- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062133999
作品紹介・あらすじ
塗師・赤木明登さんはみんなを誘う。「うちでゴハン食べましょう」そこで智子さんは、おいしいゴハンを楽しく作る。せっせと作る。食卓に並ぶのは、使い込まれたぴかぴかの漆の器。畑の野菜、手作りの干物、土鍋で炊いた白いゴハン…。能登のお山のふつうの暮らし、初めてのエッセイ。
感想・レビュー・書評
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赤木明登さんの奥様ということで図書館で見つけた本。とても素敵な方で、暮らしもステキである。あとがきの明登さんの言葉がさらに素敵。
良いご夫婦なんだな〜。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ながめているとしあわせです。
こんなふうに暮らしてみたい。 -
能登・輪島の工房で、和紙を使った気取りない大らかな
漆の器を作っている、赤木明登さんの奥様で、
エッセイストの赤木智子さんのエッセイ。
これまで読んだ(数少ない本の中で)
あとがきの中で、一番素晴らしい!
素直に、うらやましい!
誰かを文章で表す時に、すごさや素晴らしさ、優しさなど
いろんな事を、何ページも使って表現したくなると思う。
みんなにたくさん知ってもらいたいから。相手を想えばこそ。
だけど、
その人の素晴らしさや感謝を表すには、ただ1ページあれば
十分なのだろう。
智子さんの生き方が、あとがきに全部、表現されていると思います。
夏休みのお知らせも、本のとおり。
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「07月20日赤木明登うるし工房の夏休み。」のお知らせ
http://www.nurimono.net/news/index.html
18年前に独立したときから、
子どもが夏休みの間は大人もお休みと決めています。
7月22日(金)~8月21日(日)赤木工房全員夏休みです。
夜明けとともに起き、日暮れとともに眠り、
電気を使わずに過ごします。」
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やり切れる、言い切れるすごさが、このエッセイの中にあります。
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オススメのリンク
新潮社Blog連載 「能登 ごはん便り」
月2回明登さんと、智子さんのお二人で更新
http://www.nurimono.net/news/index.html
いい漆の器は高価です。
でも、柔らかな感触を手に触れ、口をつけるとき、
陶器や磁器、木工にはない、まろやかな優しさがあります。 -
雑誌編集者から脱サラして漆職人を目指す夫とともに能登に移り住んだ著者のエッセイ。日々感じたささやかなことを写真を交えて綴っている。
素敵に紹介しようとちょっと力が入っているように感じる箇所もあるけれど、さらりと読みやすい。
東京で働いていると、知らず知らず価値観が狭まってしまって窮屈になっている。
真似するしないの問題ではなく、こういう生き方もあるんだな、とふと目が開いた。 -
漆芸作家の赤木明登夫人、智子さんの能登半島での暮し日記。
その暮らしのホンのほんの一部分のキリトリだけど、
キレイゴトだけでなく進む生活の様を、憧れと興味で読んでいきました。
彼女らの家の周囲、能登半島の自然の写真がとても美しい! -
ある日ダンナが職人に?
「美しいもの」「美しいこと」の著者であり塗師の赤木明登氏の奥さんである赤木智子さんが妻の目線で書いた能登での生活模様。
編集者から「職人になるぞ~」というダンナを「憧れて当然さ」と自らもワクワクしながら能登での生活を楽しみつつ乗り越えていく様子にとても勇気づけられる内容です。 -
塗師、赤木明登さんの奥さん、智子参のエッセイ
優しく・みずみずしい言葉が心に響きます -
お友達の一押しだったので
読むのが楽しみ。 -
塗師赤木明登さんの奥さんによる能登での暮らしを綴ったエッセイ。日々の暮らしを大切にし、大変なことも楽しみに変えてしまう智子さん。気取らない文章で書かれていて、読んでいてとても楽しくなる。ご主人のあとがきも本当に素敵で、買って正解でした。
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小さいことで泣いたり喜んだり、日々の生活だってこんなに楽しく過ごせたら、もう最高だなー
著者プロフィール
赤木智子の作品





