盗作 (下)

  • 講談社 (2006年1月1日発売)
3.44
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784062132930

みんなの感想まとめ

創作の深淵に迫るこの作品は、絵の盗作という一つの事件を通じて、創作の本質や作者の感情に光を当てています。主人公が得た創作の種やそのアウトプットを巡る物語は、時に難解でありながらも、創作に対する新たな視...

感想・レビュー・書評

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  • 盗作 という題名で手に取るのをしばらく ためらったが 、少し 読み始めたらのめり込んだ、久しぶりに一気飲みするぐらいの勢いで呼んでしまった 、途中も面白かったが最後で一番になれたのが良かった、
    途中経過がとてもワクワクさせられて 楽しかったが最後の展開が少々 物足りなかったかな 、この作者の違う作品も読んでみたいと思います。

  • この本はある一つの事件=絵の盗作について掘り下げていくものだとばかり思っていたからthe doorのくだりでなんとなく残念な思いに。結局のところ主人公は3つの創作の種を得、2つがすでにこの世で花を咲かせており、3つめをやっと自分のものにできたっていう話でしたが…うーん。
    わたしが考えるに創作の醍醐味は自分が苦しい思いをして生み出すこと。それに賛同が得られること。
    この本の捉えた創作は種が神から与えられ、人間はその単なるアウトプットに成り下がっている気がしてそこが引っかかった。だったら下手な話主人公は3歳児でもいいわけだ。むしろそのほうがこの話はわかりやすくなるだろう。
    わたしはこの創作の概念には賛同しませんが、もしそれが与えられた種でなく、自分が生み出した種で、表現方法もまるで同じ、トレースしたような作品がそれぞれ違うところで互いを知らずに生まれていたとしたらそれこそ本当に興味深いと思う。そしたら本当に、自分は盗作でないと、誰がどう判断できるだろう。それを考えていくと人っていういきものの奥深さにも触れられる気がして、この本によってそれを考えられる機会を与えられたことに感謝すべきだと感じました。うーん。たまには難しいことをいってみるものだね!

  • いろんな作品に触れてきたけど作成者の気持ちを考えたことは一度もなかった。

    多分大多数の人がそうなんだと思う。
    そのことを解りやすく伝えた物語だった。

    でも、タイトルの盗作はかなり印象が悪くて手にとるのに悪影響だと思うのだけど、でもこれ以上のタイトルはないんだろうな。

  • ふむ

  • 読了

  • 図書館に予約して数ヶ月してやっと回ってきた。
    創作ってのは何か考えさせられる作品。
    ラスト付近を電車の中で読んでいて
    やっぱり泣きそうになった。

  • 何かに憑かれたように創作をして

    生み出した作品が盗作だった・・



    同じようなことを何度も繰り返して

    波乱万丈な人生を繰り返す主人公。

    ちょっと飽きてきた感じがあったのですが

    最後はあっけなく収まったというか。



    ちょっと物足りなかったです。

  • 彩子の作った歌は、またもや紫苑が調べた余波で、海外で流されオーストラリアでほぼ同じものが見つかった。二度の盗作の汚名をかぶった彩子は、一旦は死のうとするも、結婚してアメリカに渡る。主婦として3人の子供を育て、平凡だが穏やかな年月が流れた。そしてまた、あの創作の嵐が彩子を襲う。壮大な命の物語は大ベストセラーとなり、ノーベル文学賞を受賞する。授賞式の会場で、彩子を待っていたのは紫苑だった。


    命の波動が光となり素晴らしい芸術が生まれる。それを受け取れる人が芸術家なのだとしたら・・ううむ、創造とはなんなんだろう?しかも、同じものを受け取る人が他にもいるなんて。それも自ら生み出したものといえるのだろうか??なんだか分らなくなってしまいます。

    最後は一番に受け取れたということで。もう一回来るのかな?と思っていた私はちょっと肩すかしをくらった感じ。綺麗にまとまり過ぎかな、なんてね。

  • 「上」を読んだから、途中でやめるわけにもいかず「下」も読んだ。
    ストーリーがアニメチックな感じがして、
    私の好みじゃなかったかも。

  • 神に翻弄された女性の半生を描いた壮大な物語。面白かった。主人公とは対照的な存在としておかれた紫苑の効果が良かった。

  • なんかテーマが難しいね。ちょっと描写が細かすぎてしんどかった・・・;

  • なにかを作り出すことをは神の啓示だけではないはず。いくら素晴らしいものを作り出しても、単なる受信者なのでは満足もできないだろう。盗んで作ったわけではないが、オリジナルとも云えない。ストーリーで読ませるが、登場人物は薄っぺらで魅力がなく、無駄に長い。

  • 2006年に読んだ中でベスト!!
    芸術とは?
    一気読み間違いなし!!

  • <font size=1>壮大壮大!</font>

  • 小説ではなくてアニメや漫画だったらこれでも良いのかもしれないけれど、
    スト−リーが単純だし描写も稚拙なので小説としては説得力に欠ける。
    学生時代の仲間が毎回しつこくかかわってくるっていうのもちょっと無理があるし、
    主人公を始めとした登場人物の性格設定があまりにも単純。
    彩子と紫苑の関係、「ガラスの仮面」の北島マヤと姫川亜弓みたい。
    全体が漫画の世界なんですよね・・・。
    天啓受けて作品を作って、その作品を見た人・聴いた人・読んだ人が皆感動して絶賛する・・・っていうのが
    あまりにも単純で白けてしまいました。
    「本物の芸術作品だったら誰が見ても感動する」って・・・
    実際、巨匠と言われる天才の作品であっても、見る側にもそれなりの感性を要求されるものですから
    「すべての人が絶賛」なんてことは有り得ませんし・・・。

    ・・・でも、この主人公、最後まで「作業」だけで「創作」はしてないですよね?

  • 「創作・創造力」を新しい概念で捉えた、いい作品。物語自体は面白いけど多少先が見える展開だったので星4つです。何かしらの創作に携わっている人は読んでみてもいいかもしれません。ただ文体や物語の調子はすごく読みやすくて上・下巻ともに分厚い長編ですがスンナリ読めてしまいました。

  • うーん。期待しすぎたのかも。内容もだけど、本の体裁というか全体的に読み辛かった。
    2006.10.10 読了

  • (上)に同じ

  • うっかり上巻だけ持って帰ってとてもうろたえました。下巻は本当に涙で前が見えなかった……<br>おもしろいよ!!

  • 人の持つ力、創造の力って割と一貫したテーマだよね。

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著者プロフィール

飯田 譲治(いいだ じょうじ)
1959年長野県生まれ。1986年、16ミリ作品「キクロプス」で監督デビュー。1992~1993年、フジテレビ深夜連続ドラマ「NIGHT HEAD」で原作、脚本、監督を担当。このドラマの大ヒットによって制作された劇場版の原作、脚本、監督を務めた。
脚本作品には、1995年「沙粧妙子 最後の事件」(CX)、1997年「ギフト」(CX)、飯田譲治映画作品には、1998年「らせん」、2000年「アナザヘヴン」、2003年「ドラゴンヘッド」、テレビ作品には、「幻想ミッドナイト」(テレビ朝日)、「アナザヘヴンエクリプス」(テレビ朝日)など。
著作(梓河人との共著)に、「アナザヘヴン」「アナザヘヴン2」「アナン、」「盗作」他。

「2021年 『NIGHT HEAD 2041(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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