- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062133906
感想・レビュー・書評
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牛丼屋のカウンター、向こう側から注がれる、以前とは違う視線。
スキャンダルが元でアイドルでなくなったカズヤは、そんなものには慣れっこになった。
マイナスからあがるため、様々なことが麻痺していく。
さあ、ボイス・スタジオへ行こう。
ここには東京の空の下に居続けたいと喘ぐ人間が集まってくる――。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
装丁の唇がインパクト大。思わず手にしました。綺麗事ばかりじゃない世界の中で、本物を探すような感じが良かった。我ながら、わかりにくい感想だなぁ。
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裏社会のドス黒い世界だけを書く人なのかと思っていたけど、全くそんな事は無く。スラスラーと読めました。東京っていう、ギラギラして尚且つしみったれた町で、様々な人が喘いでいる、そんな本。
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「東京ボイス」ってなんだ!?
それは最後の章[箱庭]で明らかに。
昔CDデビューも果たしたけど売れない歌手だった吉本と
彼がその後始めたボイスレッスンに通う訳ありな人達。
みんな悩みを抱えてて、その心理状態が巧妙に書かれてると思う。
本の印象としてはエロくて、ハードかな。
最終章が一番好きかも。 -
ボイストレーナー吉本と、彼の教え子7人の7つの物語。そして吉本自身の8つめの物語。キャラクターの魅力が素晴らしい。
……腐女子向け、かも(笑) -
連作短編集。うーん・・途中読むのが嫌になる作品も。
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【メモ】東京で欲望に喘ぐ声・流行歌・ゲイ
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今夜は、元美形ソロシンガーの吉本からボイス・トレーニングを受けた生徒たちの「発表会」…。東京で喘いでいた彼らの歌声が流れ始める。ますますヴォルテージを高める「ヒキタワールド」。最新作は―欲望に憑かれて喘ぎ、喉が掠れてしまった東京に巣食う人間たちの「歌声」を集めた連作短編集。
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今夜は、元美形ソロシンガーの吉本からボイス・トレーニングを受けた
生徒たちの「発表会」…。東京で喘いでいた彼らの歌声が流れ始める。
ますますヴォルテージを高める「ヒキタワールド」。最新作は―欲望に
憑かれて喘ぎ、喉が掠れてしまった東京に巣食う人間たちの「歌声」を
集めた連作短編集。 -
う〜ん。。。。
可もなく不可もなし。短編ですが、かなりおもしろいおもしろくないの差が大きいと思います。
もっとおもしろい本を探そうっと。
著者プロフィール
ヒキタ・クニオの作品





