「しあわせ脳」に育てよう! 子どもを伸ばす4つのルール

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 194
感想 : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062134392

作品紹介・あらすじ

子どもを天才脳にする秘密は、早寝、早起き、朝ごはん、読書!

3歳までの脳には「何をするか」じゃなく、「何をしないか」が重要だ。英才教育はよほど気をつけないと危険だ。――<「第2章 脳の力」より>

感想・レビュー・書評

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  • 友人が持っていた本で
    同じ著者の男性脳、女性脳についての本が
    面白かった記憶から
    (内容は、あんまり覚えてないけれど)
    読みやすい印象もあり、
    借りることにした。

    実際に、読んでみると、
    とても分かりやすくて読みやすかった。

    大事なのは、早寝、早起き、朝ごはん、読書。

    娘に絵本はあんまり読んであげられてないけれど、娘の視野を広げるのに必要なツールだなぁと感じた。

    あとは、それぞれの年齢で発達する脳について書かれていたのが興味深く、
    いま、4歳の娘のことを照らし合わせて、
    娘は歌が好きなので、劇団四季のミュージカルを一緒に観に行くことに決めた(笑)

    中学に入るまでは、体験重視。
    その後は、こどもの脳から大人の脳に変わる時期ということで、論理的に考えることができるようになるらしいが、その過渡期はなかなか大変らしく温かく見守ってやりたい。

    また娘も成長して、忘れた頃に読みたいなぁ。

  • 図書館で題名を見て借りた。
    新米男の子ママとして吸収出来る内容は何でも吸収しよう!と意気込んでいたけど、核となる内容より最後の方の、息子さんの胎内記憶や育児のマニュアル神話、著者が号泣した箇所の方が印象に残った。
    ウルウル無しに読めなかった。

    読み終わった後はなんだか肩の力がすーっと抜けて、無性に眠っている息子をギューっとしたい気持ちになった。
    これからイヤイヤ期や思春期、反抗期などで悩んでイライラする時がきっと来るけど、この本を読み返してホッとしたい。
    さぁ、本屋さんに行こっと。

  • 我が子には、何が出来るかよりも、ずっと幸せな気持ちでいてもらいたいなと思って読み始めた本。
    著者の15歳の息子への愛情がしっかり感じられて、私も男の子を育てているので、へーと微笑んだり涙が溢れたりしながら読んだ。
    人間の本質を大切に育てたい、15歳までの子を育てている方におすすめです。

    【学んだことメモ】
    ・脳には4つの機能がある。感じる力、考える力、直感力、知識工場。この4つがよく働くのがいい脳であり、幸福な天才である。

    ☆金のルール☆
    (4〜12歳、特に9〜11歳)
    「早寝、早起き、朝ごはん、読書」→脳の知識工場、海馬を最も効率よく働かせる方法。0〜3歳と13〜15歳は自分のペースで寝てよい。頻繁に睡眠を必要とするとき。
    :「早寝」22〜2時の暗闇での熟睡。21時にはテレビスマホ等消す。海馬は寝ている間に経験を脳内リピート再生し知識に変える
    :「早起き」5:55でもいいから5時台に起き、顔を洗うなどルーチンを始める。セロトニン分泌で満足感や充実感を得られる。また、その幸せな気持ちと共にある経験は睡眠時に知識に変換されやすい
    :「朝ごはん」脳に糖を送るための炭水化物、身体を燃焼モードにするアミノ酸(たんぱく質)。成長期の子どもは睡眠時に使い切っているので補給しないと脳が働かない。
    :「読書」ユニークな発想力の素になる。3〜7歳は自己投影できる登場人物や題材のもので疑似体験をたくさんさせる。音読、読み聞かせ、語りも。8〜12歳はファンタジー、海外文学、科学、歴史など日常と異なるものを。10歳後半くらいからは大作、シリーズものにも挑戦。たまになら映画やゲームも、体験の補足に良い。

    ☆銀のルール☆
    1.(0〜3歳)生まれつき備わっている「感じる力」を壊さない
    子どものペースと、母親の気持ちの安定を最優先にする。あせらず、いじらず、自然体に過ごすこと。
    3歳までは生まれつき持った超高性能な「感じる力」をつぶさないことに気をつける。そのためには幼児は基本的に暇でなければならない。たくさん感じている脳は実はフル回転している。
    母語が固定される時期なので、母語の語彙を増やす。
    2〜3歳の反抗期は、実験。日常的に叱って好奇心を萎えさせるのはもったいない。おおらかに受け止めて。

    2.(4〜7歳)直感力を育てる
    美しい所作を身につけるとき。スポーツやお稽古事とのしあわせな出会いをさせたい。男の子には大人の男性から学ぶ時間がほしい。男性脳には女性脳の数倍の空間認識能力がある。
    7歳までに、空間と所作の関係性を覚える。言い換えれば「見たこともしたこともない所作」を8歳以降に獲得するのは難しい。本物のプロの所作を見せてあげたい。楽器、アート、スポーツ、ダンス。生活体験も、料理(包丁、米とぎ)、お手玉、プラモデル、なわとび、習字、お絵描き、手芸、工作、釣り、キャンプ、なんでも一緒にやる。

