ポテト・スープが大好きな猫

制作 : B. ルーツ  村上 春樹 
  • 講談社
3.80
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本棚登録 : 253
レビュー : 58
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062131957

感想・レビュー・書評

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  • ●年老いた雌猫と独居オールドマンの交遊について。

    ・雌猫の行動様式にもぐっとくるものがあるが、何といってもおじいさんの人物造形がいい。
    ・絶対自由主義&絶対個人主義を貫くリバタリアンとして畏敬の念を抱かせてくれる。キャラクターとして想起すべきはクリント・イーストウッド。
    ・しかし乾いた風ではなく、湖畔の穏やかな雰囲気が伝わってくる。
    ・凛とした空気が流れている一冊。

  • 付かず離れず。
    でも、大切に思い合う関係。
    不器用だけれど、確かな愛情。

    村上春樹氏の翻訳、と
    ただそれだけで手に取った一冊が
    こんなに素敵なものだとは思わなかった。

    オレンジ色の年老いた雌猫と
    のんびり魚釣りをするおじいさん。
    口に出さなくとも
    「両思い」な気持ちが
    そこには、きっとある。

    全てが優しくて
    ぽかぽかと、あたたかくて
    読了後は
    ポテトスープをたっぷりいただいたみたいに
    ほっこりと、息をつく。
    綺麗な絵と、優しい言葉たち。
    たくさんの「素敵」を
    ぎゅーっと凝縮されたみたいな
    最高級の絵本。


    2009年3月3日  読了

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「オレンジ色の年老いた雌猫」
      猫好きの村上春樹だからこそ見つけられた一冊ですね。。。
      「オレンジ色の年老いた雌猫」
      猫好きの村上春樹だからこそ見つけられた一冊ですね。。。
      2013/02/21
  • 猫にとって人との距離感みたいなものはベタベタしないこのくらいがいいのかもしれませんが自分には無理。
    可愛くて可愛くて放って置けなくて、話しかけたり撫でたりチュッってしてイヤな顔をされたりで。(笑)
    おじいさんは決してそんな事はしないけど猫の事が大好き。

    猫が魚を捕まえるのがどれだけ大変だったかを長々と説明するところがとても可愛かった。
    猫は何もつかまえないと言われていた事を結構怒っていたのですね。(笑)それをいつまでもずっと聞いてあげるおじいさんも優しくて。

    二人はお互いにお互いでなくてはならない二人なのですね。いつまでもなかよく。

    翻訳された村上春樹さんも猫が大好きだという事。
    あとがきの村上さんの言葉に滲み出ていて勝手に同じ匂いを感じました。

    おじいさんや猫の表情や景色など絵も素敵でした。

    猫は一途なまでにいつまでも一緒にいようとしてくれます。どうか人間の皆さんも最期まで責任を持って一緒にいてください。決して投げ出したりしないで。その覚悟が出来ない人は猫と一緒に暮らす事は諦めてください。

  • 猫好きに読んでほしいですね。読み終わって温かくなれる絵本です。ぶっきらぼうなおじいさんと、そっけない猫が魅力的。やはり猫はこうでなければ。
    「訳者あとがき」にて村上春樹氏が作品の解説をしてくれていて、作品をより深く楽しませてくれます。

    ちなみに同作品が文庫版でも出ているようです。

    • なっちゃんさん
      村上春樹訳の本は解説が丁寧で嬉しいですよね。

      ホントこの作品は猫好きにはたまらないです!!
      村上春樹訳の本は解説が丁寧で嬉しいですよね。

      ホントこの作品は猫好きにはたまらないです!!
      2010/03/28
  • “あくまで猫は、自由でクールな存在なのだ”という村上春樹氏が、アメリカの街を散歩していて見つけた絵本がこちら。表紙絵も題名も気に入り、買って帰りそのまま訳してしまった、そうです。テキサスっ子のおじいさんと、年取った雌猫の暮らし…決してべたつかないけれど、結局は心が通いあっている、しみじみとした感じが伝わる心あたたまる絵本です。

  • 村上春樹が翻訳。老いた雌猫の性格を「ああわかるわかる」っていう描き方しているところが好き。すねるし、気に入らないことがあったらコンコンと文句を言い続ける(ような感じがする)もんね、猫って。イラストもいい雰囲気。

  • 飼い主のおじいさんが作る、ポテトスープが大好きな猫。その猫がかわいいのに、素直にかわいがれないおじいさん。1人と1匹の生活は、ある日お互いを見失ってしまう。お互いの存在の大きさを知った後、生活は変わるだろうか。

  • 村上春樹さんが翻訳している絵本。
    子供向けというよりは大人向けかも。
    何気ない毎日と相棒の大切さを思い出させてくれる本です。

  • お互い干渉し過ぎない、長年の友達みたいな関係だね。
    猫を飼っていると、こういう距離感あるある。
    程よくてそれが心地よい感じ。

  • おじいさんは猫と一緒に暮らしています。お互いのことを大好きなのに素直になれないふたりは気持ちがなんとなくすれ違っていきます。魚釣りに行くときはいつも一緒に行っていたおじいさんと猫ですが、ある日猫は寝床から起きて来ず、おじいさんは一人で行くことに…。

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