女ともだち

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 259
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062134057

感想・レビュー・書評

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  • 途中まではどうなるのか、
    ハラハラしていたが、
    結末が微妙かな。

  • 以前に読んだときは適当に読み流していたら
    「誰が誰なの??」状態になり
    「えーいわからん!」って投げ出してしまった。ww
    今回は何とか理解。ww
    でも最期に関係者が脳内?でざわざわ話かけるシーンで
    またも「脳内? 現実? そんでなんなのさ。。」
    とは、なります。ww
    東電OL事件っぽいはなしが主かと思いきや、もう一人の被害者(と思われた)の方がドロドロしていたという・・・。

  • 仰々しくて回りくどい文章、
    イマイチわかりづらい話、
    ドライバーの妙に古臭いけど
    それなりの知的レベルがそぐわない遺書、
    他切れ切れ挿入が混乱、
    効果的とは思えない。
    主人公の意味不明さと、最後の唐突な
    安いドラマ風まとめ。

  • 出てくる人がみんな負けず嫌い。なんかもう、負けず嫌いっていうだけでホラー。色々突っ込み所満載の話でした。

  • 5,28図書館より

  • 初読。

    う~ん。桐野夏生のグロテスクによく似た…
    こちらの方がエグい描写もあるんだけど、
    どこか硬質な印象もする。

    展開は予想もつかないというか、
    多少登場人物がこんがらがったり、後で読み返すと、
    「あ、偽妊婦の佳苗って遥子が泊まってたズボラな友達か

    とか忘れてた発見がありましたw

    で、まぁちょっと強引というかうーん、こんなのありー?
    っていう置き去り感はあるんだけど、
    伏線はしっかり張ってあったので嫌にならないギリギリ。
    でも遥子の幼い時に妹が、とかエリザベートバートリーの
    猟奇的なところはなぁ…

    遥子と佳苗がそれぞれ高校生の時にはお互い事が大好きだったという描写があった切なさが好き。
    あー、私がいわゆる女のドロドロがあまり好きじゃないのは
    自分にもある暗部を暴かれたような気になるとか
    嫌なところより綺麗なところを見たい現実逃避もあるだろうけど、
    ドロドロってそんなに長く続かないんじゃないかな、
    血肉を伴ってるほど切なさや遣る瀬無さに変わるんじゃないか、
    という思いがあるのかも。

  • なかなかこわかったけど、一気に読み終えた。
    女の嫉妬、憎悪、思い違い、そこからくる執着心に恐ろしくなった。

  • もっと怖くなると思ったけど

  • 真梨作品は本当にドロドロしてるなぁ…『負けず嫌い』女性特有の嫉妬心。読んでいてわからなくもなくなんだか悲しい。変なプライドを捨てればもっと楽しくなるのに…でも性格的に難しい人もいたり、育った環境はやっぱり大きく左右するのかな?

  • とても難しい本だった。理解するのが難しい。
    タイトルの「女ともだち」。
    読んでると友達と言える間柄じゃないような。
    でも実際、友達ってそんなものなのかな、と考えてみたり。

    ある殺人事件の犯人を週刊誌のルポライターが追っていくのだが、
    最後の最後で、また頭を抱える内容になって。
    もう1回読んだらすんなり入ってくるかな。
    とにかくこの作者の本は怖いです。
    そしてなんかクセになりそうです。

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著者プロフィール

1964年宮崎県生まれ。1987年多摩芸術学園映画科卒業。2005年『孤中症』で第32回メフィスト賞を受賞し、デビュー。2011年に文庫化された『殺人鬼フジコの衝動』がベストセラーとなり、”イヤミス”の急先鋒として話題に。2015年『人生相談。』が山本周五郎賞の候補となる。そのほかの著書に、『5人のジュンコ』『私が失敗した理由は』『カウントダウン』『一九六一東京ハウス』『シェア』など多数。

「2023年 『まりも日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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