有り余るエネルギーと、孤独と悲しみ

    心に石を作ってしまったり
    身体が勝手に膨張したり
    余分な脂肪を吸脂鬼にあげたり
    自分の抜け殻を食べたり

    現実にはありえないことが
    身体に起ってしまうけど
    きっと心の中はいつだってそういう状態なのかもしれないよね。

    心のなかのことが外に出てきたら
    こういう感じになるんだと思う!って謎…

    でも終わりがどれも中途半端
    児童文学だなーって感じ)^o^(

  • 内容は前作と同じ。
    ただ『笑う石姫』の主人公美香萌が『水に棲む』の主人公晴香の親友だったり、他の話も前作とリンクしてる。

    一番好きなのは『笑う石姫』。この後どうなるんだろう。

  • ☆☆

  • ちょうど中学生の頃に読みました。一気に引き込まれ一気に読みました。

  • 「好き。とは違う、好き」は少しわかる。

  • プラネタリウムが必ず出てくる短編集。
    どの話も中学生が主役の、どこか不思議な話です。
    オチが結局わからない話もあったりしてとにかく不思議だった…。
    「プラネタリウム」っていう題材は、素敵だなと思いました。

  • 笑う石姫 地球少女 痩せても美しくなるとは限らない 好き。とは違う、好き

  •  中学生の恋愛って感じ。他の年代から見たら不思議なことでも、このころの子たちはこういうことに一生懸命になるんだろうなぁ、って思った。
     なので、中学生におすすめ。

  • 石が落ちる話が好きかな♪

  • プラネタリウムの続編。
    私はどちらも大好きです。が、こちらのほうが最近読んだので記憶が濃いです。
    梨屋さんの描く男の子が好きです。

  • <内容>闇夜にきらめく美しくて、切ない四つの恋物語。さらなる高みへとつき進む梨屋アリエ、最新短編集!心の中に小石を作ってしまう少女、体が膨張する少年、吸脂鬼に脂肪を吸われる乙女、自分の抜け殻を咀嚼する異母姉…。別世界へ誘う珠玉の4編。

  • 「ぽろぽろと、わたしの心から石が落ちていく。窓に張り付いた雨粒のように、自分の重みでつるつると、透明な結晶は落ちていく。」(「笑う石姫」)

    前作『プラネタリウム』を読んだからか違和感なくすんなりと入っていけるのは、この世界との距離感がわかってきたからだろうか。
    ただ、どの話も好きではない。
    なんだか、変な嫌悪感がそこにはあったりして、その気持ちをどうしていいかわからない。

    もしかすると、どこかで記憶にあるような、「自意識」の話だからかもしれないし、経験したことないからこそ、そういう思いが残ってしまうのかもしれない。
    不思議な経験をする子どもたちと共に、不思議な感情を抱かせてくれる。

    【12/30読了・初読・市立図書館】

  • からだから変なものが出る少年少女のはなし
    覚えてないからamazonみながら↓

    ◇体から小石が出る女の子
     これはけっこう面白かったし、鉱石とかすきなので単純にうらやましーと思いました
     すきな男の子が石好きだったらいいよね!
    ◇からだが膨張する男の子
     うーんこれは思春期の行き場のない怒りだかなんだかわかんない感情のあらわれでしょうか。何にせよ暴力はよくないとおもいます
    ◇脂肪を吸われる女の子
     これはなんだろう・・「きみが見つける物語」かなんかで読んだのとおんなじ女の子かな?作家の変わった女の子。昔クラスメイトにいたな〜こんなこ
    ◇抜け殻食べる女の子
     あんまり覚えてないけど、脱皮です

  • 読後。ふわっとした
    不思議な気持ちになりました。

  • みんな不思議な力を持っている、という設定だけど
    実は誰もができるんじゃないかと思ってしまう話だった。
    ドキドキしても踏み切りの音は鳴らないけど、
    なんかそういう気持ちって少しわかるな。

  • 不思議な話がたくさん。

  • 06.03/13 06.03/14

  • プラネタリウムが必ず物語のどこかに登場する、思春期の男の子と女の子の物語。
    想いが石になってからだから転がり出てしまう女の子、からだが膨張してしまう感覚に苦しむ男の子・・・各編とも、ちょっと不思議な特徴をもつ子が登場する。
    その不思議は、わざと深読みすれば、難しい年頃の自我や自意識の象徴なのかもしれない。
    短編のせいかものたりなさを少し感じた。個人的には一番最初の編をもっと長くじっくり読みたかったかな。想いが石にならずに昇華したらどうなるのか、知りたいと思った。

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著者プロフィール

栃木県小山市生まれ。児童文学作家、YA作家。
法政大学兼任講師。
1998年、『でりばりぃAge』で第39回講談社児童文学新人賞受賞し、翌年、単行本デビュー。
2004年、『ピアニッシシモ』で第33回児童文芸新人賞受賞。『ココロ屋』が2012年全国読書感想文コンクール課題図書に選ばれる。その他、『プラネタリウム』『わらうきいろオニ』(講談社)『スノウ・ティアーズ』、『きみの存在を意識する』(ポプラ社)など著書多数。

「2020年 『エリーゼさんをさがして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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