    3.(7〜8歳)言語脳完成期。親との対話、読書が最も必要なとき
    長い文脈を理解するようになる。沈黙の反抗期。子どもが「お腹痛い」と言うなど様子がおかしかったら、会社やきょうだいよりその子を優先する日を作って、態度で愛情を示す。この時期を乗り切ると、思春期の反抗期が楽になる。

    4.(9〜11歳)「感じる力」と直感力の連携期間。海馬頼みなのでひたすら「早寝、早起き、朝ごはん、読書」を遵守する。人生で脳が最もよくなる3年間、ゴールデンエイジ。
    中学受験は「早寝、早起き、朝ごはん」とセットで出来るならOK。あるいは一年だけと覚悟するなら。しかし発想力やのびやかさ、心の粘性、色気が少し乏しくなる傾向はある。

    5.(12〜15歳)「考える力」を育てる
    子ども脳からおとな脳に変わるとき。男性ホルモン、女性ホルモンも出てくる。男の子は逆上し、縄張り意識からプライバシーに触れられるのを極端に嫌う。そのくせ繊細な正義感で一気に悲しくナイーブになる。女の子はイライラして感情的に意地悪なこと言っちゃう。子ども自身が動揺し自己嫌悪しているので、親は動じず、タイミングを見計らって「愛してる」と言葉で伝える。「あなたに逢えて本当に良かった。あなたをどんなに愛しているかわからない」と。
    酒とタバコは脳に深刻なダメージを与えるので絶対にダメ。
    この時期は子ども脳からおとな脳への変換のため寝ても寝ても眠いので、好きなだけ寝ていい。思春期の不安にも睡眠は効く。早起きのセロトニンが幸福感をもたらす。一方で、「考える脳」の優先期間が始まり勉強がどんどん理解できるようになるので、目が冴えて勉強したいなら夜更かししてもいい。そういう意味では高校受験は、中学受験と違い、夜更かしして詰め込み勉強しても脳のリスクが全く違うのでOK。

  • 人工知能研究者という立場から、自身が試行錯誤をしながら行った育児の経験と、脳科学の知識をもとにまとめられた、子育て指南書であり、働く母親へのエールが詰まった一冊です。
    そうそう、こんな風に育てたかったの、と思った一冊でした。
    著者の子育てエピソードもふんだんに盛り込まれており、ワーママとしての葛藤や、それに対するお子さんの反応など、リアリティーがあって、面白く、とても読みやすいです。ぐっとくるエピソードも多くて、最後のエピソードは、まさかの電車の中で泣いてしまいました(笑)
    子育てにちょっと悩んだなと思ったら読んでみるといいと思います。

  • 話題の妻のトリセツの黒川さんの本です。かなり昔の本ですが、今現在に出版されるエビデンスに基づいた子育て法を教えてくれる本と内容が矛盾してないように思います。
    進学校出身者が数多くいる職場で20年働いていますが、社会にでてからの本人の満足感や、幸福感さらには、社会人としての能力は中高の偏差値だけでははかることができないなぁとつくづく思います。この本の内容を自分なりに理解してしあわせ脳に育てたい、ただ一心にそう思って10年くらいたちました。中学受験の最中も早寝のことがもちろん常に頭にありました。子育て中ダメなこともいろいろやらかしてはいますが、この本に出会えてよかったと思っています。
    子育ての結果はまだ出てませんが、ほんとにおススメです。

  • 脳科学者、黒川伊保子さんは息子の脳を「しあわせな天才脳」に育てたいと思った。
    「親は子に、幸せになってもらったら、本望だ。」
    生き抜く力。
    私も、息子がキレやすさと無縁な脳に育っていることに、感謝した。私も両親から溢れるほどもらい続けている「誰かがひたすら愛してくれた思い」を息子にあげきれるだろうか。
    以下引用。

    いい脳の持ち主は「幸福な天才」である。「頭もいいけれどそれ以上に運がいい人」と言われる人たちだ。
    具体的に言うと、いつもしみじみしあわせそうで、常に好奇心と意欲を失わず、健康で、穏やかで、あったかい。おっとりしてみえるのに決断は早い。集中力があり、短いことばに説得力がある。頼りがいがあり、飾らない人柄なのに、なめてかかれない威厳を持っている。いつも何かに感謝している。

    12歳で、ヒトの脳は子ども脳からおとな脳へ変わる。
    13歳の脳は知識の獲得期。
    落ち込んだら寝る。煮詰まったら寝る。
    15歳の誕生日が来たら、脳は一応の完成体となる。
    ここから先、親がしてあげられることは、「いい友人になる」ことだけだ。

