東大式 絶対情報学

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062133715

作品紹介・あらすじ

競争社会を勝ち取るための「IT知」の技法。絶対情報感を身につけろ!東京大学全学必修・文理共通科目「情報」の最先端カリキュラムを初公開!情報の達人になる秘訣を完全伝授。

感想・レビュー・書評

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    サイエンス

  • 中途半端。社会人向けではない。

  • 声に出して読むと、言葉との関わりが深くなり、また音としても記憶に残りやすい。
    初めての文章やわからないものは声に出して読んでみるとよい。
    まずは褒めること。

  • 基礎としてこれだけのことが身に付いていれば、どの分野に進んでもやっていけそう。大学生用に書かれたものだけれど、職場での新人教育についてもヒントがたくさんある。リタイアした私にとっても公共メディアやネットでの情報を批判的に読むためには「絶対的情報感」が必要と思った。

  • 本の題名から、筆者が体得した情報処理の分野に関する何か極意(あるいはその習得方法)のようなことを書いているのかと思ったが、そうではないかんじ。
    タッチタイプ初歩と加速学習の本質、WEB速読初歩、といった表題に興味を引かれたが、自分はここから「加速学習の本質」を読み取ることができなかったぞ(笑)。自分の頭が悪いだけだと思っているから別にいいけど。
    秀才はスタートラインにたてるだけ。秀才を演じるとは、ある意味税金の書類を書くのと同じくらい反射的機械的な作業である。それは難しいピアノの作品を「譜読み」するのに似ている。つまり単に全部の音が出せるという98点にしかすぎず、表現としてはゼロ段階。このようなことが書かれてあれば、何か秀才のその先にずっと高いレベルがあって、著者がそこに至る方法論の提示をしてくれるのではないかといったことを期待してしまうではないか。東大式とうたっていればなおさら。自分はそのような過剰な期待をもってこの本を読んでしまった。

  • 図書館で借りた。

    情報を収集し、加工して、発信する際の習慣というか気を付ける点を身に付ける方法を解説している。

    東大の一年次に必修の講義内容を粗く説明しているようだった。これを講義で受けられたら面白いだろうなと思える内容だった。実践しないと全く身につかないことばかりなので、日常から気をつけていないと身にならない。

    速読はやはり必要なのだと改めて思った。
    トレンドマップの方法、3つの根、は覚えておきたいと思った。
    根は根拠、根底、根本的。根拠は明確に、自分の述べたい立脚点をしっかりと認識し、その上に組み上げる論理を破綻させない。

    10年かけてシステムインテグレートする、という著者の恩師の言葉は忘れられないものになりそう。

  • スポーツのみならず仕事でもウォーミングアップが重要。考えるスキームとして2x2の4マスを作りA, Aじゃないすべて、B、Bじゃないすべてに分けた考え方が斬新だった。 そんな大きなくくりAまたは、Bじゃない全てって、すごい広いと考えたが、そこからひねり出すやり方が面白いと感じた。またA,Bに接頭辞(反対語やその他)をつけた考え方もあり、すごく思考の広がりを感じた。

    速読、メールの書き方、プレゼン資料の書き方、マインドコントロールの対応の仕方等多岐に渡る教えが記載されている。本当に大学でこのような授業があったなら、絶対に社会人になったときに役立つと思われる。が自分が学生のときにこのような科目があったなら出席してたのか疑問だが。後から振り返って重要だということしか気づかないかも?

  • ブックオフにて在庫セールを見ていて、衝動買いしました。情報学というフレーズには大変興味があるため、どこかで一気読みしようと思ってます。

  • 2008/8/14
    東京大学の1年生の必修科目である「情報」の授業での筆者の講義におけるカリキュラムが紹介されている。正直なところ,筆者の言う絶対情報感という概念が明確にとらえられていない(キーワードっぽく出てくるくせに明確に定義されていないし,第○人称とかそれっぽい言葉を並べただけのような感じで理解しにくい)。この本で一番大事なのはp224,225の見開きのチェックリストだと思う。「自ら感じ,自ら調べ,自ら学ぶ」「ジャンルや内容,自他の立場などを超え」「時間と空間を超えたグローバルな観点で,自分自身を客観視できる」「表層で思考停止せず,本質を見抜く習慣」「根拠を持って正しいと確信したことを実行する習慣」。最初の3つがそれぞれ第1〜3人称の情報感として想定されている能力のようだ。残りの2つは情報に触れた後,どうすべきかという事が示されている。

  • 060702

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著者プロフィール

1965年生まれ。作曲家=指揮者。ベルリン・ラオムムジーク・コレギウム芸術監督。
東京大学大学院物理学専攻修士課程、同総合文化研究科博士課程修了。第一回出光音楽賞ほか受賞。東京大学大学院情報学環・作曲=指揮・情報詩学研究室准教授。『さよなら、サイレント・ネイビー』(集英社)で第4回開高健ノンフィクション賞受賞。

「2009年 『ルワンダ・ワンダフル!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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