半次捕物控 泣く子と小三郎

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 28
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062133395

感想・レビュー・書評

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  •  岡っ引きの半次さんが主人公の捕物帳。
     これがシリーズ5作目というのもあるかもだけど、何ていうか……登場人物の詳しい設定がよく分からなくて。
     ネットで調べても、第1作目なら半次さんがどんな人で、どういった感じの話なのかが載ってるかなぁ、て思ったのに、その本の収録されているお話のあらすじは載っていても、根本的な設定がなくて、よく分かんない…。

     とりあえず、主人公が岡っ引きで、定廻りとか御奉行とかがたくさん出て来るので、そういう階級とか制度とかをある程度知らないと、読むのが難しいかも。
     説明も入るけど、知識ゼロだと読んでも分かんない。
     私は読みながらいちいち調べてたので、結構大変だった…。

     あと、会話のシーンで、そのセリフを誰が喋ってるのか分かりづらい。
     地の文を挟まず会話が続くというのもあるし、地の文でも

    『「*******」
     ××がいう。
    「+++++++」』

     みたいな感じだから、その人がどっちのセリフを言ったのか分かんない、みたいなことが殆どだった。


     あと、半次さんは主人公の割にキャラが薄いなぁ…と。
     半次さんに限らず、このお話、登場人物がやたら多いんだけれど、殆どの人がキャラに特徴がなさすぎて、全然区別つかない。
     だから余計に、どのセリフを誰が言っているのか分からないかも。

     小三郎さんは憎めないキャラ的存在なのかな、結構イラつくけど。
     この人が出て来るから、読むのを途中でやめたというのもある。

     謎解きはおもしろかったです。

  • 小三郎ってあんな人なのに、泣き虫なの?

  • 読みやすい。

  • 楽しかった。

  • 半次捕物控5作目。国元に帰ったはずの蟋蟀小三郎は戻ってくるし,新たなキャラ恒次郎(沈念)が登場して,半次のまわりはますますにぎやかに。
    養女のお美代が恒次郎にくっついて,カルガモの親子よろしく,手習い塾に通う様子がほほえましい。
    第2作の「揚羽の蝶」くらいまで,半次の人となりがよくつかめなかったけど,小三郎が登場してから,親しめるようになった。

  • 今回の蟋蟀小三郎はとにかく泣く
    うんざりした半次がつい言うことを
    聞いてしまうくらい
    相変わらず、妙に波長が合わない
    (合う)おかしな二人
    腕っこきの岡っ引らしく、仕事は
    バッチリなんですけどね~

  • 2008.10.24

  • 泣く子がこの小僧かと思ったら,蟋蟀小三郎が年甲斐もなく泣いていたのだ〜国許へ帰ったはずの蟋蟀小三郎がいつの間にか江戸に戻り,半次の下に小僧を置いていった。奉行が偽の屏風絵を掴まされたと走ったり,若侍を助けたら小三郎が出家させて片づけたり,サクラを遣った福袋売りを捕らえたら盗賊団だったり,城から消えた松茸を追って御台所役人の不正を突き止めたり,木刀で面を打たれた小三郎が町方の喧嘩に乗って仇を討とうとして無念の臍を噛んだり,手順を踏んだ大仕掛けの盗賊団を突き止めたり,城の畳替えに割り込んだ畳職人が諸役人に送った温泉が腐った酒の臭いを発する事件を突き止めたり,小三郎が世話をしている女の仇を捜し出したり〜 沈念は,対馬家来の倅だったが,朝鮮通信使の扱いを巡って騒動を起こしており,幕閣や将軍までも暗闘を繰り広げている。松茸の話や,御家人の苦労話は他の作品で同時期に使ったのだろうか

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著者プロフィール

佐藤 雅美(さとう・まさよし)
1941年兵庫県生まれ。早稲田大学法学部卒。デビュー作『大君の通貨』で第四回新田次郎文学賞を受賞。1994年『恵比寿屋喜兵衛手控え』で第110回直木賞を受賞する。著作に『御奉行の頭の火照り 物書同心居眠り紋蔵』『頼みある仲の酒宴かな 縮尻鏡三郎』『関所破り定次郎目籠のお練り 八州廻り桑山十兵衛』『知の巨人 荻生徂徠伝』などがある。2019年7月逝去。

「2021年 『恵比寿屋喜兵衛手控え 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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