  • ◆朝5時代の起床がしあわせ脳に。セロトニンがよく分泌されている脳は、満足感や、充実感を、感じやすい。5時55分でも良い。◆何もかもホルモンのいたずらだと思えば、深呼吸できる。 ◆タバコ、酒は前頭葉の発達を妨げ、ドラッグは溶かしてしまう。前頭葉は分別をつかさどる部分。未熟なままだと、《更年期まで思春期》みたいなカッコ悪い大人になる。→働く母の役に立ちそうな本。

  • 仕事をする母としての経験と、脳科学に携わる立場から見た子育ての理論が混ざってそれなりに説得力ある内容だと思う。もっと早くに読みたかった。
    早寝、早起き、朝ごはん、読書。
    それで少しでも良い子に育つ可能性が高いなら、頑張ってみようかな。

    あと、歳とった自分にも、この4つは必要な気がする。

  • 人口知能の研究者が説く、子どもを伸ばす4つのルール

    子育て関係のサイトで絶賛されていたので手に取ってみました。
    脳には大きく分けて3つの力、無意識のうちに作動する「感じる力」、意識的に働かせる「考える力」そして無意識と意識をつなぐ「直観力」の3つがあり、さらに眠っているときに働く知識工場がある。その3つの力と知識向上がどれもよく働いている脳がいい脳だ、とのこと。
    早寝、早起き、朝ごはん、読書の4つ、これが大事という話。

    子どもを天才に~みたいな育児本って結構あるけれど、なんというか。。ちょっと宗教入ってて怖い気がする(そういう匂いがするのはあまり手に取らないからホントのとこわかんないけど)
    あと、自分の子どもを東大に入れたなんちゃらのほにゃららの子育て法~みたいなのも、うーん、それが何か?という気分になる。

    が、この本は「しあわせ脳」っていうのがいいなーと思ったのと、科学者のお母さん(息子持ち)が書いてるからか、子育てというより脳機能!という感じで書いてるのがなんとも面白い。
    近くにこんな方いたらママ友関係築きたいわ♪
    4つのルールも割りと良くきくフレーズだけど、道徳的、もしくは情緒的に説明してる人は多いけれど、科学的?に何で必要なのかを説明してるのってあまり聞いたことが無いのでその点が良かったです。私なりに納得。
    あと、7、8歳の頃に一山くるよ~という話で、その著者のエピソードがなるほどーだったので、うちのもやってくるかどうか楽しみにしておこう。

    しかし、別に絶賛ってほどでもないよな。。。というか「脳の仕組み上」といわれたら素人には反証の仕様もないし、ずる~い(笑)なんて思って読んでたんだけど、最後の著者と息子さんのエピソードのところでぐっときました。

    今までの人生で(息子さんはその時点で14歳くらい)ママと一緒の人生で何が一番気に入ってる?とたずねたとき、絵本を読んでくれたこと、と息子さんが答えて盛り上がり、じゃあ絵本を読んでみる?と聞くと本気で断られて、ふいにうちにはもう子どもがいなくなってしまったことに気がついて泣けたという話。
    絵本を読むのをねだられて、あれもしたいのにこれもしたいのに、と片付けたい家事や仕事に気をもむお母さん、たくさんいると思うけれど、絵本を読む相手がいるあなたは「優しい夢」の真ん中にいる、どうぞ楽しんで、と。
    最近、息子がお話ごっこブームで、たわいもない話をもういっかい、もういっかいって何度もねだるんだけど、こういうのもいつか無くなってしまうんだなーと思うと、しみじみしてしまった。

    脳の仕組みの理系ちっくな話と、息子さんと著者の数々のエピソードでの子育てライブ感(?)と上手くミックスしてて読後感が爽やかな本でした。特にワーママにはオススメかも。

  • 黒川氏のお母ちゃんっぷりが素敵。子供が店でうどんを手首に巻いてたからどんな感触なんだろうって自分も一緒に巻いたら、息子がびびってやめなよって言ったとか。出張先の夜の電車で、泣きながら携帯電話で息子の音読を聞いてたとか。。一所懸命で素敵。

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著者プロフィール

黒川伊保子(くろかわ・いほこ) 1959年長野県生まれ。奈良女子大学理学部物理学科卒業。(株)富士通ソーシアルサイエンスラボラトリにて人工知能(AI)の研究開発に従事した後、コンサルタント会社、民間の研究所を経て、2003年(株)感性リサーチ設立、代表取締役に就任。脳機能論とAIの集大成による語感分析法を開発、マーケティング分野に新境地を開いた、感性分析の第一人者。また、その過程で性、年代によって異なる脳の性質を研究対象とし、日常に寄り添った男女脳論を展開している。人工知能研究を礎に、脳科学コメンテーター、感性アナリスト、随筆家としても活躍。著書に『キレる女 懲りない男』(ちくま新書)、『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』(講談社+α新書)、『女の機嫌の直し方』『ことばのトリセツ』(集英社インターナショナル新書)、『定年夫婦のトリセツ』(SB新書)など多数。

「2022年 『女女問題のトリセツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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