さざなみ

著者 :
  • 講談社
3.31
  • (3)
  • (9)
  • (17)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 53
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062132367

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 2015 2/27

  • 時系列の違う3つのストーリーが最後に重なって、あぁそうだったのか、と。
    伊坂幸太郎のラッシュライフを思い出した。

    「親切ってのは、してくれた人に返すものじゃないんだってさ」
    「じゃあ、誰に?」
    「必要としてる人に」

  • 再読

  • 一度は再読、というか確認したくなる。
    絹子さんは素敵だ。
    読後感は良い。

    長い長い、イソップ寓話のようなお話でもあると思う。

    善意のネズミ講。
    途中で語られた悲劇の結末は読者の想像にゆだねられたということなのだろう。
    善行は義務感でやるものではない。
    できる時にできる範囲でやればいい。
    そして、他人を安易に信用してはならない。
    悪人であった場合のリスクも考慮に入れつつ、ムリせず自然にできることをやればいい。
    そんな風に感じた。

  • ラストにむけて突っ走ってよんでた。結構こういう話すきです!

  • こんな展開の話が好きです。色んな話がどんどんと繋がっていくって気持ちがいいですよね。

  • 借金返済のために就いた仕事は・・・執事?!

  • 独白のようなそれぞれの登場人物の話が面白い。

  • <font color="#666666"><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:0;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062132362/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4062132362.01._SCMZZZZZZZ_.jpg" border="0" alt="さざなみ"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/item/4062132362/yorimichikan-22" target="_blank"> さざなみ</a><br>沢村 凛 (2006/01)<br>講談社<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062132362/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"> この商品の詳細を見る</a></td></tr></table>
    <blockquote><p><strong>世界は波でできている
    次々に難題を出す謎の女主人。執事となった借金男が思いついた、波紋とシマウマと世界征服が一度に見える奇案が生む不測の結末。

    -----

    「百歩譲って<幸福の手紙>が善と悪を両立させた存在でないとしても、これをヒントに、これから私たちがやろうとしているネズミ講をそのようなものにすることは可能だと思います。つまり、善そのものを、悪であるネズミ講のしくみのなかで広げていくようにするのです」絹子さんの顔がぱーっと輝いた。俺は勝利を確信した。「それって、とってもおもしろそう。で、具体的には、どうやるの」??<本文より></strong></p></blockquote>
     |銀杏屋敷
     |奥山史嗣
     |ケース
    が1セットになり、それが 7セット+α 連なっている、不思議な形態の連作である。
    「銀杏屋敷」では、この章の語り手で、借金地獄にはまり込んでもがいているところを 執事として雇い入れられた秋庭が、女主人の絹子さんに言いつけられた仕事をこなす様子が語られる。
    「奥山史嗣」は、そのまま奥山史嗣の陥った苦悩が描かれる。
    「ケース」は、毎回主人公を替え、タイトルどおり様々なケースが語られる。

    まったくちぐはぐに見える 1セットになる三つの章が、どう繋がるのかさっぱり見当もつかずにしばらく読み進んだのだが、こんな風に繋がっていたなんて!まさに《さざなみ》である。
    そして、読者もろとも秋庭の思い込みに見事にやられるのだった。 あぁ、絹子さん...。
    いちばんはじめの《ぽちゃん》の及ぼす影響――良くも悪くも――を思い知らされる一冊だった。</font>

全9件中 1 - 9件を表示

沢村凜の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ツイートする