刑事の墓場

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 86
感想 : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062133371

作品紹介・あらすじ

署長の右腕として活躍したエリート刑事・雨森の転任先は、開署以来、一度も捜査本部が置かれたことのない小さな動坂署。そこは不祥事を起こした者や無能な警官を飼い殺すための"刑事の墓場"と恐れられていた。不貞腐れて過ごす雨森の、動坂署での初仕事は、痴話喧嘩が原因の些細な傷害事件。だが、やがて県警全体を巻き込む大事件へと発展し、いよいよ拗ね者たちが立ち上がる。江戸川乱歩賞受賞の異能が描く、待望の書下ろし長編小説。

感想・レビュー・書評

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  • 2013.1.10
    警察のお荷物、落伍者がいくとされている動坂署に転勤になった主人公。
    なぜ俺が...。
    たまたま聴取した傷害事件の被害者の女性宅に行くと死体を発見する。

    落伍者と言われていた刑事たちが独自で動き出す。

    オチは警察署の地下に温泉の源泉があってそれを近くの風呂屋に引いていて
    その風呂屋から金をもらっているという。
    だから署員たちは動坂署を潰したくない。
    結局落伍者と言われる刑事の集まりだったってこと。

    落ちぶれ刑事たちがやる気を出した時はもっとおもしろい展開になるのかと期待したから、ちょっと物足りなかった。

  • 「脳男」「脳男Ⅱ」を読了した後に手にした。
    それだけに、自分の中の期待値と作品(著者)の目的とのギャップが大きく、何とも云えないような拍子の抜け方をしてしまった。

    それでもこの作品が面白い事に変わりはない。
    ただ「コメディ」の一言も添えておかずにはいられない!

  • とある署に飛ばされた刑事とそこでクスブる面々が、ある事件を契機に立ち上がっていく……という復活ものの話かといえば、そうでもなく。
    それでも、割と楽しく読める話でした。

  • この作家さんにしては軽いノリの作品かと。そのせいか、時間がたったら内容ほとんど覚えてません。程よく楽しめた気がします。

  • ■あの、『脳男』の作者の作品なのでめちゃめちゃ大きな期待を持って読んだ(←帯にも『脳男発表後の沈黙から○年ぶりに再始動』みたいなことも書かれていたし)んだけどちょっとハズレたかも。

    ■なんかあれもこれも(舞台も背景も事件の設定も...そしてラストのオチも。笑)とっちらかっていて「うぉー、やられた!!」っていう読後の充実感が薄かった。それだけ『脳男』が強烈だったのかも知れないけれども。(笑

  • 面白かったような、面白くなかったような、よく分からない感じ。キャラの設定とか期待出来そうな印象を受けながら読んでいただけに、全てが中途半端で終わってしまっているのが残念。この設定ならもっと面白いものが出来るんじゃないかしら。最後の最後まで引っ張っていた秘密も期待していたものよりちっぽけなサイズで、拍子抜けしてしまった。まぁ、後味は悪くないので、軽く読むには良いと思う。

  • 面白い!
    まさかの温泉!
    大人も悪くない

  • しまった…。一度読んでた本でした…。
    発売当時に読んでたから…3年くらい前。
    うっすら内容覚えてた…けど、
    今読むとかなりふざけた内容スねー(笑)。面白いけど。

    警察小説の表ヅラですが実際はコメディタッチと
    いうアクロバットを決めてくれます。
    しっかり犯人探しの読みごたえもあり、
    その犯人の意外性も合格!
    何より、ラストは超意表を突いてフィニッシュ!

  • 不祥事を起こした刑事を飼い殺しにするための、仕事を与えられない「動坂署」に何故か異動させられた雨森。 些細な痴話喧嘩に見えた一件が、動坂署の存亡をかけた大仕掛けに発展する。 最後の最後に明かされる、署員を動かしていたモチベーションの源が案外小さくて、ちょっと肩透かし。 2007/4/4 読了。

  • 軽い感じで面白かったな

    リアルさを期待してしまうと拍子抜けしますけど

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著者プロフィール

1956年栃木県生まれ、上智大学法学部卒。会社勤務等を経て、2000年に『脳男』で第46回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。他著に『事故係 生稲昇太の多感』『刑事の墓場』『指し手の顔 脳男2』『刑事のはらわた』『大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄』がある。


「2021年 『ブックキーパー 脳男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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